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ミスの種類を2パターンで分類:公式LINE(10/15配信)

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第36回【ミスの種類を2パターンで分類】

今回は「ミス」の種類について。

不正解だったときに、いつも「凡ミス」で終わらせていませんか?

ミスには色んな種類がありますが、「注意不足ミス」と「知識不足ミス」を区別して勉強していないと、伸び悩みやすいものです。

特に「知識不足ミス」は正確に「暗記する作業」を続ける必要があります。

まずは「知識不足ミス」を「知識不足ミス」と捉えられているか、「凡ミス」と済ましてしまいがちな紛らわしいパターンについて確認しましょう。

まずは具体例から。

英語の例

長文中の似たスペルの単語を別のスペルの単語と読み間違えること、ありませんか?

例えば

except「〜を除いて」
expect「期待する」

を混同するなど。発音も品詞も違います。

これは知識不足ミスパターンの1つです。

数学の例

等比数列の和の公式で、分子に出てくるのが「rのn乗」か「rの(n-1)乗」か、で間違えたことありませんか?

これは導出の仕方を覚えておけば、導出できるもの。

公式の運用で間違えるのは基本的にすべて凡ミスではなく「知識不足」と思うようにしましょう。

知識不足ミスと注意不足ミスを分けるポイント

2つのミスの見分け方について解説します。見分け方は以下の通り。

  1. 迷ったり詰まったりしたか
  2. 「勘違い」という言葉が当てはまるか
  3. 次以降、注意すれば失敗する確率がグンと下がるか

1つ目。

「どっち?」

と頭に選択肢が2つ以上思い浮かんだら、知識不足ミス。

また

「とりあえず解いたけど、この後の文章や問題と整合性取れない」

と一瞬でも思った部分も「違和感」を感じられたなら、注意不足ではありません。

知識で対応できる部分です。

2つ目。

解いた時には、迷ったり詰まったりしなかったけど、解答解説を見てみると、

「これはAをBだと思い込んで勘違いしただけ」

と思えるかどうか。「勘違い」という単語が当てはまる場合は、基本的に知識不足です。

注意不足によるミスは「勘違い」とは言いません。例えば、先ほどの英語や数学の例を思い出してください。

逆に注意不足から出るミスは次の通り。

「問題の数字を計算用紙に写すときに写し間違えた」
「アを選ぶつもりがイの所をマークしてしまった」

これらに「勘違い」という言葉は使わないですよね。

3つ目。

注意不足ミスは注意すれば、直ぐに改善できますが、

知識不足のミスの改善は、「覚える」というハードルを越えないといけません。

知識不足ミスを減らす方法

知識不足ミスを減らすには、正確な暗記が必要です。

紛らわしいもの、間違えやすいものを覚える際には「情報量を増やす」ようにしましょう。

例えば、英単語は「発音や語源」も合わせて覚えれば、ミスをする確率がグッと下がります。

数学は、公式の導出法を合わせて覚えておけば、違和感を感じたときに直ぐに対応できるでしょう。

普段の勉強から、「教科書」「資料集」「辞書」などで周辺知識まで丁寧に調べられているかどうかで情報量が変わってきます。

その結果、暗記の正確さも変わって来るので、問題集以外も使いこなしましょう。

まとめ

今回は「ミスの種類と知識不足ミスを減らす方法」を解説しました!

次回は「注意不足ミス」について解説します!お楽しみに!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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