学習塾STRUX編集部連載

不合格まっしぐら・・。部活引退後に勉強を始めるのが危険な理由とは?

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こんにちは!STRUXマガジン編集部ライターの井出です!
 

早いもので2019年もあと2ヶ月を切りましたね。

年を越せば、高校3年生はいよいよ受験本番!今年中で一気に追い込みをかけちゃいましょう。

そして高校2年生は、来年からいよいよ受験生!気づくと受験本番まではあっという間。

できる限り早め早めで受験勉強を進められるのが理想です。
 

 

しかしとはいえ、2年生は何かと忙しい時期。

部活をやっている人であれば、後輩ができて指導をしたり、レギュラー争いが本格化したりと、とにかく脂がノッてくる時期です。

特に野球部やサッカー部、バスケ部などの人気スポーツではどこもレギュラー争いで大変!

文武両道を掲げるような高校であればなおさらです。

正直引退までは部活に力を入れたいかな……。

と思ってしまう生徒もいるでしょう。

もちろんみなさん、来年から受験生であるという自覚はあると思います!

『三年生から始めても、一年間も勉強できない……』

そんなことも、頭ではなんとなくわかっているのです。

しかし、やっぱり一番脂がノッている時期は部活に集中したい……。

そして結局受験勉強は後回しに……。
 

 
この『受験勉強をつい後回しにしてしまう』ということは、何も部活をやっている人だけに限りません!

  • 進学校で授業の予習復習もしているから大丈夫だろう
  • 自分の志望校は今の偏差値的に問題ないだろう
  • 学校の課題が多いしまだ二年生のうちからは始めなくてもいいだろう

など、様々な理由でつい後回しにしてしまいがち。
 

 
しかし、受験勉強は三年生から始めると『とある面』で大きく不利になります。

 

 
それは『勉強習慣』!

え?授業はきちんと受けているし勉強はできているよ!

いえいえ違います。

『学校の勉強に真面目に取り組んでいるから勉強習慣が身についている』ということでは決してありません。

なぜなら受験勉強は、志望校によって計画が大きく変わるから。

必要な科目・不要な科目・自分と志望校の間の実力差・得意科目・不得意科目etc

これらのことをしっかり考え、毎日数時間、目標に向かって『正しい勉強習慣』取り組まなければ何も意味がありません。

ただただ、学校の勉強を言われるがままにこなしていてもダメ!

3年生になってから慌てないようにするためには、正しい『勉強習慣』を身につけ、志望校合格のための勉強をすることが大切です!
 

 

『3年生から勉強しよう!』は危険。なのにどうしてそう考えてしまうの?

そもそもどうして、早めに勉強すべきだとわかっているはずなのに3年生から始めてしまうのでしょうか?

主に以下のような理由が考えられます。

「自分は進学校だから安心!」

中学の時に頑張って難しい高校に入学したのですから、こう思いたくなりますよね。お気持ちはホントにわかります。

特に進学校であれば、受験へのサポートも手厚いですし情報を手に入れやすいのも確か。これは大きなメリットです。

ですがだからといって、学校の勉強をしていれば大丈夫ということにはなりません。

先ほど少し触れた通り、受験の目標は人それぞれ。

やるべきは『志望校合格のための勉強』であって、これは『学校用の勉強』とは違います。

「ぶっちゃけ今の偏差値的にも大丈夫っしょ!」

確かに、シンプルに数字だけを比較してしまうとそう考えちゃいますよね。

ですが、これはあくまで『現時点の偏差値が良い』というだけ。

高校入学当初は偏差値60だとしても、そのまま受験勉強をしていなければ、周囲が上がるにつれて相対的に自分は落ちます。

周囲が早めに勉強していく中、自分だけが停滞していたら当然追い越されてしまいますよね。

そもそも、高校の偏差値は中学の成績から判断されるもの。

大学の偏差値は高校の成績で判断されるのに、同じ土俵で考えるのもおかしな話です。

「まだ志望校がぼやっとしているからなあ……」

先述の通り、受験勉強は志望校合格のために行うもの。もちろん志望校設定はめちゃくちゃ大切です。

とはいえ、ガチガチに縛られる必要もありません。

例えば英単語や古文単語の暗記などは、その教科の基礎の基礎。特に志望校が決まっていなくても進められるものです。

問題演習くらいになるとさすがに志望校ごとに対策する必要がありますが、まだその段階にも達していません。せめて基礎の基礎くらいは、早めに取り組んでおきましょう!

