第17回【入試方式について考えて志望校を検討しよう】
高校での3者面談などもあり、志望校について絞り始めている頃かと思います。
過去に入試方式については説明したのですが、ここで改めて志望校を絞っていく際に非常に重要になることなので整理しておきましょう。
過去に配信した入試方式のまとめを貼っておきますので、改めて確認を!
楽をしようと思って推薦系・外部試験利用を選ぶのはNG!
志望校について真面目に調べてみて、自己推薦・指定校推薦・外部試験利用を見てみると、
「受験科目も少ないし、一般受験より楽かも」
と思ってしまいがち。
ですが、少なくとも指定校推薦以外は全く楽ではありません。
※指定校推薦に関しては、現段階で十分な内申があれば「楽」なこともあります。
自己推薦や外部試験利用に関してはあくまでも「大学側が一般入試に先んじて学力の高い人を選抜しておく制度」です。
ですので、他の受験生に比べて秀でている部分がなければ、合格が難しいのは間違いありません。
落ちてしまう可能性を考慮すると??
自己推薦(総合選抜型)入試や外部試験利用入試は倍率が高いことも多く、また受験生の得点をどのようにつけているのか不透明な部分も多いので、
落ちてしまった場合の保険として一般入試の対策も進めておく必要があります。
ということは、推薦系の入試や、外部試験利用型に関しては「一般受験の受験勉強」と「推薦系 or 外部試験の勉強」を同時に進めていくことになります。
正直「一般受験だけの勉強をするより圧倒的に大変」な入試です。
こちらの入試方式を選んだ場合は、合格が決まるまで他の人の倍は勉強していく覚悟で準備に励みましょう。
学校の先生や保護者が勧めてきた場合は?
学校の先生や、保護者が「推薦がいいんじゃない?」と勧めて来ることもあるかもしれません。
学校の先生は特に「クラス全員の進学先が決まった状態」にしなければならないので、一般入試で受けても合格が固いであろう進学先の推薦を勧めることがあると思います。
それ自体は悪くないですが、「先生が言ったから」「親が言ったから」といった理由で志望校を決めてしまうと、勉強する際のモチベーションが続きにくいです。
志望校は自分の意志でしっかり検討して絞り込んでいきましょう。
志望校はいつ決める?
志望校の決定はかなりギリギリまで粘ってしまっても大丈夫です。
国公立に関しては、共通テストの結果次第で決めるという方も多いですし、
私立受験をメインに考えている場合も、私立は何校でも受けられるので現段階で1つに絞る必要はありません。
夏休みが明けてからの模試の成績なども考慮しつつ決定で十分。
確定は必要ありませんが、志望校を「絞り込んでいく作業」は必要なので、入試方式も含めて比較検討は今すぐにでも始めておいてください。
まとめ
今回は「入試方式と志望校の絞り込み」について解説しました!
参考にしてみてくださいね!
次回は「テスト勉強をどこまで真面目に勉強すべきか」について解説します!お楽しみに!