学習塾STRUX編集部連載


【関西大学】入試傾向と対策!全学日程になって受け方は?併願と勉強法もチェック

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

橋本が教えている様子
 
こんばんは!STRUX塾長の橋本です!

さて、今回も大学別の分析シリーズ。今回は「関関同立」のひとつ「関西大学」について見ていきましょう。もうひとつの「関」は「関西学院大学」で、読みが「関西大学=かんさいだいがく」「関西学院大学=かんせいがくいんだいがく」とややこしいので気をつけましょう。今回は「関西大学」です。

 
 
 

関西大学の試験情報

今回は一般選抜を中心に見ていくことにします。学部によって多少入試形式が異なりますので、文系の「商学部」・理系の「システム理工学部」を見ていくことにします。文系学部は選択肢が多いので特に注意して見るようにしましょう。

入試制度について

関西大学の入試は一般的な私立大学同様、全学部方式と個別学部方式に大きく分かれています。文系学部は6日間、理系学部は3日間の全学日程があり、そのなかで受験することが可能です。学部独自日程があるのは総合情報学部のみです。

期日 2月1,2,3,5,6,7(全学日程)、2月4日(総合情報学部独自日程)
共通テスト 不要(一部利用可能)

全学部方式(「全学日程」)は文系・理系に分かれており、理系が3日間、文系が6日間の実施になっています。受験するチャンスが多いため、他大学の併願としても活用しやすくなっています。また、全学日程と共通テスト利用入試を合わせることで、異なる学部を併願できる場合もあります。詳細は必ず大学HP(関西大学一般入試)を確認しましょう。

 

併願のパターン

それでは、関大を第一志望とする場合、また併願校として使う場合の併願パターンを見ていきましょう。

 
 

全学部日程・学部個別日程の使い分け

基本的にほとんどの学部が「全学日程」のみで受験が可能です。文系学部の場合は6日程、理系学部の場合は3日程まで併願が可能なので、「どうしても関西大!」という場合はなるべくたくさん出すことをおすすめします。全学日程は1日1学部を受験が可能ですが、学部によっては3教科型と2教科型を1回の日程で併願することは出来るようになっています。その他共通テスト併用入試を利用することで異なる学部を1回の受験で判定できるようになっていますが、仕組みが非常に複雑なのでていねいに要項を見るようにしましょう。

 

関大を併願校として使う場合は、6日程の中から他の大学とかぶらない日程で受験できるので非常に使いやすいはずです。西日本を中心に各地で受験が可能なので、地方の学生でも受験しやすいですね。

 

他大学との併願であれば同レベル〜少し下を

関西圏の似たような私大を受験していくのであれば、同志社・立命館・関西学院大学など同レベル〜少し上を狙うのもいいですし、龍谷大、近畿大などを受けておくとレベル的に見てもバランス良く受験できるはずです。関西圏以外の会場でも受けられるため、近場の大学(関東なら日東駒専レベルなど)で押さえられればいいですね。

浪人できないという場合はもっとレベルを下げた滑り止め大学まで決めておきましょう。

 
 
 

関西大学の配点と目標点数

関大の配点と目標点数については、最低点をもとに考えていくことになります。配点からどの科目で確保すべきなのか考えていきましょう。こちらでは「商学部」「システム理工学部」について見ていきますが、あくまで日程は「全学日程」なので、他の学部でも配点等は参考になるかと思います。

関西大学の科目・配点(文系全学日程・商学部)

外国語(英語) 200点
国語 150点
選択科目(地歴・公民・数学) 100点

文系学部はどの学部であっても基本的にこの配点になりますが、学部によっては「3科目同一配点方式」も実施されることがあり、その場合はどの科目も150点になります。。社会・数学の選択は「日本史」「世界史」「政治・経済」「数学(1A2B)」から出願時に1つ選択するという形になります。

関西大学の科目・配点(理系全学日程・システム理工学部・理科1科目)

外国語(英語) 200点
理科(物理・化学から1) 150点
数学(123AB) 200点

関西大学の科目・配点(理系全学日程・システム理工学部・理科2科目選択)

外国語(英語) 150点
理科* 200点
数学(123AB) 200点

*「理科設問選択方式」と呼ばれるこの方式は、「物理・化学・生物のうち学科から指定された2科目について、各科目3問の計6問のうち試験時間中に4問を選択」する2科目型と、「物理・化学3問ずつ計6問のうち試験時間中に3問を選択」する通常型に分かれる

関西大学の科目・配点(理系全学日程・システム理工学部・理科2科目重視)

外国語(英語) 100点
理科* 250点
数学(123AB) 200点

*「物理」から3問、「化学」「生物」から1科目選択してその3問中1問選択

 
 

その他学部ごとの配点等はこちらのページから各学部の状態を確認していきましょう。

 
 

