第5回【勉強習慣をつけるコツ】
平日は何時間、休日は何時間勉強していますか?
実は、週に1回5時間勉強している人よりも毎日継続的に3時間勉強している人の方が、圧倒的に「楽に」勉強できているもの。
「習慣」の力はそれだけ偉大です。
今回は勉強習慣をつけるコツについて解説します!
STEP1:最大勉強可能時間を計算する
まずは「曜日ごと」に15~30分単位程度の大雑把な計算で良いので、24時間から以下の時間を引き算してみましょう。
登下校、学校、部活、食事、風呂、睡眠、その他習い事など。
これで自由な時間はどれくらい残りますか?
多くの人は平日に6時間以上、休日の部活のない日は14時間以上あるのではないでしょうか。
残った時間があなたの最大勉強可能時間です。
そのうち何時間を勉強に、何時間を娯楽にあてているのか計算をしてみないと分からないもの。
特にスマホはボーっと使っている間に、いつの間にか2時間も3時間も経っていたということが多いので、まずは自分の時間の使い方を把握するから始めて見ましょう。
STEP2:勉強時間を伸ばす単位は30分ずつ
思い立ったが吉日、明日から毎日10時間勉強しよう!
と思って本当にその日から出来るようになる人はいません。
まずは30分単位で良いので、少しずつ勉強時間を伸ばしましょう。
これまで勉強を全くしてきていない場合は「明日から2週間は毎日30分は勉強しよう」といった感じでOK。
もちろん勉強時間を伸ばす場合も30分ずつで大丈夫。
受験生ならそんなのんびり増やす余裕がない人も多いので、余裕のあるうちに少しずつ習慣化したい所です。
STEP3:集中できなくてもいいから続ける
習慣化に大事なのは、決めた時間分は
「どれだけしんどくても机に向かって教材を開くこと」です。
疲れている日は集中できないこともあるでしょう。
集中できなくて1問も進まない日があっても構いません。
最初はただただ座っているだけでなんだか疲れてしまうということもあるものです。
それでも続けていき、まずは机に向かう体力をつけましょう。
注意点1:才能を言い訳にしないこと
勉強しようと思ってもなかなか上手く続かなくて
私は勉強の才能がないのかな
と思う人もいますが、勉強習慣をつける分にはほぼほぼ才能の差はありません。
「勉強の才能がない」というのは「歯磨きの才能がない」「入浴の才能がない」などと同じレベルだと考えるようにしましょう。
歯磨きも入浴もしなくても生活できないわけではないですが、続けることでいつの間にか習慣化できていますよね。
勉強も同じ。
最初は上手くいかなくても、諦めずに何度も繰り返せば必ずできるようになります。
才能は関係ありません。
注意点2:最初から上手くいくと思わないこと
基本的に何かを習慣化しようと思ったときに1回で上手くいくことなんてありません。
三日坊主でも構いません。
再トライする回数が多ければ多いほど成功の確率はどんどん上がりますから、失敗を繰り返す前提で諦めずに続けましょう。
まとめ
今回は「勉強習慣をつけるコツ」について説明しました!
こちらも参考にしてみてください!
次回は「古文の勉強法」について解説します!お楽しみに!