第29回【夏休みの勉強を反省&9月以降の勉強計画】
夏休みが終わったころだと思います。
夏休みを振り返ってみて、満足いく勉強はできましたか?
満足できた人も、できなかった人も夏休みの反省をして、学校が始まってからの勉強に備えていきましょう。
夏休みの成長した点をまとめる
まず夏休みに成長した点をまとめてみましょう。
「勉強時間」「勉強の質」のなど、成長した所は誰にだってあるはず。
例えば「勉強時間が6時間から10時間に伸びた」とか「苦手だった国語も集中して勉強できるようになった」とか。
上手くいかなかった部分ばかりに着目せずに上手くいった部分をまずは見つけてみてください。
成長していることが実感できれば、夏休み後に「もっと成長したい」という欲が沸いてきます。
ダメな点ばかりを見つめた結果、成長が遅れる人も一定数いるので、成長したところからモチベーションを引き出していきましょう。
さらに成長したい点をまとめる
その上でさらに成長したい部分はどこか考えましょう。
以下のように成長するための「行動」までセットで考えてみるといいですね。
「勉強時間を伸ばしたい」
→休憩時間を減らすためにスマホは電源を落として勉強する
「勉強の質を高めたい」
→解説を読むときにも時間を計って追いこまれながら勉強する
「苦手科目をなくしたい」
→英語の勉強時間を伸ばすためにスキマ時間に英単語を勉強する
「調子のいい日と悪い日の波をなくしたい」
→起きる時間と寝る時間を決める
「頑張る」といった根性論ではなく、具体的な行動案を出す癖をつけるようにしましょう。
数字を使って反省
数字を使って反省することも大事です。
2週前の配信で、計画と実際の勉強時間を比較して「計画実行率」を出したと思いますが、夏休み全体を通しての計画実行率を改めて計算しましょう。
勉強時間が足りていなかった場合には、計画よりも勉強時間が減ってしまっていた原因を洗い出して、それを1つずつでいいので潰す必要があります。
「勉強時間は足りていたけど、想定よりも参考書が進まなかった」場合は、立てた計画が甘かった可能性があります。
9月以降の勉強計画を立てるときに、1時間あたりに進むスピードを見直すようにしてください。
夏休み以降は「たぶん1時間で3ページくらい進む」といった「たぶん」の精度ではなく、「平均すると1時間で3ページ進む」といった高い精度で計画を作れるといいですね。
9月以降の勉強計画を立てる
夏休みの勉強をしっかり反省したのであれば、9月以降の勉強計画は夏休み前と比べると精度が高くなっているはず。
特に時間あたりに進む量の精度が上がっているはずなので、それを元に計画を立ててみてください。
特に「いつから過去問メインの勉強に移るのか」は外せないポイントの1つ。
遅くとも11月ごろからは滑り止めレベルの大学の過去問は始めたい所です。
まとめ
今回は「夏休みの勉強を反省&9月以降の勉強計画」について説明しました!
しっかり反省してより効率的に勉強を続けていきましょう。
次回は「学校ありの生活リズム&過去問スタートの時期」について解説します!お楽しみに!