学習塾STRUX編集部連載

大学の夏休みは高校の2倍!?そのワケと大学生の過ごし方!

 
 

大学生になった姉が9月から2週間旅に出た時は、家出かと思いました。

 
 

STRUX編集部 新人ライターの佐久間です!

 
 

大学生の夏休みって、どんな風に過ごしているイメージがありますか?

すごく長くて、自由に過ごしているイメージがないでしょうか。

大学生になった先輩やお兄さん、お姉さんがいる方なら分かるかと思いますが、大学生はとても自由に夏休みを過ごしてますよね。

しかも、9月の中旬になっても大学に通っていないようです。

自分たち高校生は部活や勉強であんまり遊べないのに。

そのうえ、8月で夏休みが終わっちゃうのに。

 

みんなでサボってんのかな?

 

さきさき怒る表情
てか宿題とかやらなくていいの?

 

高校生と大学生では、夏休みの過ごし方に違いがあるように感じられます。

大学の夏休みは高校の時よりも約2倍長く、自分がやりたいことをする時間があります

 

今回は、大学生の夏休みがなぜこんなに自由なのか、あなたが大学生になったらどんな風に過ごせるのかお教えします!

 
 
 
 
 

そもそも、どれくらい違うの?

高校と大学では、夏休みの過ごし方の自由さにどのような違いがあるのでしょうか?

まず、高校の夏休みは、部活や課題がたくさんありますね。

特に1、2年生は部活が忙しい人が多いと思います。

 

もし、「顧問の先生がかなり熱血で全国大会進出を目指してる」なんてことになれば

部活を休むと怒られるし、夏休みは練習だらけになってしまいますね。

僕の野球部のことじゃん!

 
 

高校では、強制的にやらなければいけないことが多いので自分がやりたいことをできる時間が少ないです。

それに対して、大学は「自分がやることは自分で決める」場所です。

そのため、先生から「宿題」が出される大学は少ないです。

しかも、夏休みがかなり長いです。

大学の夏休みは高校の夏休み(約30日)の2倍あり50~60日の長さなんです!

さきさき泣く表情
ながすぎ~~泣ける。

 

また、強制的に参加しなければいけない「部活」はありません。

大学には「サークル」というものがありますが、それは入りたい人だけが入ります。

やりたい人だけがやる「ゆる~い部活」です。

そのため、大学生は夏休みに自分が好きなことをして過ごせるのです!

僕は部活と宿題で一日が終わっちゃうのに……!ずるい。

 
 
 
 
 

なんでこんなに違うんだ!?

高校と大学の仕組みがこの違いを生んでいます。

 
 

高校は、国が定める「学習指導要領」によって学習内容が決められています。

これは、どんな内容の授業をどの学年で、どれくらい学習するのかを示したものです。

文部科学省が作っていて、各学校の時間割や授業数はこれに沿って組まれます。

 
 

一方、大学は「大学設置基準」によって教育内容が決められています。

高校とは違い各大学で自由にカリキュラムを作ることができます。

 

そのため、学生は自分が受ける授業は自分で選べますし、授業の数が高校よりも少ないので大学生の夏休みは長いのです。

さきさき笑う表情
ってことは~、ウチの夏休みも絶対超自由ってこと?

 
 

でも実は、全員が必ず「超自由」になれるわけではないんです……!

 
 
 
 
 

全員が自由ってわけじゃない…?

ここでの「自由」は「自分がやりたいことにどれくらい時間を割けるか」を意味します。

 
 

しかし、人によって「自由」の度合いは変化します。

自分がやりたいことに時間を使える大学生もいれば、そうでない人もいるということです。

 

例えば、理系の学部に進んだ人は、文系の学生より忙しく、夏休みの自由度が低い傾向にあります。

 

夏休みの期間を研究や実験、レポート作成の時間に充てることがあるからです。

 

ある理系大学生は「実験自体も時間がかかるが、恐ろしいのは実験の後のレポートだ」と語っていました。

 

時には10000字以上の実験レポートを書かされるようです。

楽しいはずの夏休みも実験&レポート三昧!

 

特に3、4年生になると「卒業研究」が始まるので、研究室で暮らす生活が続く人もいます。

夏休みが長いからといって、必ずしも自由な時間がたくさんあるというわけではないんですね……!

 

じゃあ逆に、文系は自由度が高いってコト?

