東大生の合格体験記


浪人時代の辛かった勉強も、悔しさをバネに乗り越えて見事東大理科1類に合格!

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

今回の合格体験記は、地方高校から東京大学理科1類に合格したTさんの受験勉強についてインタビューしました。現役、浪人時代の勉強方法や学校の利用方法、受験勉強へのモチベーションの保ち方などこれから東大受験をする受験生にとても役立つ情報を聞き出すことができました!

Tさんの基本情報はこちら

  • 氏名
  • Tさん
  • 大学・科類
  • 東京大学理科1類
  • 高校名
  • T高校
  • 偏差値
  • 71
  • 現役時通塾なし

 
 

橋本塾長

Tさん、本日はよろしくお願いします。

相談者のシルエット(男)

よろしくお願いします。

橋本塾長

まずはじめにどんな環境で受験勉強をしてきたのか簡単に教えてください。

相談者のシルエット(男)

高校は、地元で1番2番を争うような県立高校で理系の選抜クラスに所属していました。
高校入学してからは自分は志望校のことなど特に考えていなくて、周りは難関大を目指しているような受験勉強の意識が高い高校でしたね。
浪人時代は、地元から離れて親戚の家に下宿して受験勉強をしていました

橋本塾長

なるほど、結構周りの友人も勉強への意識は高かったんですね。Tさんが東大を意識し始めたのはいつからですか?

相談者のシルエット(男)

高2の頃に東大を目指すと決めましたね。自分は学年でも成績が上位の方だったので、自然と東大を目指しました。
うちの高校は年に3人ほどは東大に行くので、成績上位者は東大を目指す雰囲気がありましたし、先生からの後押しもあったというのが理由です。

受験勉強のモチベーションは、田舎を出て広い世界を知りたいと思ったから

橋本塾長

現役時と浪人時と2年間受験勉強を乗り越えられた勉強に対するモチベーションがあれば詳しく教えてください!

相談者のシルエット(男)

そうですね…。あまりモチベーションとかはなかったんですよね。

橋本塾長

本当ですか!?意外ですね。

相談者のシルエット(男)

まぁ、改めて考えてみると田舎を出たかったからというのが結構大きかったと思います。僕の住んでいたところかなりの田舎で、小学校も学年10人くらいでした。なので一生を地元のコミュニティの中で過ごすのが嫌だなと小学校くらいから思っていました。東京に出てもっと広い世界、いろんなことを知りたいという思いは受験勉強のモチベーションになっていたんだと思います。

橋本塾長

そういった昔から思っていたものが受験勉強中モチベーションに繋がっていたということですね。淡々と勉強してるイメージのTさんですが、モチベーションが下がったり辛かったりしたエピソードがもしあれば教えてください。

相談者のシルエット(男)

浪人してしまったことですね。現役時結構勉強したのに受からなかったのは辛かったですね。これは公立高校の人はあるあるだと思うんですけど、理科の授業が入試ギリギリまであって、理科の成績をあげるためにかなり時間を使ってしまいました。夏の時点で全然固まっていなかったですし、他の科目に比べても点数は低かったので、今考えると理科に時間を使いすぎて科目の勉強のバランスが悪かったなもっとやれることがあったなと思いますね。

橋本塾長

ありがとうございます。では浪人中の受験勉強で辛かったエピソードはありますか?

相談者のシルエット(男)

単純に毎日の受験勉強には苦痛に感じてました。勉強は好きな方ですけどさすがに一年中勉強ですから結構しんどかったですね。

橋本塾長

そんな苦痛を感じる中で受験勉強の息抜きの方法はありますか?

相談者のシルエット(男)

特になかったですね。

橋本塾長

無いんですか!苦痛を感じながらも毎日勉強を続けられた理由は何かあったんですか?

相談者のシルエット(男)

「もう落ちれないな」という意識が強かったのを覚えてます。浪人して親にも迷惑かけてますし、学校の友達も現役で東大行った人もいて、そんな状況の中でもう落ちれないなという気持ちで、苦痛に感じていた勉強も乗り越えられたと思います。
悔しいという気持ちが毎日の受験勉強の原動力だったと思います。

橋本塾長

先ほど現役時代は結構勉強していたというお話をしてくれましたけど、毎日どのくらい勉強時間をとっていましたか?

相談者のシルエット(男)

そうですね。自習室に朝8時くらいから夜9時までいるという生活を毎日ずっと続けていましたね。でも現役の時は週6で部活もやっていたので、その時は定期テストの時だけ頑張ってました。僕の高校はテストの2週間前から部活が休みになっていたのでそこで勉強時間を確保していましたね。
部活が終わってからは、学校に自習用のスペースがあって、学校の人もそんなに利用してなかったので、自分はそこに毎日こもって10時間とか勉強ずっとしてました。

受験勉強中の英語は毎日「読む」「書く」「聞く」を意識したことで成績がのびた

橋本塾長

それでは勉強中についての質問です。現役時代の勉強法について「少ない参考書を完璧にするようにしていた」と聞きましたが、そういった勉強法は独自で考えていましたか?それともどこからか情報を仕入れていましたか?