目標点数

次に、目標点数を確認しましょう。こちらも一部学科を抜粋しています。2020年度・2019年度の合格最低点を見ていきますが、全学日程中心になったのは2021年度からのため、あくまで参考程度に見てください。ここでは2020までの日程での「全学部日程」の点数を挙げています。

例年の合格最低点(商学部・全学部日程)

  • 2020年度:286/450点(63.6%)
  • 2019年度:285/450点(63.3%)

例年の合格最低点(システム理工学部機械工学科・全学部日程・理科設問選択方式)

  • 2020年度:365/550点(66.4%)
  • 2019年度:339/550点(61.6%)

 

参考:関西大学入学試験結果

文系でも最低点は低めで65%までを推移していることが多いですが、人気学部や2科目型だと8割以上まで一気に跳ね上がることもあります。逆に理系でも7割弱までを前後しており、低いというわけではありません。

目標点の例(商学部・全学日程)合計315/450点(70%)

英語 140/200点
国語 100/150点
社会・数学 75/100点

文系3科目であれば基本的には7割を目指しておけばいいですが、全学入試のみになっているため不安であれば・また外国語学部などを目指すのであれば75%くらいは狙いたいところです。その場合英語の点数を底上げしたいところですね。

目標点の例(システム理工学部機械工学科・全学日程)合計396/550点(72%)

英語 96/150点
理科(物理・化学) 150/200点
数学 150/200点

理系の場合、理数が得意であれば英語は多少低めでも問題ないですが、文系よりも全体の合計得点最低点が高めになる傾向があるため、7割超えは確実に狙っていきたいところです。

 
 
 

関西大学 科目別の勉強法と問題攻略

最後にかんたんに関西大学の勉強法と傾向対策を見ていきます。

時系列・やるべき科目と対策

関西大学は全学入試がベースなので、複数学部に跨いでの対策もしやすくなっています。基本的には文系なら英語>>>社会>国語、理系なら数学>理科>英語という形になるでしょう。ただ、国語や理系英語は入試が近づくと対策できる時間も限られてしまうため、高1・高2のうちに固められるのであれば固めておきたいところですね。

 

英語

どの学部であっても長文問題2つと会話文の合計3問の出題となっています。長文も会話文も空所補充が出題されるため、語彙力・文法力も合わせて求められることになります。ただ読めればいい、というだけでは7割を超えてこないので単語・文法から着実に固めるようにしましょう。文系でも理系でも基本的には同じ入試です。

 

国語

現代文、古文の1問ずつで、難易度はそこまで高くないのですが、古文が10問ほどついており非常にハードです。古文が苦手だと解くのに時間がかかってしまうということもあるので注意しましょう。共通テストなどに問題形式は近く、知識問題はほぼ出題されないため、文学史なども対策の必要はありません。まず確実に共通テストレベルまでを時間を意識して解けるようにできると得点率が高くなります。

 

社会

こちらはすべて穴埋め問題になっているため、他の大学同様「高3の夏前には全範囲を履修する」ことを目標にしておきます。それ以降一問一答と私大向けの問題集で対策をしていきます。細かい知識を問われる問題もありますが、基本部分を答えられるようになっておけば十分7割以上を狙えるようになります。日本史では年表問題、世界史だと地図問題、細かいテーマなどが出題されることも多いため、資料集などにも細かく目を通しておけるようにしましょう。

 

数学

文系数学は穴埋め2問、記述1問という形になっています。問題のレベルとしては基本的ですが、各分野の融合問題が多いため入試レベルの演習は多めにしておくべきでしょう。時間も意識して解いていかないと間に合わないということも発生するので、こちらも共通テストなども使って早く・正確に解く練習をしておきたいところです。理系の場合は穴埋め2問、記述2問で、それぞれ数3から1問ずつ、1A2Bから1問ずつ出されているようです。数3ばかりの出題というわけではないため要注意です。

 

物理・化学・生物

理科も社会と同様、「高3の夏前には全範囲を履修」することが目標です。1科目に絞って夏で共通テストやセンター試験、そこから応用問題という形でステップアップしていけば十分7割以上点を取ることができます。

 

まとめ

今回は2021年度以降の「関西大学」の入試の傾向と対策についてお伝えしました。入試形式が2021年度より変わっていますが、過去の個別学部の過去問なども活用していきながら演習量を増やして「早く・正確に」解いていくことを心がけましょう。

 
 

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それでは!

 
 
 
 

ライター:橋本拓磨

東京大学法学部卒。学習塾STRUX塾長・STRUX大学受験マガジン監修。日本全国の高校生に、場所によらず正しい勉強を広めて、行きたい大学に行き、将来の選択肢を広げてほしい!という思いからSTRUXマガジンを監修。

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