 

残念ながら、そうとは限りません

 
 

理系学生に比べると少ないですが、文系の学生にも自由度が低い人はいます。

筆者の友人には、「夏休み中に源氏物語を原文で読破しろ、と教授から言われた」と嘆いている日本文学部の学生がいました。

源氏物語は全部で54巻あり、だいたい100万文字で、400字詰めの原稿用紙では約2400枚に及ぶそうです。長い!!

 

大学に行ったら誰でも全員自由!じゃないんですね。

 
 

また、学部の種類だけでなく、課外活動も夏休みの自由度に影響します。

 
 

先ほど、大学には「サークル」があると言いましたが、実は「部活」もまだあります。


 

活動頻度や実績などによって「部活」か「サークル」か区分が変わるのですが、「部活」は忙しく活動をしている傾向にあります。

「部活」も「サークル」と同様に、入部するかしないかは個人の自由ではありますが、
頻繁に活動がある「部活」に入った人は、夏休みの自由な時間が少なくなるでしょう。

 
 

さらに、アルバイトも夏休みの自由度に影響します。

アルバイトばかりで、なかなか遊ぶ時間が作れない学生もいます。

さきさき怒る表情
アルバイトって自分でやりたくてやってるんでしょ?自由じゃん。

 

確かに、アルバイトは自分の意志で始め、シフトも基本的に自由です。

夏休みに時間があるからアルバイトをしている人も、もちろんいるでしょう。

 
 

しかし、中にはそうではない学生もいます。

大学はとても学費が高く、私立大学の学費は年間で平均100万円もかかります。

自分で学費を払っている学生は、時間のある夏休みは稼ぎどきなので、アルバイトに時間を割いていたりします。

 
 
 
 
 

忙しい人でも、自由な時間は作れる!

とはいえ、理系の学部や忙しい部活、アルバイトを頑張っている人でも、夏休みに自分がやりたいことをする時間はあります。

結局自由なんかーい!

 

大学は「自分がやることは自分で決める」場所。

受ける授業も入るサークルも、全部自分で決めます。

 
 

大学生は自分の予定を自分で管理できるため、夏休みの過ごし方はあなた次第なのです!

好きなことを好きなだけして有意義な時間を過ごせます。

 

あなたが大学生になった時、どんな夏休みを送っているでしょうか?

もし、忙しくても自分がやりたいことをできる楽しい生活を送れているとしたら、少し嬉しい気持ちになりませんか?

今、高校生の自分ではやりたくてもできないことが、大学の夏休みでは実現できる可能性があります。

さきさき喜ぶ表情
ウチならどれくらい自由な時間があるんだろう?

 
 

実際にどんな生活を送れるかイメージしてみましょう!

そこで、実際の大学生の生活をご紹介します。

さまざまなタイプの現役大学生、

  • 「宿題もサークルも無いタイプ」
  • 「サークルが忙しいタイプ」
  • 「勉強が忙しいタイプ」
  •  

    の3人にインタビューしました。

    ここでは現役大学生の実態を知るために以下のことをお聞きしました。

  • 「大学の夏休みの期間」
  • 「課題の量」
  • 「部活・サークル活動」
  • 「夏休みの過ごし方」
  •  

    「自分ならどんな生活を送っているのかなぁ」と考える時の参考にしてみてくださいね!

     
     
     
     
     

    現役大学生さん、どんな夏をお過ごしですか?

    1人目:Kさん

    ―所属大学は?

    青山学院大学 教育人間科学部 1年生 です。

     

    ―夏休みの期間を教えてください

    8月2日~9月19日(49日間)です。

     

    ―夏休みの課題は何か出されましたか?

    全く無いです!

     

    ―部活・サークル活動をしていますか?

    入っていません。

     

    ―かなり自由に過ごせそうですね。この夏休みの、約2か月間の過ごし方を教えてください。
    ・バイト

    基本的には、アルバイトをしています。
    欲しいカメラがあるので、その費用を稼いでいます。バイトは、平日に週3日、朝7~9時と、水・土曜日の11~17時が主な時間です。

     

    ・趣味のカフェめぐり

    最近はよく、朝のバイト後に喫茶店に行ってます。

    先輩や友人と一緒に行くこともあるのですが、話が盛り上がって気付いたら2、3時間経っていた、ということがあります。

    ・友達と遊ぶ!