それに、志望校がぼやっとしているで悩むくらいならもう決めてしまおう!

 

 

このように、勉強しなければいけないのに手をつけられない理由は様々!みなさんも覚えがあるのではないでしょうか?

こういった考えがあるせいで勉強の開始が遅れ、結局『勉強習慣』が身につかず思うように成績が上がらないという事態に陥ってしまいます。

上記の考えを持っていると受験生、今すぐ改めましょう。
 

 

勉強習慣って大事なのはわかるけど、今からやる必要あるの?

先ほどから繰り返し『勉強習慣』について述べてきましたが、この勉強習慣というのは3年生から始めたところで簡単に身につくものではありません。

本来は早い段階から勉強を始めて、徐々に勉強するクセをつけるべき。

でなければ、受験生になっていきなり『一日8時間勉強しよう!』となっても、なかなか長続きしません。
 

 
そもそも勉強習慣以前の問題として、物理的にも勉強できる時間が少なくなります。時間が少なければ当然、学べる量は減ってしまいますよね。

例えば文系では、合格までに『3000時間』くらいは勉強しなければいけないと言われています。

もし2年の8月から勉強を始めていれば、仮に『2時間/日』勉強したとしても、3年生になるまでに

『60時間/月×8ヶ月=480時間』

これだけの勉強量を積み上げられるのです!
 

 
しかし勉強習慣がないと、1年間(厳密には1年も無い)でこの3000時間をこなさないといけません。ものすごく単純計算しても『9時間/日』は必要です。

学校もあるしプライベートな予定も考慮すると、どう考えても間に合わないよな……。

しかもこの9時間勉強も、あらかじめ勉強習慣がついていればこそこなせる量。

3年生からいきなり勉強を始めてこれだけの長時間勉強に取り組むのは、ハッキリ言って無理です!
 

 

そもそも勉強を始める前にもやるべきことはたくさんあります。

  • 具体的に志望校はどこにするか?
  • 志望校との自分の学力はどのくらいの差があるか?
  • どれが苦手な科目でどれくらい点数を上げなくてはいけないのか?
  • それを元にどういう計画で動けばいいのか?

など、決めることは山積み!

もし3年生から勉強を始めたとして、1年間でガッツリ勉強しないといけないのにこういったことも決めるとなると、もう時間が足りません……。

勉強前に決まるべきことをしっかり決めて、3年生になってからガッツリ長時間勉強するためにも、早めに受験勉強を始めていきましょう!
 

 

具体的にどうすれば良いの?

やっぱり早めに始めるのが良いんですよね……でも具体的に『勉強習慣』ってどうやって身につければいいんですか?

それでは勉強を習慣化するためのコツをご紹介しましょう。
 

 
……と、コツを紹介するその前に抑えておいてほしいことがあります。それは『習慣は自分の意思に関係なく体に染み付いている状態である!』ということです。

例えばみなさん、毎日歯を磨きますよね?

その時にいちいち、

よーし!歯を磨くぞー!

などと気合を入れたりはしないはず。

(……いや、まるおは怠けたがりだから歯磨きすら気合いを入れてる可能性はあるな)
え?!なにか言いましたか!?

……まるおくんはわかりませんが、一般的には気合いは入れませんよね。

通学もそうです。わざわざ気合を入れなくても、決まった時間に目が覚めて、洗顔をして、ご飯を食べて、いつもの電車に乗って……ということの繰り返し。

『わざわざ意識をしなくても自然とできている状態=習慣化できている』ということなのです。
 

 
勉強の習慣化もこれと同じ!いちいち気合を入れなくても、自然と机に足が向かい、参考書を開いて問題を解く、という状態を作れるのが理想です。

最初身につくまでは少し大変。しかし一度習慣化できると無意識のうちに行動できるようになるので、そこまで体に染み込ませてみるのがオススメです。
 

 
そしてここで、再び習慣化のコツに話を戻しましょう!

無意識レベルまで行動を落とし込むためには、いくつか意識すべきことがあります。

行動のハードルを下げる

習慣化に失敗例として多いのが、気合を入れて『いきなり大きな目標掲げる』というもの。

例えばダイエット。いきなり、

さきさきやる気
よーし!明日からお菓子は絶対食べないぞ!