相談者のシルエット(男)

現役時代は学校の先生の意見を参考にしていたのと、学校に合格体験記があったので、自分と同じ理系で東大に合格していた人の真似をしていましたね。その合格体験記で勉強法とかも知れたので、受験勉強のモデルにしていました。勉強法とかそういった情報はその合格体験記で知ったり、受験情報とかは先生に聞いたり、空いた時間でネットで調べたりしてましたね。

橋本塾長

学校に情報収集できる環境があったんですね。東大生は受験勉強で志望校から逆算して勉強計画を立てている人が多いと聞きますが、Tさんは勉強計画は立てていましたか?

相談者のシルエット(男)

1週間ごとにやる勉強は決めていました。あと気をつけていたことでいうと、英語は毎日やるようにしていました。英語は語学なので、触れれば触れるだけ伸びるし、やらなければ下がる。浪人時代に予備校の先生にそう言われていたので、それを参考にしていました。

橋本塾長

英語は具体的にどのような勉強をされてましたか?

相談者のシルエット(男)

そうですね。毎日長文を読んで問題を解いたり、あとリスニングは必ず毎日やっていましたね。英作文も頻度を増やして毎日触れるようにしていました。浪人時代は特に、英単語とかは固まっていたので、英語を読んで聞いて書くっていうことに対して毎日触れようと思って勉強していました。

橋本塾長

ありがとうございます。小さい視点での計画はあったとのことですが、年間計画などの大きい視点での戦略はありましたか?

相談者のシルエット(男)

年間計画までは作ってはいなかったですけど、模試までにこの分野は仕上げようという意識はもって勉強してましたね。基本模試を軸に勉強していました。
現役時代は有名どころの模試は全て受けていましたし、高校でも二ヶ月ごとくらいに受けさせられていたので、良い目標になっていたと思います。浪人時代は予備校に通っていたんですけど、予備校の模試と東大実践は受けていました。

橋本塾長

細かく計画は立てていないと言ってはいましたが、模試を軸に勉強のペースを作っていたんですね。当時の模試の成績は覚えてますか??

相談者のシルエット(男)

覚えてますね。現役時代は夏の東大模試C判定、秋の東大模試がA判定、現役時代のセンターの得点が819点でしたね。浪人時は受けた模試全てA判定でした。センター試験は837点という感じでした。

橋本塾長

ありがとうございます。すごい、よく鮮明におぼえていますね!

東大に合格できたのは、意識高く受験勉強に取り組んでいた周囲の仲間のおかげ

橋本塾長

現役時代と浪人時代を違う環境で過ごしたTさんですけど、環境のおかげでよかったこと・悪かったことがあれば教えてください。

相談者のシルエット(男)

よかったこととしては、自分が東大に受かったのは高校のおかげかなと。自分が高校入った頃は東大に入ろうなんて思ってなかったし、先生が意識高くて、周りの友達も勉強がんばっていて、そういう環境に身をおけたことで自分も勉強に頑張ることができたのはかなり大きかったと思います。
浪人時代も通っていたコースが東大を志望するコースだったんですけど、そのなかで東大を志望する仲間がいたのはかなりありがたかったです。

橋本塾長

東大を受験できる環境が整っていたんですね。そんな中でも環境が原因でよくなかったと感じたことはありますか?

相談者のシルエット(男)

悪かったことというか、現役時代知りたかったと思うことはありますね。自分は塾とかもない地方公立校に通っていたので、こんなに情報の格差があるんだなと痛感させられたのをおぼえてます。
都会の中高一貫の子達が学校で受けている授業や知っている情報の中でも、自分が現役の頃は知らなかったものはたくさんあったので、そういう情報は知りたかったなと思います。
たとえば、授業を受けている時に、中高一貫の子たちは授業の質にこだわっていたりして、そこが結構違うんだなと思いました。
都会の受験生は塾とか、学校の授業の質が高くて恵まれているんだろうなとおもいました。そういった点では、情報の格差を感じましたね。

橋本塾長

ありがとうございます。それでは最後にこれから東大を目指す受験生に一言お願いします。

相談者のシルエット(男)

みんなが思っているよりもそこまで東大受験は難しい壁ではないと思います。何よりきちんと対策することが大事だと思います。
おそらくこんなにみっちり勉強に取り組むのが大学受験で初めてだとおもうので、ぜひきちんと勉強に打ち込んでほしいです。そうすれば必ず結果が出るかと思います!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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