    バイト以外では、友人と遊んでいます。

    先日(8月3日)は4人で花火大会に行きました!来週は同じメンバーで川越に行く予定です!

     

    ・ボランティア

    他にも、ボランティア活動でのキャンプがあります。

    8月19日から1週間ほど、埼玉県でキャンプをします。児童養護施設の子どものキャンプの引率です。

     

    ・読書

    何もなくて暇なときは、近くの図書館で本を読んでいます。家は冷房が効かず暑いので(笑)

    さきさき慌てる表情
    49日もあるのか!高校はどんくらいだっけ?

     

    僕の学校は30日くらいだよ!

     

    夏休みの長さは20日ほど長くなり、課題は全くないんですね!

    長い夏休みを活かして、自分がやりたい色々なことをして過ごせています

    他の2人の大学生の過ごし方も見ていきましょう。

     
     

    2人目:Sさん

    ―所属大学は?

    横浜国立大学 経済学部 2年生 です。

     

    ―夏休みの期間を教えてください

    8月3日~9月30日(59日)です。

     

    ―夏休みの課題は何か出されていますか?

    ゼロです!

     

    ―部活・サークル活動をしていますか?

    はい、「スポーツチャンバラサークル」というのに入っています。

    週2回、大学や練習場で練習をしています。

    通常の練習以外では、例年、8月中旬と9月中旬に二泊三日の合宿をしています。

    10月にある全日本学生大会やリーグ戦に向けてみんなで稽古をしています。

     

    ―活発に活動をしていますね!サークル活動以外に、夏休みは何をする予定ですか?
    ・アルバイト

    アルバイトをしています。

    朝の6時半から9時まで、駅員のバイトをしてます。

    バイトが終わったらサークルに行くか、何もない日は帰って昼寝しています。

     

    ・旅行

    9月上旬から、北海道にある親の実家に帰省する予定です。涼しいので楽しみにしています。

     

    ・友人とご飯

    サークルが終わったあと、サークル仲間と横浜の居酒屋によく行きます。サークルを頑張った分、ご飯がとても美味しいです(笑)

    さきさき笑う表情
    サークルで忙しそうだね。

     
     
     

    でもちゃんと自由な時間もあるっぽいね。

     
     
     
     

    3人目:Nくん

    ―所属大学は?

    早稲田大学 理工学部 3年生 です。

     

    ―夏休みの期間を教えてください

    8月3日~9月20日(52日)です。

     

    ―夏休みの課題は何か出されましたか?

    夏休みに入ってすぐに、巡検(フィールドワーク)で1週間ほど北海道に行ったのですが、そのレポートを書かされました。

    レポート用紙に30〜40枚書くことになり、かなり大変でした。

    また、後期に研究の発表があるのでその準備を進めるつもりです。

     

    ―部活・サークル活動をしていますか?

    はい。高校の時から憧れていた登山サークルに入っています。

    今年は8月26日から五日間の合宿があり、みんなで中央アルプスに登る予定です。

     

    ―かなり忙しそうですね。それ以外に何かする予定はありますか?

    来週、中学校の同級生とご飯を食べに行きます!

    あと、9月の2週目から数日間、茨城にある実家に帰省します。

    さきさき泣く表情
    課題が多くてキツそう。

     

    でも趣味の登山を楽しんでいる!

     

    夏休みが長いからこそ、忙しくても自分がやりたいことをできるんですね。

     
     
     
     

    大学生は、自分が好きなことをして過ごせる!

    大学ごとに夏休みの長さが異なりますが、総じて高校の約2倍の長さですね。

     

    また、学部や個人の課外活動によっても夏休みの過ごし方に違いがあり、自由な時間が少ない人もいますが

    勉強が忙しく自由度が低い3人目のNさんのような人でも、しっかりと遊びを満喫できていますね!

     

    大学生はなんだかんだ言って、自由度の高い夏休みを送れます。

    高校生の時には経済的・時間的な縛りで実現できなかったことが大学生の夏休みでは叶えられるかもしれません

     

    どんな学生生活が送れるかを思い描いて、高校での勉強のやる気を高めましょう

     記事中参考書の「価格」「ページ数」などについては執筆時点での情報であり、今後変更となることがあります。また、今後絶版・改訂となる参考書もございますので、書店・Amazon・公式HP等をご確認ください。

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    監修者|橋本拓磨

    橋本拓磨

    東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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