大学受験キホンのキ

子供が第一志望に落ちた時、
保護者はどのように
接するべきなのか?

受験勉強は第一志望校合格のために行うものです。しかし、当然ながら全員が志望校に合格できるわけではありません。

合格者がいる以上不合格者が生まれるのは仕方のないことです。

とはいえ、第一志望校合格に向けて勉強してきたのに落ちてしまうというのは、かなりショックなこと。

子供の頑張りを見守ってきた保護者もショックを受けることでしょう。ではそんな時に保護者はどう接するべきなのでしょうか?

「第一志望不合格=全てが終わり」というわけではない!

まず大前提として、第一志望校に合格できなかったからといって全てが終わるわけではありません。

確かに、行きたかった大学に行けないのはショックなこと。だからといって、よほどのことがない限りは大学受験に失敗したからといってその後の人生全てが終わるなんてことはありません。

当然落ち込みはしますが、この大前提があるのでずっと落ち込み続けるのも精神的に良くありません。

次の目標に切り替えるのがベスト!

いつまでも落ち込まず、まだ第二志望も試験などが残っているのであれば、そこに合格できるように頑張りましょう。

もちろん試験日まで時間が少ないなどの事情はあるかもしれませんが、ずっと落ち込んでしまい次の試験に支障が出る方が良くありません。

終わってしまたものは取り返せないので、次を意識していきましょう!

保護者は子供とどう接するべきか?

とはいえ子供が落ち込むことは避けられません。ではそんな子供に対して保護者はどうやって接するべきなのでしょうか?

「浪人できるかどうか」を伝える

第一志望校に落ちてしまうと、第二志望以降の大学に行くという選択肢もありますが、それ以上に重要なのは「浪人するかどうか?」ということです。

もし浪人となればお金の問題もあるので、さすがに子供1人では決められません。

もちろん保護者としては第一志望に行って欲しいという気持ちはあると思います。しかしお金のかかることである以上、浪人は厳しいという場合があるかもしれません。

そのため浪人に関することは子供にしっかり伝えておきましょう。必要なら浪人費用のために子供がバイトをする必要などがあるかもしれません。

残りの受験の結果に影響が出ないように他の試験が終わってからと考える場合もありますが、できれば志望校を決める段階で「浪人できるかどうか?」については話し合っておきましょう。

結果に関してとやかく言わない

「なぜ落ちたのか?」などということを聞くことはしません。

終わったことを言っても仕方ないですし、次の試験が迫っている場合にうるさく言っても子供に変なプレッシャーを与えるだけです。

それよりも子供の次の試験を応援するというような前向きなことを行うべきでしょう!

最後まで保護者は子供の味方であろう!

浪人なども視野に入れる可能性もあるので、保護者としては第一志望に受かって欲しいところ。しかし、それでも不合格になることもあります。

その時に一番ショックを受けるのは子供です。そのためプレッシャーをかけるのは避けるべきですし、何よりも子供の気持ちを一番に考えて接することが大切!

どんな時でも保護者は必ず子供の味方でありましょう!