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高2は大学受験のターニングポイント!? 高2生がいまからやるべきことを紹介!

大学受験は高校3年生から……と思ってしまいがちですが、実は高校2年生が受験勉強のターニングポイントです。今回は受験生である高3になる前、高2の今やっておくべきことをご紹介します。

なぜ高2がターニングポイントなのか

高校2年生が「受験のターニングポイント」だと言える理由は3つあります。

理由①:高3の夏前まであと1年で、受験の「基本」を押さえきるためにいちばん時間が取れる期間だから

受験勉強において、基礎範囲は高3の夏前までには固めておくのが理想的です。というのも、大学受験の基礎は範囲が広く膨大な時間がかかってしまうからです。合格までに必要な勉強時間は、国立文系志望であれば全部で2400〜3000時間、理系であれば3000〜3500時間が必要だと言われています。 私大文系でも2000時間〜2400時間は必要です。1日5~8時間勉強してもこれだけの勉強時間をこなすのに約1年間かかります。授業や部活をしながら勉強をするとなると、1日8時間も時間を取ることはかなり大変です。だから高2の夏の時間が取れる時期から受験勉強を始める必要があります。

理由②:学校の進度が見えてくるため方針が立てやすい

高2の夏になってくれば、だいたいの学校の進度も見えてくるはずです。学校の授業で理科・社会科目がいつ全範囲終わるのか?などが分かれば、科目ごとに受験勉強を始める時期や、授業に合わせて勉強を進めるべきかそうでないかなどのペース感が掴めるようになります。高2の夏が受験勉強の方針を立てることができる時期になるので意識をしておきましょう。

理由③:大学選び・志望校調べが思う存分できるラストチャンス

高2の冬や高3の夏になってから「第一志望校どこにしよう」「オープンキャンパスにたくさんいってみよう」となると時間がもったいありません。この時期には志望校に向けて受験勉強を進められるようにしておきましょう。比較的余裕のある高2のうちにしっかりと志望校を決めておくことで、その後勉強に集中できるでしょう。高2の夏には大学について思う存分調べて志望校を決めきりましょう。

高2生がいまからやるべきこと

高2生が受験勉強のターニングポイントであるとても重要な時期であることが理解できたと思います。それでは高2で具体的に何をするべきなのかをご紹介します。

基礎の復習

この期間に最低限基礎は完璧にしておきたい科目は、「英語」「数学」です。この2科目の基礎固めを徹底するようにしましょう。

なぜこの2教科をやるべきかというと、大学受験において範囲が広くやるべきことが多いため、基礎範囲が定着するまでに時間がかかる科目だからです。

3年生になる前にこの2教科の基礎を固めておくことで、受験前にしっかり成績を伸ばせるのはもちろん、3年生のときに直前まで伸びやすい理社の勉強に時間を割くことができるようになるでしょう。英語であれば単語帳の単語をすべて覚えたり、文法を全範囲を完璧にしましょう。数学は今まで習った範囲の青チャートのコンパスマーク3までをスラスラ解ける状態にしておくなどがよいですね。

志望校を決める

志望校は高2の夏頃までに決めましょう。受験勉強は志望校と現状の差を埋めるためにするものですから、高2の時点で志望校が決まり、受験勉強を進められるようになっているのがベストです。ここからは3つ、志望校を決める際の注意点を紹介します。

「行けるところ」で決めない、「行きたいところ」で決める

志望校を決める際にやってしまいがちなのは、「行きたい大学」でなく合格できそうな大学を志望校に選ぼうとすることです。高2の時点から合格可能性を考えて志望校を決めると、選択肢がかなり限られてしまいます。志望校を決めるときは、たとえ無理だと思っていても「行きたい大学」を志望校に掲げましょう。もちろん決めたからには覚悟をもって勉強しなければいけませんが、受験勉強は志望校と現状の差を埋めるためにやるものですから、どれだけ差が離れていても構いません。

行きたい大学がなくてもとりあえずでいいので決める

志望校を決める時に、将来やりたいこともまだわからなかったり、行きたい大学も無かったりという人がいますが、そういった人でも現時点での志望校を定めておきましょう。高3の秋や冬で志望校を変えるのは控えて欲しいですが、この高2の時点では志望校は変わっても構いません。行く大学が決まらないことで、勉強のスタートが遅れるより、現時点で志望校を決めいち早く勉強をスタートするようにしましょう。

行きたい大学が見つかれば、理由はどんなことでも構いません。というのも、医科歯科系統の学部をのぞいて、行く大学によって将来の選択肢が限られてしまうことはないからです。

例えば、「法学部は全員法律関係の仕事に就かなければいけない」というわけではありません。大学の学部は将来に就く職業にほとんど影響はないのです。

長期休みを利用してオープンキャンパスに行く

志望校を決めるのに有効な手段がオープンキャンパスです。

関東圏の大学を志望する地方出身の高校生は、HPの情報や資料請求したパンフレットの情報だけでは、実際に進学した際のイメージなどが掴みづらいです。

自分が進学したイメージを掴むためにも、オープンキャンパスに行きましましょう。

夏休みに過去問を解く

志望校が決まったら、高2のうちに志望校の過去問を一度解いておきましょう。こうすることで志望校と現状の成績の差が見えてくるため、これからやらなければいけない勉強がより明確になります。

受験勉強は「志望校と現状の成績の差を埋めるために行うもの」です。勉強の方針を定めるためにも、高2のうちに過去問を一度解いてみましょう。

まとめ

高2生は受験勉強のターニングポイントです。受験生である高3生になる前に基礎の定着の徹底をしておくのはもちろん、志望校についても決めておかなければいけません。この高2の時期に事前準備を怠らないことで高3の受験生になってから周りと圧倒的に差をつけ、最高の受験勉強をスタートできます。