第19回【模試の成績、判定は大事?E判定の人は何時間勉強が必要?】
模試を5月中に受けた受験生の皆さんは、成績の返却も終わった頃だと思います。
E判定が出てショックを受ける受験生は毎年いますが、1回や2回E判定が出た所で、志望校を下げる必要はありません。
今回は模試の判定に関連することを解説していきます!
A判定は中々出ない??判定は夏休み明けからが重要
まず「第1志望校のA判定が出る現役生はほとんどいない」という事実を知っておきましょう。
A判定やB判定が出る人の多くは
- 浪人生
- 滑り止めとしてその大学を記入した受験生
のどちらかです。
それ以外の人でA判定B判定はほぼ出ないので、この時期に気にする必要はありません。
※逆に言えば、浪人生はA判定でなければ焦って勉強時間を増やすべきです。
現役生の多くは「夏休み」にどれだけ勉強したかで模試の成績がグッと変わってきますので、それ以降から気にし始めるくらいでも大丈夫です。
夏休みには浪人生に追いつき、最終的にE判定から逆転合格する受験生も大勢いるということも知っておきましょう。
とはいえ、E判定から合格に持っていくにはそれ相応の勉強量が必要です。
模試の復習・テストの復習はしたか?
勉強量の前に改めて確認です。
この公式LINEでは何度も繰り返し伝えていますが、模試やテストの復習は受験勉強を効率的に進めるためには必須の勉強内容です。
模試やテストの復習は最も「質の高い」勉強内容の1つだからです。
判定が低かった受験生ほど、模試や定期テストから得られるものは多いはずですからサボらないようにしてください。
まだ出来ていない人は今からでも間に合うので、集中して1日2日以内くらいで全て復習し切ってしまいましょう。
模試の判定別おすすめ勉強時間
次に勉強量についてです。
最終的に安心して受かる圏内に入るためには、次の勉強時間を目安にするといいですね。
A判定:毎日8~10時間
B判定:毎日10~12時間
C~D判定:毎日12~14時間
E判定:毎日12~14時間以上(勉強不足で未知数)
短い方の勉強時間が文系私立大志望、長い方が理系国公立大志望向けです。
学校の授業時間と自習時間を合わせてこれくらいは勉強できているか考えてみてください。
例えばD判定の受験生の場合、学校の授業が6時間なら、家に帰ってから6時間から8時間を目標にしたい所です。
休日は最低でも学校の授業が始まる時刻には勉強を始めて、1日中勉強といった感じです。
もちろんこの勉強時間が合格のために絶対に必要になるわけではありません。
これよりも少ない勉強時間で効率的に勉強して合格を勝ち取る受験生も大勢いますが、「安心して受かりたい」という人にとっては1つの目安にはなるはず。
もしこれより少ない勉強時間になっている場合は、学習計画を見直して、毎日の勉強管理も徹底していきましょう。
まとめ
今回は「模試の判定が重要かどうか」「模試の判定別のおすすめ勉強時間」について解説しました!
参考にしてみてくださいね!
次回は「部活から切り替えて勉強時間を増やすコツ」について解説します!お楽しみに!