などと決めてもほぼ続きません。

今までお菓子を毎日のように食べていたのに、いきなりバッサリ無くすのはかなり無理があります。

勉強も全く同じ。今まで受験勉強をしてこなかったのに、いきなり

3年生になったし、一日10時間勉強するぞ!

と決めたところでまず継続できません。

 

 

これは決して怠けているからじゃなく、脳の働きによるものなんだ!

脳には、安定を保とうとする『ホメオスタシス』という性質があります。

体に急激な変化が起ころうとすると、普段とは違う異常事態が起こったと判断し、拒否反応が起こるというもの。

実は、この働きこそが『三日坊主』の原因!

いきなり環境や行動をガラッと変えようとすることで脳が拒否反応を起こし、結局続かないのです。

なので、徐々に脳を慣らしていくために『行動のハードルを下げる』ということが大切。

例えば勉強なら、

「せめて電車の中では英単語を覚えよう!」
「寝る前に古文単語を5個ずつ覚えよう!」
「まずは一日1ページ参考書を進めよう!」
「平日は部活で忙しいけど、土日は2時間は勉強しよう!」

というような感じです。

この行動は、さらに細かく設定しても構いません!もし本当に勉強が嫌いなら、『とりあえず机に座る』『とりあえず単語帳を持つ』というくらいの簡単なものにしちゃいましょう!

大切なのは『これなら確実にこなせる!』という行動目標を設定すること。

とりあえず机に座ってしまえば、そこから参考書が目について勉強を始めるというきっかけにもなります。

さんざん焦らせましたが、1〜2年生はまだまだ受験生ではありません。こうした少しずつの積み重ねで、徐々に勉強に慣れていきましょう!

他の記事でも、上手に時間を活用して勉強する方法を紹介しているのでぜひ参考にしてくれ!

多少失敗しても落ち込まない

習慣化を妨害す原因としてあるのが、失敗による自己嫌悪です。

習慣化を目指す過程で、どうしてもサボってしまったり手につかなかったりするときはあります。これは人間である以上仕方のないこと。

ここで一番良くないのが、

ああ……結局こんなことも続かないんだな……

と諦めてしまうことです。

先述の通り、脳には変化を拒否する働きがあるので多少途切れるくらいは当然のこと。ロボットでもない限り、決めたことを100%続けるというのは不可能です。

そもそも受験はかなり長期戦。2年先の本番を見据えて勉強していれば、いくつか失敗もあって当然です。

その時にいちいち落ち込んでいてはキリがありません。

長期的な視野を持って、短期的に多少失敗しても気にしないことが大切です。

それに、勉強が手につかない理由もひとそれぞれ。

  • 「体調を崩してしまった……」
  • 「部活で限界まで疲れて寝てしまった……」
  • 「友達と遅くまで遊んで勉強時間が取れなかった……」

これら全てを排除し、完璧に行動するなんてできませんよね。

そこで、良い意味で『反省しない』というのも大切です。

まあ多少できなくても即不合格ってわけじゃないしね!明日からまた頑張ろう!

くらいに開き直って良いかもしれません。

もちろん開き直りすぎて何回も失敗するのは避けるべき。ですが、変に自己嫌悪してしまい諦めてしまうくらいなら、開き直って『まあいいか!』の精神で続けていきましょう!

 

 

正しい習慣化で受験を乗り切ろう!

以上が勉強習慣の大切さ、そして習慣化するためのコツです!

今部活やプライベートが忙しいと、やはり受験勉強のことは疎かにしがち。

3年生になって受験が目の前に差し迫らないと、なかなか意識するのは難しいですよね。

でも、だからこそチャンス!周囲がまだ手をつけていない中で少しずつでも勉強できれば、1年後にはそれが大きな財産となります。

一気にやろうとしなくても大丈夫。こっそり勉強を始めて無事志望校合格を勝ち取りましょう!

多少失敗しても怠け者ってわけじゃないですもんね!気楽にいきましょう!
(……まるおはもう少し怠けないようにするといいけどな)
え?!何か言いましたか!?

【ストマガ限定・これだけは伝えたい】
頑張っても成績が上がらない時に
確認すべき3つのこと

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大学受験において参考書や勉強法はとても重要ですが、それだけでは合格できません。

  • 同じ参考書を使って「受かる人」と「落ちる人」の違い
  • 合格に向けて、根拠を持って勉強を進めるために必要な〇〇とは?
  • 迷いなく毎日の勉強を進める唯一の方法

について、ストマガ読者の方だけにすべてお伝えしています。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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