浪人する際の注意点!
合格のための浪人生の過ごし方!
当然ですが、浪人したからと言って全員が合格できるとは限りません。合格するための浪人生の過ごし方には、ポイントがあります。この記事では、浪人する際に気を付けてほしいことを説明します。
浪人する際の注意点とは
浪人する際の注意点は4つあります。以下に気を付けて、有意義な1年にしましょう。
・漠然と勉強を始めない
とりあえず勉強し始めるのではなく、計画性をもって勉強をするようにしましょう。
・1つの科目に偏らないようにする
全ての教科をまんべんなく勉強するようにしましょう。また、理科社会は現役生と差をつけやすい教科になります。
・生活習慣が乱れないようにする
起床時間、就寝時間は固定し、規則正しい生活習慣をつけるようにしましょう。
・不安になりすぎないようにする
自分なりの気分転換方法を見つけることが大切です。
では、1つ1つ詳しくみていきます。
注意点1:漠然と勉強を始めない
なぜ漠然と勉強を始めてはならないかというと、「とりあえず」勉強を始めても成績はのびないからです。まず必要なことは、「受験に失敗した原因分析と解決方法」を考え、今の自分の実力と目標までの差を明らかにすることです。志望校に対して大きく実力が離れている科目は存在するかどうか確かめましょう。合格のためには計画を持って勉強を進めていくことが大切になります。
では、具体的な時期についてみていきます。
3,4月には「受験に失敗した原因と解決策」を出しておき、勉強のペースを意識するようにしましょう。受験に失敗した原因が分からなければ、浪人したとしても、結局同じことの繰り返しになってしまいます。原因を把握し、その解決策まで考え、改善するようにしましょう。そして、6月までに基礎をしっかり固め直して下さい。基礎が完成しないと、合格は見込めません。基礎ができていない科目、範囲をすべて把握し、6月までには基礎を完成させるようにしてください。
注意点2:1つの科目に偏らないようにする
1つの科目に偏って勉強していると、他の科目の内容を忘れてしまうこともあります。苦手科目を重点的にしつつ、必要科目もまんべんなくするようにしましょう。
また、現役生と差をつけやすい理科社会は特に手を抜かずに伸ばしましょう。なぜ現役生と差をつけやすいのかというと、現役生は受験の直前にようやく授業が終わるため、理科社会の対策をする時間があまり取れないからです。しっかり時間が取れる分、理科社会は基礎から固め、高得点を安定的に取れるようにしましょう。
注意点3:生活習慣が乱れないようにする
浪人生は、自分で1日のスケジュールを管理しないといけないため、生活習慣が乱れがちです。朝起きる時間、寝る時間を固定し、規則正しい生活を送るようにしましょう。その際には、睡眠時間を十分に確保することも大切です。
また、ほとんどの試験は朝からあるので、夜型だと対応が難しくなってしまいます。夜型の方が勉強しやすく慣れているなら普段は夜型でもいいですが、試験直前には朝型に修正をする必要があります。
注意点4:不安になりすぎないようにする
誰しも受験に対して不安になるので、不安になること自体が悪いことではありません。しかし、精神面の不安定さのせいで、勉強ができないなどということになってしまっては、元も子もありません。そうならないためには、自分なりのリフレッシュ方法やストレス解消法を見つけることが大切です。例えば、家族や友達と話す・散歩する・音楽を聴く・少し寝るなどがあります。また、自分でルールを作って「あまり勉強しない日」を作ってもいいですね。
万全の精神状態で受験日を迎えられるようにしましょう。
まとめ
これまで、浪人生が合格のためにどのように過ごすべきかについて説明してきました。注意してほしい点は以下の4つです。
・漠然と勉強を始めない
・1つの科目に偏らないようにする
・生活習慣が乱れないようにする
・不安になりすぎないようにする
これらのことに注意して、有意義な浪人生活にしてください。