第32回【学校の授業&定期テストと受験勉強の両立】
夏休みが明けてしばらく経ったので、さすがに生活と勉強のリズムも安定してきた頃かと思います。
今回は「学校の授業&定期テストと受験勉強の両立」というテーマです。
学校の授業のせいで進んでいる感じがしない
夏休みに精一杯勉強をしたなら、学校が始まると受験勉強に使える時間が減って、「勉強が進んでいる感じがしない」という感覚に陥るもの。
実際、夏休みと比べると参考書の進みが悪くなるのは当たり前です。
そう感じているのは、必要な「焦り」を感じられていて、夏休みにも勉強をした証拠ですので、ポジティブに考えましょう。
とはいえ「不安だから少しでも参考書や問題集を効率的に先に進めたい」という方もいらっしゃるはず。
そんなあなたのために2つアドバイスします。
100%で取り組むのが正義ではない(授業編)
1日は誰しも24時間なので「成長したい部分に時間をどれだけ使えるか」という時間配分が受験の合否の分かれ目になります。
まずは学校の授業関連で無駄なことがないか考え直しましょう。
たとえば
- 過度な予習復習
- 授業中の休憩時間
など。
この時期には、問題演習がメインになっている授業も多いはず。
授業中に扱う問題については、予習段階で全て自分の力で解くのが正義とは限りません。
例えば数学。受験で使わないレベルの問題に関しては、予習に取り組まずに最初から解説を聞くだけでもOKです。
また授業中に休憩している人も多いはず。
例えば
- 生徒が黒板に解答を書く時間
- 自分の解ける問題、文章の解説の時間
- 予習済みの単元の、新単元解説の時間
などなど。
仮に授業中でも、休憩時間を作れば作るほどライバルたちと差がつくものです。
細かい休憩時間を作らず、そのタイミングも少しずつ受験勉強ができるようになるとかなり効率的に勉強が進みます。
極端な話、ノートも後で友達に見せてもらって写真を撮るだけでもOK。
その分、授業に集中したり、資料集を開く余裕が出来たり、別の問題集を進めることもできます。
時間を一瞬も無駄にしない気持ちで授業時間を見直しましょう。
100%で取り組むのが正義ではない(定期テスト編)
次は定期テストについて。
受験で使う科目も使わない科目も全力で点数を取りに行くのが正義とは限りません。
この時期になったら受験で使う科目は、既に受験勉強で十分に問題演習した範囲なら、実力試しとしてNO勉でテストに挑んでもOK。
ただし「浮いた時間を学力を伸ばすための勉強に使うのであれば」です。
勉強をせずにテストに挑む場合は、バツ直しは真面目にすることをおすすめします。
受験で使わない科目は、赤点を取らないだけの最低限の勉強だけでOK。
逆に、勉強をすると決めた科目は、どの科目も全力で取り組むのがおすすめです。
「ヤマを張る」勉強は受験には役に立たないので、「やるものはキッチリやる」「やらないものは適度に手を抜く」と、メリハリをつけましょう。
こちらの動画も参考にしてみてください。
まとめ
今回は「学校の授業&定期テストと受験勉強の両立」について説明しました!
次回は「忘れてもOK!完璧を目指すな!」というテーマで解説します!お楽しみに!