大学受験キホンのキ

模試に向けて勉強はすべき?
模試を受ける前に必ず知って欲しい
種類や模試前の復習方法を紹介

受験生になると模試を受ける回数も多くなります。
これまでに、模試の為に前もって対策をしているという人もいるのではないでしょうか?
受験生として、今後も模試に向けて勉強すべきなのでしょうか?


今回の記事では、受験生になってからの模試に向けて勉強すべきかどうかについてお教えします。

模試に向けて勉強すべきか

模試に向けて勉強すべきかは、模試の種類によるでしょう。
模試には「実力を知るための模試」と「入試の傾向を掴む模試」があります。
それぞれ勉強すべきかどうかお答えします。

模試の種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
大学受験の模試はどんな種類があるのか?それぞれの模試を解説!

「実力を知るための模試」

実力を知るための模試」では、前もって対策をしてから臨む必要はありません。


学校の課題で模試の過去問が出されていることがありますが、直前期以外はそこまで本気で取り組む必要はありません。


模試のための対策をするのではなく、模試を受けたあとに何ができていなかったのかを知ることで普段の勉強に活かすことが大事です。


普段通りの勉強をして今の実力をしっかりと把握する意識を持ってください。

「入試の傾向を掴む模試」

入試の傾向を掴む模試」に関しては前もって準備したり、対策をしても良いでしょう。
本番を意識して問題を解く機会はそうありません。


特に冠模試限っては、一回しか開催されないので、本番同様に意識して対策したり、この模試で好成績を出すことを目標にして臨むことで「力を発揮しないといけない」という緊張感もでるため良い対策になります。


入試本番を見据えた上での一つの重要な通過点として、こういった模試を有効活用し受験勉強を進めましょう。

模試の前の復習法

基本的に模試の勉強は特別な準備をするよりも、普段と同様の受験勉強や基礎範囲など勉強に時間を割きましょう。


例えば、単語や英文法の何度も間違ってしまう範囲を重点的に復習をしましょう。こういった暗記問題の復習をすることで直前でも模試の点数をあげることができます。


もし特別に対策をするのであれば、過去問を見て傾向と対策、問題分析をしましょう。


これは模試だけではなく、志望校対策の際にも応用することができます。
具体的には以下の方法で過去問の傾向と対策をしましょう。

1.過去問を数年見る
2.傾向と対策を分析する
3.今回出そうな問題を予想する

模試によって問題の傾向も異なります。こういった傾向を自分なりに分析することで志望校の問題傾向も自分で掴むことができるようになります。

まとめ

模試は自分自身の現在地と志望校の差を明確にする良い機会です。
基本的には模試に向けた勉強をするのではなく、あくまで志望校への受験勉強をした上で臨むようにしてください。