公式LINE


品詞分解の勉強法:公式LINE(12/17配信)

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

第15回【品詞分解の勉強法】

単語や文法を押さえたけれど、いざ古文を読もうとすると雰囲気で読んでしまって結局わからない…そんなことはありませんか?

それは品詞分解の練習不足が原因かもしれません。

今回は「古文を正しく読む」ために必須の「品詞分解」の勉強法を解説します!

品詞分解って大事?

品詞分解の練習がなぜ大事か説明できますか?

古文では主語が頻繁に省略されるので、

誰が何をしたのか、
誰が何を言ったのか、

が分からなくなり、文章の意味が取れなくなってしまいがち。

主語がない文章を正確に読むコツは、品詞分解をして、隠された主語を見抜くこと。

実は文法の知識を使うことで、隠された主語を見抜くことができますが、

文法の知識を正しく使えるようになるために品詞分解の練習が必要になります。

品詞分解をする前に

品詞分解の練習には、前提知識が必要です。

特に大事なのが用言。

用言は「活用する品詞」で、動詞、形容詞、形容動詞、助動詞が当てはまります。

これらの活用の中には同じひらがなが出てくることがあり、それらを正しく識別する必要があります。

この識別で特に難しいのは助動詞。

例えば「ぬ」が出てきたら、

打消の意味の助動詞の連体形なのか、
完了の意味の助動詞の終止形なのか、

見極めないといけません。

助動詞の意味を取り違えてしまうと、読解全体に影響が出るのでしっかり覚えなければなりません。

助動詞の前にくる単語の形(未然形、連用形など)を見て判断するために、用言の活用を覚えることが、品詞分解の第一歩です。

文法の知識に自信がない人はまず、文法の勉強をしましょう。

品詞分解の取り組み方と見直し方

用言の活用と、助動詞の接続を覚えたら、いよいよ品詞分解の練習です。

具体的な手順は次の通り。

①載っている文章をひたすら品詞分解する
②解答を見てあっているか確認する
③なぜ間違えたのか確認する

最初はかなり苦労すると思いますが、5~10文章くらい取り組めばだいぶ慣れるはずです。

学校の授業で扱っている文章を使ってもOKですし、参考書を使ってもOK。

学校の授業の場合は、授業内で答え合わせするか、教科書ガイドを参考にするといいでしょう。

品詞分解は、夏休みや冬休みの課題になっていることも多いですが、良い練習になるので、積極的に活用しましょう。

参考書としては、日栄社の「発展30日完成 古文(高校中級用)」のような全て解説に書いてくれているものを利用してください。

細かい勉強法や注意点などはこちらの動画で手元も写しながら解説しているので、ぜひ参考にしてください!

まとめ

今回は「古文の品詞分解」を解説しました!

次回は「冬休みの勉強」について解説します!お楽しみに!

アーカイブ記事一覧はこちらから

【ストマガ読者限定】
10日間で大学受験の計画を立てる!
ストマガLINE集中講座

記事サムネイル

勉強法を読んで理解できたけど、結局どういうペースで勉強すればいいかわからない、という状態では不安になってしまいます。
こちらのLINE講座では

  • 受験のプロがやっている計画作成方法を10日で配信
  • 毎月のおすすめ勉強内容や合格のポイント定期配信
  • 計画作成用ワークシートを限定配信

しています。

友だち追加

これさえ登録しておけば、自分にぴったりの計画を作成することが可能!受験についての情報、勉強の注意点もすべてわかるので、
ぜひ、受験当日までの勉強のペースメーカーとして活用してください。

ストマガを監修する学習塾STRUXとは?

学習塾STRUXは
毎日の勉強を「分析」「改善」し、
完全個別で「指導」する塾。

STRUX無料体験

「計画を立ててもその通りに勉強できない」
「参考書の使い方を間違っている気がする」
「参考書の使い方を間違っている気がする」

そんな悩みを無料体験で解決しませんか?

  • 年間計画
  • 週間計画
  • 参考書リスト

を学習トレーナーが作成します!

無料体験の詳細はこちら!

保護者の方向け!公式メールマガジン

STRUX無料体験

大学受験は複雑で、子どものために何から始めればいいのか、何をやってあげればいいのかわからない……

そんな方向けに、「とりあえずこれさえ読めば大学受験がすべてわかる!」というメール講座がスタート!毎日送られるメールを読むだけで、受験に向けて保護者がやるべきことがすべてわかります。

メール講座の詳細を見る

ストマガYouTubeチャンネルもチェック!

ストマガのYouTubeチャンネルでは、今日から役立つ効率的な勉強法や、受験に関する知識をわかりやすく配信中!大学の傾向分析や計画の立て方、各科目の勉強法だけでなく、ストマガで振れられない時期ごとの勉強法もチェック!

監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

詳しいプロフィールはこちら
記事中の参考書や教材については編集部の基準でおすすめできるものを掲載していますが、リンクにはアフィリエイト広告を利用しています。また、各教材やサービスの「価格」「ページ数」などについては執筆時点での情報であり、今後変更となることがあります。また、今後絶版・改訂となる参考書もございますので、書店・Amazon・公式HP等をご確認ください。