浪人生がまずはじめにやるべきこと
浪人することを決めた今、「はじめに何をすべきなのだろう」と悩んでいる浪人生も多くいると思います。今回は、その悩みを解決するために、浪人生が始めにすべきことについて説明していきます。
まずはじめにやるべきこと
何も考えずにただ勉強を始めてしまうことはもったいないです。浪人することを決めたら、まずこの3つを意識しましょう。
・勉強の習慣をつけること
浪人生は毎日勉強をする生活になります。勉強が苦痛ではなく、日常生活の習慣の1つになるように、規則正しい生活を送ることから始めましょう。
・合格に足りなかったものの分析
なぜ合格できなかったのか原因を分析し、解決方法を見つけましょう。これをしなければ、浪人をしても、現役の時と同じことで再び失敗してしまいます。
・苦手科目の基礎を固める
基礎が出来ていなければ、応用問題は解けません。浪人生は時間がある分、基礎を固めるチャンスです。焦らず、基礎から固めましょう。
ここから、それぞれについて詳しくお伝えしていきます。
勉強の習慣をつけること
浪人生は、1日24時間を自分の好きなように計画を立てることができます。毎朝起きて顔を洗うように、勉強も毎日の習慣にしましょう。
勉強しなきゃと思うのではなく、勉強が当たり前になるようになると、勉強の習慣がついたといえるでしょう。
習慣化するために1日のスケジュールを決める
勉強を習慣化するためには、1日のスケジュールを決めることが必要です。起床時間、就寝時間を固定し、規則正しい生活を送るようにしましょう。毎日同じ生活を繰り返すと習慣化することができます。
合格に足りなかった原因の分析
なぜ合格することができなかったのか、その原因を探りましょう。足を引っ張ってしまった教科や範囲を明らかにし、解決策を考えます。原因が分からないまま、浪人時に勉強を続けたとしても、同じ結果になってしまうことがほとんどだからです。基礎ができていなかったから点数が安定しなかったのか?純粋に過去問の演習不足だったのか?など、どこが原因かで対処の仕方も変わるので、要注意です。
原因を解決するために、勉強計画を立てる
解決策を挙げたら、実際に取り組むための勉強計画を立てましょう。計画的を立てることで、受験日まで着実に勉強を進めることができます。合格できなかった原因を全て解決し、受験に臨みましょう。
苦手科目の基礎固め
基礎が出来ていないと点数は伸びません。基本的に、基礎が出来ていないがために浪人することになることが多いです。はじめは、応用問題や過去問演習ではなく基礎から始めましょう。基礎が固まると、成績も安定するようになり、精神的にも楽になってくるはずです。この基礎固めは、6月までに終わる計画を立ててください。
基礎が大切な理由
なぜ基礎が大切なのかを英語を例にすると、英単語や文法が分かっていなければ長文は読めないですよね。これはどの教科にも共通で、応用問題は多くが基本知識の組み合わせです。
「急がば回れ」ということわざのように、浪人生は時間があるぶん、基礎から固めて点数を安定させるチャンスです。焦って問題演習などから取り組まないようにしましょう。そうしないと結局伸び悩むことになってしまいます。
まとめ
浪人生がまずはじめにすべきことは以下の3つです。
・勉強の習慣をつけること
・合格に足りなかったものの分析
・苦手科目の基礎を固める
勉強は習慣にできると苦に感じなくなります。また、合格に必要なものを分析して、早いうちに苦手科目の基礎は完成させるようにしましょう。