大学受験キホンのキ

様々な予備校の種類と
自分に合った塾の選び方

受験勉強が本格化すると、学校の友人も塾に通いはじめ、「そろそろ塾を探そうかな……」と考え始める時期ではないでしょうか?

塾に入るとなると、せっかくなら第一志望校合格に向けてしっかり成績を上げてくれる塾がいいですよね。

しかし、塾に入るとなるとどんな塾があるのか、自分に合っている塾はどこなのか、なかなか自分ではわかりづらいですよね。今回は、これから塾選びをする人に向けて塾の種類や選び方について説明していきます。

塾の種類は様々

自分に合った塾を理解するには、まず塾の種類を理解しておきましょう。

塾には様々な種類があります。

塾と聞いて多くの人が真っ先にイメージするのは、学校のような授業形式の塾でしょう。

他にも、授業を行わず、自学自習の管理をする学習管理型の塾や、通塾する必要のないオンラインの塾などがあります。

これから塾の種類について紹介していきます。

通塾する必要がないオンライン塾がある

最近では、オンライン塾が増えてきています。

通塾の必要が無く、自宅にいながらパソコンやスマートフォンを使って塾に通うことができます。自宅にいながら勉強することができるので、通塾時間がかかりません。

1日片道20分かけて塾に通っていたとすると、毎日塾に通った場合一年で240時間もの時間を無駄にしてしまいます。年間これだけの時間を勉強時間に当てることができるとなると通塾時間も侮ることはできません。

こうしたデメリットを解消し、場所によらずに塾を選ぶ上での選択肢として、オンラインで指導を行う塾も選択肢に入れると良いでしょう。

個別指導塾と集団塾

個別指導塾は1対1で指導してくれるので自分の苦手分野や疑問に細かく丁寧に答えてくれます。

授業を通して勉強を教えてくれるものもあれば、自学自習の管理をしてくれる塾など、授業の形式は様々です。

一方、集団塾は生徒複数人に対し、講師が指導してくれるものです。

同じ環境で受験勉強に取り組める仲間がいるので、自分の現在地が測りやすいです。また集団塾はたくさんの生徒がいるためその受験経験を活かしたデータがあり、膨大なデータから自分にあった勉強内容などを指導してもらうことができます。

授業型塾と学習管理型塾

塾で行う授業の内容にも種類があります。それは、授業型と学習管理型の2パターンです。

授業型の塾は、学校の授業をイメージをしてもらえばわかりやすいでしょう。講師が生徒に対して一方的に授業をするもので、問題の解き方や、公式など参考書の説明だけではわかりにくい説明もわかりやすく解説してくれるでしょう。

ただ、授業をする講師の質によって授業の質も変わってくるので前もって良い講師がいる塾を選ぶことが重要です。

学習管理型の塾は、授業メインではなく、生徒の自学自習をサポートすることがメインの塾です。

参考書や問題週を中心に自学自習で受験勉強を進め、勉強内容や、ペースなどをトレーナーが管理してくれるので毎日の勉強に迷う必要はありません。

また、志望校など目標に沿って毎日の勉強を管理してくれるので、モチベーションを下がりづらく、無理をせずに受験勉強に取り組むことができます。

塾の選び方を紹介

塾は様々な種類があるからこそ、自分に合った塾を選べるようにしましょう。

間違って合わない塾を選んでしまうと成績が思うように伸びなかったり、最悪第1志望に落ちてしまうかもしれません。

そうならないためにも、自分に合った塾の選び方をご紹介します。

自分にあっているか

まずはじめに自分にあっている塾かどうかを見極めることが重要です。

大学受験は1~2年という長い期間を使うため、塾が自分に合っているかどうかは成績向上に大きく関わってきます。

塾探しの際には、塾の特徴が自分に合っているかどうかを必ずチェックするようにしてください。

例えば、受験勉強を始めたばかりで勉強習慣が身についていなかったり、基礎の定着がおろそかになっていたりする人は、勉強内容だけでなく、勉強の管理や基礎の定着のために質問対応が丁寧なシステムがある塾を選ぶようにしましょう。

塾に何をもとめるかを明確にすることが大事

塾に入るときめたら、なにを求めて塾に入るのかを明確にしておくことが重要です。

塾によって授業形式や提供しているサービスに様々な特徴があります。

また志望校や生徒の勉強状況、性格によってやるべきことは異なるため、塾の特徴と生徒の特徴がマッチしてはじめて成績が伸びます。

だからこそ、あらかじめ塾に対して何を求めるのか具体的に決めてから塾選びをしましょう。

例えば、志望校対策を重点的にやってほしいのであれば、自分の志望校の対策講座があったり、合格者が多い塾を選ぶことで志望校の対策を十分にしてくれるでしょう。

どれだけいい塾でも、受験生の目的によって良し悪しは変わってしまうので塾に何を求めるのかは必ず決めておきましょう。

無料体験を受けてから入塾を決める

塾を選ぶ際には、様々な視点で自分に合った塾を選ぶはずです。

ですが、いくらホームページや資料請求上で良いと思っていても実際に受けてみないとわかりません。

自分に合っている塾を選んだら必ず無料体験や体験授業に参加し、塾に入る目的を満たせているのか?本当に自分に合っているのかを必ず確認してください。

こうすることで、入塾してからミスマッチしていることに気づいたり、それによって塾を変えたりといったことが少なくなるはずです。

塾選びの最終段階では必ず無料体験や体験授業をうけましょう。

まとめ

塾には「集団塾」や「個別指導塾」といった授業形式の違いや、「授業型」「学習管理型」などの授業形態の違いなど様々です。

塾選びの際は、それぞれの形式をしっかりと理解した上でどういった塾が合っているのかを見極める必要があります。

自分に合っているかを見極めるためには、塾に入る理由や、何を塾に求めるのかといった目的をあらかじめ明確にしてから塾選びをすることで、目的を見失わず自分に合った塾を見つけることができるでしょう。

この記事を参考にして自分に合った塾を見つけて受験勉強に取り組みましょう。