大学受験キホンのキ

志望校の合否を分ける
成績を伸ばす復習の仕方を身につけよう!

受験勉強において復習が大事なことは誰しもがわかっているはずです。

しかし、正しい復習方法を行えていると自信を持って言える人はほとんどいないでしょう。

正しい復習方法を身につけていないといくら質の高い授業を受けていても、なかなか学んだ内容が身につかず成績が上がりません。

正しい復習方法を理解して成績の向上を目指しましょう。

正しい復習を習得するにはまず記憶のメカニズムについて理解を深めよう

復習とは「学んだ内容を覚え、記憶に定着させること」です。

なので、記憶の原理を理解することで正しい復習方法を身につけることにつながります。

これから人の記憶のメカニズムについてご紹介します。

まずはこれをしっかりと理解して、復習方法を改善していきましょう。

記憶には短期と長期がある

そもそも記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。

短期記憶とは、一時的な記憶のことで時間が経つとすぐに忘れてしまう記憶のことです。

短期記憶は数十秒から数十分で消えていくものが多く、長いものでも数日間しか覚えていません。

長期記憶とは、年単位にわたって長期間保持される記憶のことです。

長期記憶は、一度記憶すると多くは年単位というような長い期間忘れません。

英単語などいくらやってもなかなか覚えられないという人は、勉強した内容が長期記憶に貯蔵されておらず短期記憶で止まってしまっていることが原因です。

受験勉強は範囲も量も膨大です。短期記憶では当たり前ですが、覚えきれません。

いかに勉強した内容を長期記憶に定着させられるかが、入試本番で得点力をあげる上で重要です。

では、長期記憶にするにはどのようにすれば良いのでしょうか?

詳しく解説していきましょう。

長期記憶への定着方法①:忘れる前に復習する

短期記憶から長期記憶に定着させる1つの手段としては「何度も思い返すこと」です。通常短期記憶は数十秒、長くても2〜3日までしか記憶保持できません。

これを長期記憶にするにはその日やった勉強内容をその日のうちに復習することが一番良いのですが、それでは膨大な量の受験勉強はいつまで経っても終わりません。

そのため、勉強した内容を「忘れる直前に復習する」ことをおすすめします。

具体的な目安としては「週末に1回、その後2週間〜3週間以内にもう1回」復習することにしましょう。

繰り返して復習するような単語・暗記系のものも1回や2回では長期記憶に定着しません。何回も繰り返し復習することで長期記憶に定着するようになります。

長期記憶への定着方法②:テストをする

長期記憶に定着させる復習の仕方としては、必ずテストをすることが有効です。

例えばなにか覚える時に読んで覚えたり、ひたすら書いて覚えたりする人がいますが、これでは正しい復習のタイミングで行ったとしても記憶に定着しません。

重要なのは、覚えたことを「思い出す」作業です。何度も読んだり書いたりする必要はなく、テストをすることでその都度思い出すことに繋がり記憶に定着します。

復習をする際の意識

これらの理由から、基本的に復習はなんども繰り返し行いましょう。具体的には参考書であれば最低3周はしましょう。隙間時間などは全て暗記科目に費やしてもいいので繰り返し行なってください。

一度復習しただけで覚えることができるものもありますが、時間が経つと忘れてしまいます。なので完璧に覚えたものでももう一度復習する、不安なものはなんどでも復習するという前提で勉強に取り組んでください。

正しい復習の仕方

これまで記憶と正しい復習の関係性について解説しましたが、具体的にはどう復習をしていけばいいのでしょうか。「暗記すべきもの」「問題を解くもの」に分けて具体的な復習方法をお教えします。

正しい復習方法:暗記系

英単語や社会や理科の重要単語などの暗記系は、1週間や1ヶ月などの短いスパンの中で何周もすることで長期記憶に定着します。このような暗記系は隙間時間を使ってでも復習に時間を割いてほしい範囲です。

英単語帳の「ターゲット1900」を例に具体的な復習方法をお教えします。

例)

1周め:1日1時間100単語(19日で1900単語)

2周め:1日30分100単語(19日で1900単語)

3周め以降:とにかく間違えた単語を中心に回す。

このように勉強することで、1ヶ月以内に2周めの復習に入れるので、忘れ去ってしまう前にとりくむことができます。

もちろん20日も日をあけると忘れてしまうという人は、「2日間かけて同じ範囲を2周勉強する」ことで復習の頻度を上げましょう。

つまり、1日目に100単語、2日目に同じ100単語を、というふうにすることで、前日やった単語をより完璧にしてから先に進むことで、記憶に定着しやすくなります。

正しい復習方法:問題系

英語の長文問題や数学の問題集などの問題を解くタイプの復習方法は、基本は暗記同様なんども繰り返し行うことが大切です。しかし、「問題の解き方をしっかりと理解して解けているか」が重要です。

わからない問題が出てきた時に解説を読んで解法を理解したと思っても、なぜそうなるのかを理解していないと試験の点数に結びつきません。

数学の青チャートを例に具体的な復習方法をお教えします。

例)

1周目

①例題に取り組む

②例題の解説を読む

③再度例題に取り組む

④演習問題に取り組む

⑤答え合わせを行う

⑥間違えた場合は解説を読んだうえで解き直し

2~3周目

①間違えた問題のみ例題・演習問題に取り組む

②解説を読む

③間違えた問題だけ再度解き直し

よくやってしまうこととしては、わからない問題が出てきた時に解説を読んで理解したつもりで終わってしまうことです。

解説を読んで理解したと思ったら、解説を見ずに再度例題に取り組みしっかり理解できているのか確認してください。

演習問題にも取り組み、応用ができているか、本質を理解できているかをしっかりと確かめることで定着していきます。

まとめ

成績向上には自学自習の時間がとても重要です。なので正しい復習方法で受験勉強に取り組むことが一番の成績向上に繋がります。

しかし正しい方法で復習をしなければ成績向上には繋がりません。

受験生はせっかく多くの時間を割いて勉強しているので正しい復習方法を身につけて効率よく受験勉強に取り組みましょう。この記事を参考に正しい復習方法を身につけ勉強に取り組んでください。