大学受験キホンのキ

年間で塾にかかる費用はいくら?
個別・集団などのタイプ別に費用を紹介!

塾にかかる費用は塾選びをする際に重視するポイントの一つでしょう。

ご家庭の予算によって塾にかける費用は様々ですが、他のご家庭がどのくらい塾代にかけているのか?塾の相場はいくらなのか?を知っておくことで塾を選びやすくなるはずです。

この記事では塾にかかる費用についてご紹介します。

塾に年間いくらかける?

大学受験の塾・予備校にかかる費用の目安は、年間40万~100万円と言われています。

(出典:平成16年度「子どもの学習費調査」 )

ここまで幅があるのは、塾の特徴によって値段が大きく変わってくるからです。

もちろん塾にかかる費用を抑えられる方が良い、というご家庭が多いと思いますが、だからといってあまりに安く抑えすぎて、お子さんにミスマッチした塾を選んでしまってはもったいありません。

ご家庭によって通塾予算は様々だとおもいますが、目安の金額内でお子さんにあった塾をご家族で話し合って決めましょう。

塾のタイプごとにどのくらいの費用がかかるのかそれぞれ詳しく解説していきます。

集団授業を提供する塾・予備校の通塾費用・相場

集団塾といえば、東進や河合塾といった塾のことです。

塾によって異なりますが、年間で50~70万ほどの金額がかかってきます。

集団授業だと生徒あたりの人件費等は少なくなるため、比較的安くなる事が多いですね。

月々の月謝は1~2万円ほどのこともありますが、これに加え入会金や年会費、志望校対策講座や長期休みの夏期講習や冬季講習、チューター利用料などを追加することで年間50万円ほどの金額になることが多いです。

授業型の集団指導塾では、講座をとればとるだけ追加で料金がかかってくるようなシステムになっています。

個別指導塾

個別指導塾は、「TOMAS」や「東京個別指導学院」などの塾のことです。

集団塾同様こちらも塾によって異なりますが、年間で70~90万ほどの金額になります。

月々の月謝約5万~7万円が相場になり、こちらも場合によっては入会金や講習講座で更に料金がかかります。

個別指導タイプの塾は、生徒1〜2人に対して講師1人がつくことがほとんどなので、細かく見てもらえる分一般的に集団指導タイプの塾よりは費用が高くなるといえるでしょう。

個別指導塾でも指導してもらう科目数が増えたり、週に指導してもらう回数が増えたりすることで追加で費用がかかる場合があるのでしっかりチェックしましょう。

また、個別指導の中にも「完全1対1」の場合と「講師1:生徒2〜3」等の場合があるので、これも気をつけておきましょう。

最重要なのは予算内で子どもに合った塾を選べるか

塾の特徴やサービスの内容によって金額は様々です。

集団塾も個別指導塾も基本的には金額が高ければ高いほど手厚いサポートを行なってくれることが多いですが、金額が高いからいい塾というわけではありませんし、逆に安いから悪い塾というわけでもありません。

重要なのは、あくまでお子さんの性格や勉強状況に合った塾を選ぶことです。

授業をどんどん受けて身につけていきたいのか、勉強のやり方・志望校に向けた勉強の仕方を教えてほしいのか、質問に答えてほしいのかなど、塾に何を求めているのか、どんな特徴がお子さんに合っているのかを事前にご家族のなかで話し合い、無料体験や体験授業を受けて合っている塾を見極めましょう。

料金面で気をつけることは「追加料金などがどれくらいかかるか」「途中でプラン変更ができるか」「まとめて支払うのか、月ごとなのか」などが挙げられます。事前に確認しておくことで、前もってまとまった費用が必要なのかなどを知ることができるでしょう。