高校時代に塾の自習室で友達とよく勉強していましたが、おしゃべりが楽しすぎて勉強が捗らないことがよくありました。
こんにちは。
STRUX編集部ライターの井出です。
家で勉強は捗らないから放課後に教室や塾の自習室で友達と勉強するという人も多いのではないでしょうか?
友達との勉強でお喋りしてしまうとまったく勉強が捗らずなんの時間だったのかわからなくなってしまいますよね。
時には友達と勉強したからこそ、勉強が捗る場合もあります。
友達とは勉強できる時もあればそうでない時もあり、正直ムラがありますよね。
今回は、友達と勉強する際にどうすれば効率的に勉強を進めることができるのかお教えします。
2人で勉強する最大の利点とは?
勉強をする最大の利点は、強制的に勉強へのモチベーションをあげることができるところです。
家や塾の自習室で1人で勉強しようとすると、やる気が起きず勉強が手に付かないということがあると思います。
友達と勉強をするとなると、勉強をし始めるタイミングでサボったり、だらけづらくなります。
自分1人でいる時は時間をどう使おうと自分の勝手です。
しかし、「友達と勉強する。」という行為は、他者と時間を共有することになります。
こうすることによって自分の時間という認識よりも、集団行動をしなくてはいけない時間という認識が強くなります。
身勝手な行動を自然と抑えるため、勉強のし始めでだらけてしまうことを防ぐことができます。
他にも友達と勉強することでモチベーションが上がったり、勉強が捗る理由はいくつかあります。
モチベーションでいえば、友達と勉強をすることで勉強に集中している友達に刺激され気持ちを引き締めてくれます。
勉強への集中が切れてしまった時でも、横で友達が集中して勉強に取り組んでいたら競争心が働き、切れかけていた集中力を取り戻すことができるでしょう。
勉強が捗るという点でいえば、勉強をしていると当然わからない問題も出てきます。
そんな時にわからない問題を友達に聞いて解決することができます。
1人で勉強をしていると、わからない問題を理解することに時間がかかってしまうこともあります。
しかし友達に直接教えてもらうことができれば、具体的にわからない点を相談し理解を深めることができます。
お互いにわからない問題を教え合うことで、勉強が捗ります。
さらに言えば、友達の勉強法やオススメの参考書などを知ることができ、良い点は参考にさせてもらうこともできます。
友達と勉強をすることは多くのメリットがあります。
1人で勉強できるという人は、わざわざ友達と勉強をしなくても構いません。
あくまでも、勉強習慣がまだ無く、勉強に集中できず手に付かないという人には友達と勉強することはいい解決策になります。
お互い刺激をし合う中で、勉強習慣を身に着けることができるはずです。
1人で勉強した方が勉強も捗るし、むしろ静かで気合いが入るという人はもちろん1人で勉強をしましょう。
友達で勉強した方がいいか、1人でやるかは人それぞれです。
自分に合うのはどちらか考えて、勉強が捗る方を選びましょう。
友達との勉強が意味をなさなくなる場合もある。
友達と勉強する時は、勉強する相手を選ばなくてはいけません。
一緒に勉強する人次第で勉強環境が左右されてしまうからです。
例えば、勉強している最中に話かけてくることで、勉強からすぐお喋りに変わってしまいます。
他にも、お互いに質問が多いことで、勉強時間が奪われてしまい勉強がなかなか進みません。
友達と一緒に勉強することで、モチベーションが上がるメリットもありますが、友達の存在で勉強が捗らなくなってしまうというデメリットがあるのも確かです。
捗るはずの友達との勉強が、全く捗らなくなってしまう大きな理由は勉強中話をしてしまうことにあります。
友達と一緒に勉強するとはいっても、勉強している間は1人で集中するということを忘れてはいけません。
勉強中にお話をしながら勉強が捗るはずもありません。
実は問題について質問することも、時には勉強が捗らない原因の一つになります。
なぜなら、ひとそれぞれ勉強しなくてはいけないことは違うからです。
友達の質問を対応することは、自分の進めたい勉強時間を削って質問に回答するということです。
同じ問題や教科を勉強していれば、質問内容も勉強していることに関連は出てきます。
しかし、自分が全く違う教科の質問を受け受けてばかりいると全く自分の勉強が進まなくなってしまいます。
せっかく勉強に集中したくても、質問されることによって集中力が下がってしまいます。
このような場合に友達との勉強は意味を成さなくなってしまいます。
友達と勉強しても結局話してしまうのであれば、お互いに1人で勉強したほうがまだ勉強が捗るでしょう。
友達との勉強の良い点は、勉強の開始時にやる気が起きなかったり、集中できない悩みを友達同士で刺激し合うことで解消することができる点です。
一緒に勉強をするといっても、勉強中は1人で集中して勉強しましょう。
ただ、仲の良い友達なので話たくなってしまう気持ちもわかります。
友達だからこそ気軽に一緒に勉強ができますし、気軽に話してしまいます。
そんなムラの出てしまう友達との勉強を、より効率的に行うにはどうしたらいいのか?
