学習塾STRUX編集部連載


【関西学院大学】入試傾向と対策をチェック!関学大の過去問分析がヒント!

橋本が教えている様子
 
こんばんは!STRUX塾長の橋本です!

さて、今回も大学別の分析シリーズ。今回は「関関同立」のひとつ「関西学院大学」について見ていきましょう。もうひとつの「関」は「関西学院大学」で、読みが「関西大学=かんさいだいがく」「関西学院大学=かんせいがくいんだいがく」とややこしいので気をつけましょう。今回は「関西学院大学」です。

 
 
 

関西学院大学の試験情報

今回は一般選抜を中心に見ていくことにします。学部によって多少入試形式が異なりますので、文系の「商学部」を見ていくことにします。理系学部は理工学部が2021年4月に理学部・工学部などに分割され新設されているため、かんたんな受験内容のみ記載しますが、詳しくは変更も多いため必ず実際に要項をチェックするようにしましょう。

入試制度について

関西学院大学の入試は一般的な私立大学同様、全学部方式と個別学部方式に大きく分かれていますが、一つ特殊な「関学独自日程」というものもあります。

期日 2月1,2(全学日程)、2月3,4,6,7日(学部個別日程)、2月5日(関学独自日程)
共通テスト 不要(一部利用可能)

全学部方式(「全学日程」)は2日程あり、学部によっては片方しか受けれないことがあるので注意しましょう。学部個別日程の場合は文系学部で受験が可能になっています。法学部など一部学部では2日程受験できるようになっていますね。

関学独自日程は、英語と数学が必須になるもので、一部では共通テストが必要なこともあります。定員は少ないですが、併願として活用することもできそうです。

 

併願のパターン

それでは、関学大を第一志望とする場合、また併願校として使う場合の併願パターンを見ていきましょう。

 
 

全学部日程・学部個別日程・関学独自日程の使い分け

基本的にほとんどの学部が「全学日程」と「学部個別日程」「関学独自日程」のどれでものみで受験が可能です。「関学独自日程」は共通テストの複数科目、もしくは数学が必要なため、いわゆる文系私大3科目で受験をする人は選択肢から外しておきましょう。逆に国公立を志望している人であれば日程によって使いやすいかもしれません。理系学部は全学日程しか使えないため注意しましょう。

基本的には個別日程・全学日程の両方を受験することをおすすめします。なるべくチャンスを増やしておきましょう。

 

また、他の大学が第一志望で関学大を併願校として使う場合は、全学日程・個別学部日程から日程の合うものを受けるといいですね。特に全学日程は全国多くの会場(西日本中心)で受験が可能ですので、地方在住者でも検討して良さそうです。

 

他大学との併願であれば同レベル〜少し下を

関西圏の似たような私大を受験していくのであれば、同志社・立命館・関西大学など同レベル〜少し上を狙うのもいいですし、龍谷大、近畿大などを受けておくとレベル的に見てもバランス良く受験できるはずです。関西圏以外の会場でも受けられるため、近場の大学(関東なら日東駒専レベルなど)で押さえられればいいですね。

浪人できないという場合はもっとレベルを下げた滑り止め大学まで決めておきましょう。

 
 
 

関西学院大学の配点と目標点数

関大の配点と目標点数については、最低点をもとに考えていくことになります。配点からどの科目で確保すべきなのか考えていきましょう。こちらでは「商学部」「システム理工学部」について見ていきますが、あくまで日程は「全学日程」なので、他の学部でも配点等は参考になるかと思います。

関西学院大学の科目・配点(商学部学部個別日程)

外国語(英語) 200点
国語* 100点
地理歴史(日本史または世界史)* 100点
数学1A2B* 100点

国語・地理歴史・数学の中から2つを選択することができるため、多くは国語・日本史、国語・世界史、国語・数学という選択になるでしょう。文系学部はどの学部であっても基本的にこのような配点になりますが、英語200点以外は多少変化します。

 

その他学部ごとの配点等はこちらのページから昨年度の各学部の状態を確認していきましょう。リンクが切れている場合はこちらのページから探すといいでしょう。

 
 

目標点数

次に、目標点数を確認しましょう。こちらも一部学科を抜粋しています。2020年度・2019年度の合格最低点を見ていきますが、全学日程中心になったのは2021年度からのため、あくまで参考程度に見てください。ここでは2020までの日程での「全学部日程」の点数を挙げています。

例年の合格最低点(商学部・学部個別日程)

  • 2020年度:243.4/400点(60.9%)
  • 2019年度:274.6/400点(68.7%)

