個別指導塾と集団塾はどっちがいいの?
それぞれの特徴を解説!
大学受験を意識し始めて、塾に通って本格的に受験勉強を始めようと考えている人も多いのではないでしょうか?
塾には様々な授業形態があります。せっかく塾に通うのであれば、自分にあった塾を選びたいですよね。
この記事では塾の授業形態のひとつである「個別指導塾」と「集団授業塾」の特徴について解説します。
個別指導塾と集団塾の特徴
塾の授業形態には個別指導塾と集団塾の2つがあります。
個別指導塾は、TOMASや東京個別学院など、講師が生徒に対してマンツーマンで授業を行う授業形態です。
集団塾は、東進や河合塾などのように講師一人が複数の生徒に対して授業を行う形態です。
それぞれの塾の特徴を理解して塾選びをしましょう。
個別指導塾の特徴
個別指導塾は生徒一人一人に講師がつきマンツーマンで授業を行います。
1対1で指導を行うため、生徒の苦手科目や勉強状況に合わせて細かい指導をしてくれる塾も多く、中には参考書を中心とした受験勉強や自学自習の管理など生徒1人1人に合わせて勉強内容を決めてくれます。
日頃の勉強で何をすればいいのかわからなかったり、毎日勉強する癖がない受験生であれば、授業を受け、自分で勉強を進める集団型よりも、個別指導塾で講師に勉強内容を管理してもらう方が受験勉強を進めやすかったりします。
ただ、一部の個別指導塾は「生徒からの質問を受けるだけの補習塾」という立ち位置であるため、受験勉強に不向きであることも多いです。
また、マンツーマンのため講師との相性はとても重要になってくるので注意しましょう。
集団塾の特徴
集団塾は、学校授業のように講師が生徒複数人に対して授業をする形式のことを言います。
講師1人が複数の生徒に教えるため、安価に質の高い授業を受けることもできます。そのため「予習部分や学校でわからなかったところをしっかりインプットし直したい」という人には使いやすいでしょう。
ただ、だからこそ集団塾では講師の質によって授業の質もかなり変わってきます。
集団塾を選ぶ際は、良い講師がいるかどうかをしっかり把握しておきましょう。
個別指導塾と集団塾どっちがいいの?
個別指導塾と集団塾ではどっちが良いというわけではありません。
受験生のタイプや塾に期待していることと照らし合わせて、塾の形態が合っているかどうか?という点がとても重要です。
塾選びの際には、どんな形態の塾が向いているのか、塾にどのようなことを求めているかを意識して選ぶようにしましょう。
個別指導塾はこういう人におすすめ!
個別指導塾はすでに述べたとおり生徒の苦手科目や勉強状況に合わせて細かい指導をしてくれるという特徴があります。個別に質問対応して欲しい人や、理解できるまで何度も教えてくれるなど自分のペースで勉強を進めたいといった人におすすめです。
しかしその分、手間がかかるので費用は集団塾よりも高額になりますし、自分でどんどん勉強を進めたいという人にとっては、むしろ勉強が進めづらいなど感じることもあるかもしれません。
集団塾はこういう人におすすめ!
集団塾も先ほど述べた通り、個別指導とは違い、学校授業のように講師が生徒複数人に対して授業をしてくれます。
実力のある講師の質の高い授業を受けたい人や、周りの受験生と切磋琢磨できる環境で勉強したいという人におすすめです。
ただ集団塾は、自分のペースで勉強を進めることができないので、スピード感が合う塾でない場合は成績が思うように上がらない場合もあるので注意しましょう。
このように塾は人によって合う合わない塾の特徴を理解して塾を選ぶようにしましょう。
また塾選びの際に通塾にかかる費用はかなり重要な要素でしょう。
一般的に、個別指導塾よりも集団塾の方が費用が安いという点があります。
塾によって値段に幅もあるので、ご家庭の予算と相談しつつ塾選びをしましょう。
まとめ
塾には個別指導塾と集団塾といった形態があります。
せっかく塾に通うのであれば、入塾する前にそれぞれの特徴を理解して、自分に合う塾はどちらなのかを見極めましょう。
こうすることで勉強しやすい環境で受験勉強に挑むことができます。
この記事を参考にして自分には「個別指導塾」と「集団塾」どちらが合っているのか見極めましょう。