次の章でその方法についてお教えします。
友達との勉強で効率を上げる方法は?
友達と勉強するとについお喋りをしてしまい勉強が全然進まないという失敗を経験している人も数多くいるはずです。
友達との勉強は捗る時もあれば、捗らない時もあり正直ムラがでてしまいますよね。
そんな友達との勉強を効率よく進める方法をご紹介します!!
ルールを決めて勉強環境を整える
友達とお喋りをして勉強が進まないのは全く一緒に勉強をする意味がありません。
楽しいのはわかりますが、勉強の時間はお互いにメリハリをつけましょう。
お喋り以外にもわからない問題の質問などは勉強を中断させ集中力が途切れる原因の一つです。
友達との勉強が捗らない悩みを解消するために、最低限勉強に集中できる環境を整えるルールを設定しましょう。
いくつかルール設定するべきものをご紹介します。
- 勉強中は無駄なおしゃべりはしないように約束する。
- 質問は、あらかじめ時間を決めてまとめてお互いに質問するようにする。
- 休憩時間を決めて時間管理を徹底する。
このように友達と勉強していくために、簡単なルール設定をしておけば、お互いに刺激をしあえる良い勉強仲間になるはずです。
勝負することで、勉強に集中しやすい状態をつくる
計算問題の正答率や、解くスピードなどを勝負して勉強に集中しやすい状態を強制的に作りましょう。
友達との勉強で良いのが、お互いに刺激し合うことでモチベーションが上がるという点です。
より刺激し合うために、制限時間を決めてどちらが早く問題を解けるか競いあってみたり、難しい問題を解き合うなどしてみましょう。
他にも勉強に集中できるような方向で友達と競い合いながら勉強を進めましょう。
勝負をすると勉強に集中しやすくなるだけで無く、自分の実力も客観視することができます。
友達は解けているけど自分が解けなかったのはなぜなのか?
自分は解けるけどスピードが足りないなどの1人の勉強では気づくことのできない点に気づくことができます。
1人で勉強をしていると、勉強量がどれだけ力になっているかをテストや模試などでしか判断できません。
勝ち負けだけではなく、勝負の結果の全てから自分の勉強の改善点を見つけることができます。
自分の現状や改善点を把握するために、放課後に時間を決めて難しい問題を難問か解き合うなどして勝負してみると良いかと思います。
問題を出しあって習熟度の確認をする。
友達との勉強でなかなか集中できないという人は、友達と一緒に勉強するスタイルに変えてしまいましょう。
集中しにくい環境で、勉強を進めるのはなかなか難しいです。
無理に集中しようとするとかえって勉強効率が悪くなってしまいます。
そんな時は、友達と一緒に一問一答などの問題を出し合う複数人でできる勉強内容に工夫してみましょう。
テストで出そうな範囲を予想して、問題を出し合うなどすると1人で暗記するよりも、その時話した内容などを結びつけて覚えることができるので、記憶に定着しやすくなります。
友達と勉強するのであれば、問題を出し合って自分で勉強した内容がしっかりと定着しているのかを把握するようにしましょう。
ただ、1時間も2時間も長い時間やるよりも、時間を決めて短時間で問題を出し合い楽しみながら暗記をすることができます。
友達との勉強を効率的に行う方法をお教えしました!
友達との勉強は良い点も悪い点もあるからこそ、勉強に集中するためにどうするべきか理解しておく必要があります。
友達と勉強することが多い高校生のみなさんはぜひ参考にしてみてください!