第6回【学校の授業の進捗をチェック】
今回は
「計画も立てて、順調に勉強をスタートできた!」
と思っている読者の皆さんに注意喚起をする回です。
特に高校2年生(新高3生)向けの内容になります。
そろそろ期末テストも終わって春休みも近づいてきている時期ではないでしょうか。
今回の期末テストのテスト範囲に関係する話をしていきますので、テスト範囲を思い出しつつ読んでみてください!
高校内容は全範囲習い終わっているか?ライバルたちは?
確認すべきことは「高校範囲が今回の期末テストまでで全て終わっているかどうか」です。
特に理系の数学3&理科、文系の社会は要注意です。
「まだ全然終わっていない」
「いつ終わりそうかも全く見えない」
という状況ではありませんか?
「他の学校も同じようなペースで進んでいるの?」と疑問を持ったことがありますか?
ほとんどの高校2年生はこんな風に疑問を持ったことはないはず。
実は全国的に有名な超進学校や中高一貫校の中には、
高校2年生の間に高校内容の全範囲を全科目習い終わっている
そして
高3からは受験対策に全授業時間を使うことができる
という学校が多く存在します。
いつ終わりそうか聞く&いつまでに終わっていればいいか
あなたが通っている高校の授業はいつまでに全範囲が終わるのでしょうか?
理系の「数学3」「理科」、文系の「社会」は必ず春休みに入る前に聞いておきましょう!
授業を担当している先生なら教えてくれるはず。
ちなみに「いつまでに終わっていればいいの?」とよく聞かれます。
基本的には
「早ければ早いほど良い」
というのが受験業界の常識です。
進学校のライバルたちは高2の段階で全て終わっていますし、浪人生もそれは同じ。
少しでも早く同じ土俵に立っていた方が有利なのは当たり前です。
ギリギリのラインとして
「夏休み前までに全て終わっているかどうか」
を1つの基準にしておきましょう。
そこまでに終わっていれば、夏休みの勉強時間を問題演習に存分に使うことができるからですね。
欲を言えば「GW前までに終わっていればGWも問題演習に時間を割くことが出来る」ので、GWの勉強量次第では他の受験生とも差を付けられます。
さらに注意!
新型コロナが流行った2020年度の高3生は、例年よりもさらに授業が遅かったなんてことも。
実際に11月後半になっても授業が終わっていなかった受験生もいました。
1番早いペースと比べると、1年近く問題演習に使える時間に差が付くこともありえるということです。
予習は今すぐ始めるべき?
「予習は今すぐ始めるべき?」というと、すぐには始めなくてもOKです。
「高1高2で習った内容の復習&定着」の方が優先順位が高いので、そこをサボってまで予習をするのは非効率です。
予習は春休みくらいから少しずつ始められるように、それまでには復習に目途が立っているといいですね。
まとめ
今回は「学校の授業の進捗をチェック」という注意喚起回でした!
これを踏まえた上で次回は「春休みの勉強の重要性」について解説します!