 

参考:入学試験データ

文系の場合、2021年度は60%〜65%が最高で、基本的にはそれ以下で推移していましたが、他の年度だと68%程度まで上がる年度もあります。理系の場合もものすごく低いというわけではなく、だいたい50%台中盤から62%程度です。

目標点の例(商学部・学部個別日程)合計280/400点(75%)

今回は英語・国語+もう1科目、という選択を前提に目標点を見ていくことにしましょう。

英語 150/200点
国語 70/100点
社会・数学 80/100点

文系3科目であれば基本的には7割を目指しておけばいいですが、過去3年の最低点を見て68%程度まで上がっている学部(商学部など)を目指す場合はもう少し上、75%あたりを目指しておけるとなおいいですね。数学はこれより多少低くても得点調整が行なわれるため、心配せずOKです。

目標点の例(工学部情報工学課程全学日程)合計315/450点(70%)

英語 60/100点
理科(物理・化学・生物から1) 105/150点
数学 150/200点

理系の場合、全学日程でも「総合型」「数学・理科重視型」に分かれています。数理が得意であれば重視型、そうでなければ総合型を受験しましょう。

 
 
 

関西学院大学 科目別の勉強法と問題攻略

最後にかんたんに関西学院大学の勉強法と傾向対策を見ていきます。

時系列・やるべき科目と対策

基本的には文系なら英語>社会>国語、理系なら数学>理科>英語という形になるでしょう。ただ、国語や理系英語は入試が近づくと対策できる時間も限られてしまうため、英語・数学を高1・高2のうちに固められるのであれば固めておきたいところですね。

 

英語

どの学部であっても長文問題3つと会話文、文法2つ(選択肢問題・整序問題)の合計6問の出題となっています。長文問題3つはハードですが、内容理解が必須のもののほかに空所補充や和訳も多く、そちらのほうが意識すべき内容でしょう。空所補充の場合は内容から意味をある程度推測する必要もあるため注意が必要です。文法問題の比重も高く落とせないため、単語・文法・語彙から着実に固めるようにしましょう。

 

国語

現代文、古文の1問ずつで、難易度はそこまで高くないのですが、古文の問題数が多いため時間との戦いになります。共通テストなどに問題形式は近く、さらに活用・主語・漢字の読みなどの問題も織り交ぜられるため、過去問を多めに対策をしておく必要があるでしょう。文学史なども対策の必要はありませんが、時間を意識して、かつ単語文法の基礎をおろそかにしないように問題演習を重ねておく必要があります。

 

社会

こちらはすべて穴埋め問題と内容理解問題になっているため、他の大学同様「高3の夏前には全範囲を履修する」ことを目標にしておきます。それ以降一問一答と私大向けの問題集で対策をしていきます。世界史で言えば東南アジア、ラテンアメリカなどニッチな範囲を問われることもあり、そのなかで正誤問題として問われるためどうしても内容も細かくなってしまいがちです。地域・テーマごとに細かい知識を押さえておくようにしましょう。とは言え大前提は基本部分を答えられるようになっておくことです。

 

数学

文系数学は穴埋め2問、記述1問。理系数学は穴埋め3問、記述1問です。問題のレベルとしては基本的ですが、各分野の融合問題が多いうえ計算量も時間に比して多くなっています。共通テストなども使って早く・正確に解く練習をしておきたいところです。理系の場合は数3から2問、数1A2Bから2問ということが多く、1A2Bの穴埋め問題も侮ることはできません。穴埋めだからといって簡単なわけではないので、目標点を取れるよう戦略的に「どの問題から解くか」を最初に判断しましょう。

 

物理・化学・生物

理科は記述・計算問題が多く、マーク問題はほとんどありません。社会と同様、「高3の夏前には全範囲を履修」することが目標です。1科目に絞って夏で共通テストやセンター試験、そこから応用問題という形でステップアップしていけば十分7割以上点を取ることができます。

 

まとめ

今回は2021年度以降の「関西学院大学」の入試の傾向と対策についてお伝えしました。問題自体はシンプルなものが多いため、早めの対策や他大学の入試も活用した対策で点数をあげていきましょう。

 
 

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それでは!

 
 
 
 

ライター:橋本拓磨

東京大学法学部卒。学習塾STRUX塾長・STRUX大学受験マガジン監修。日本全国の高校生に、場所によらず正しい勉強を広めて、行きたい大学に行き、将来の選択肢を広げてほしい!という思いからSTRUXマガジンを監修。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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