大学受験で予備校や塾に通うとしたら費用はどのくらいかかるんだろう……。と不安になることがありますよね。
それもそのはず。今や高校卒業をした人の大学などの進学率は50%以上!「就職を考えるにしても最低限大学には通わせてあげたい……」という親御さんは多いのです。
それに伴い出てくるのは「予備校に必要な費用はいくらくらいするんだろう…。」「進学に協力してあげたいけど、予備校の費用が心配…。」などのお金に対する不安でしょう。もちろん「高いお金を払うんだったら、いろいろ比較してから決めたい!」と考える方もいるかと思います。
なのでこの記事ではそんなお悩みを解決するために「大学受験の予備校でかかる費用はいくらなのか?」「予備校にはどんな活用法があるのか?」を徹底的に解説していきます!
大学受験にかかる予備校の費用を徹底分析!予備校の相場観とは?
ではまず、大手予備校の費用を実際に比較してみましょう。設定としては「数学2コマ・英語2コマ・物理1コマの計5コマ」「夏期講習6科目」「冬期講習4科目」の合計で計算しています。
東進ハイスクールの価格表(税込)
下記はあくまでも一例です。「時期」「キャンペーン」「受講内容」「取得講座数」によって入塾金や授業料は変わりますので詳細はHPにてご確認ください。
- 入塾金
- 33,000円
- 担任指導費
- 77,000円※1
- 通常授業
- 90分×20回
- (通年)
- 数学2講座・英語2講座・物理1講座=約330,000円
- 夏期講習
- (90分×5回=19,250円)×6講座分=115,500円
- 冬期講習
- (90分×5回=19,250円)×4講座分=77,000円
- 年間合計
- 632,500円
※1・4講座以上取った場合の値段です。3講座以下の場合、33,000円になります。
東進ハイスクールの特徴は主に3つ挙げられます。
1つ目が「質の高い映像授業」です。メディアでも有名な講師陣の授業をオンラインで提供しているので、地方の学生であっても受けることができます。志望校レベルに合わせた幅広いコースが用意されているので、自分に必要なものを逃さずインプットできるのが魅力的ですね。また、映像授業ということもあってスケジュール管理は自分でできるので、授業を受け逃すことがありません。自分のペースで進めていきましょう。
2つ目が「担当講師制(チューター制度)」です。この制度では、「どうやって勉強を進めていけばいいのか?」「進路はどうしたほうがいいか?」など勉強に関する質問だけではなく、勉強以外の相談にも対応してくます。
そして3つ目は「グループ面談」です。このグループ面談では勉強の振り返りをしたり、自分で勉強計画を立てる方法についてレクチャーしてくれたりします。こうした面談があることで、受験を長期的に考え自分のペースで正しく勉強できるようになりますね。
映像授業だと講師と直接話せない分、なかなか疑問点を解決しづらそうなイメージがあります。そのためモチベーションを下げない工夫をしてくれているのですね!
河合塾の価格表(税込)
下記はあくまでも一例です。「時期」「キャンペーン」「受講内容」「取得講座数」によって入塾金や授業料は変わりますので詳細はHPにてご確認ください。
- 入塾金
- 33,000円
- 通常授業
- 90分・週1回
- (通年)
- 数学2講座・英語2講座・物理1講座=平均140,000円=
計700,000円※1 - 春期講習
- 入会金4,400円+(90分×4回=14,500円)×6講座取ると仮定=91,400円
- 冬期講習
- 入会金4,000円+(90分×5回=17,620円)×4講座取ると仮定=74,480円
- 年間合計
- 約898,880円
※1・河合塾は講座によって値段は違います。1講座は年間で13万~15万円ほどです。
河合塾の特徴は、主に3つ挙げられます。
1つ目が「対面式の授業」です。授業はモチベーションの高い受験生などと一緒に受けます。そうした熱量が高い空間で勉強できるため、自分も集中して講座を受けることができるのです!もちろんわからないところは直接質問ができるので、すぐに解決することもできますよ。
2つ目が「担当チューター」制度です。先ほど東進ハイスクールで解説した内容とほとんど変わりませんが、河合塾でも学生の悩みや相談に寄り添ってくれるチューターが就いてくれます。また、保護者と生徒を対象としたイベントも開催されるので、親子で受験に対する理解を深めることも可能!大手の塾・予備校の中でも河合塾は、親子共々手厚いサポートが受けられるのですね。
駿台予備学校の価格表(税込み)
下記はあくまでも一例です。「時期」「キャンペーン」「受講内容」「取得講座数」によって入塾金や授業料は変わりますので詳細はHPにてご確認ください。
- 入塾金
- 100,000円
- 通常授業
- 50分×3コマ×24回
- (通年)
- 数学2講座・英語2講座・物理1講座=約844,000円
- 夏期講習
- 入会金4,100円+(50分×12回)×6講座分=138,500円
- 冬期講習
- (50分×12回)×4講座分=91,200円
- 年間合計
- 約1,173,700円
駿台予備学校の特徴は、主に3つ挙げられます。
まず1つ目が「短い授業時間」です。駿台予備学校では休憩までの1コマの授業が50分で行われます。これは他の塾や予備校に比べると非常に短く設定されていますよね。あまりだらだら勉強してもなかなか身につきません。そのため短時間でグッと集中力を保ったまま授業を行うために、50分に設定しているのです!
2つ目が「担任制度」です。こちらも東進や河合塾と同じく、勉強以外の相談ができるようになっています。駿台予備校の場合は、相談内容によって相手が分けられています。勉強内容については講師に相談。進路に関しては「クラスリーダー」というスタッフや「進路アドバイザー」に相談できます。専門性を持った講師に随時質問できるので信頼度の高い回答をもらうことが期待できますね!
3つ目が「講座の豊富さ」です。駿台予備学校には個人の進路に合わせて様々なコースが用意されています。そのため自分の志望校にあったコースを選択することで、効率的に成績を伸ばすことができるのです。
学習塾STRUXの価格表(税込み)
学習塾ではプランが3つのみ。そのため他の塾と比べて料金体系が非常に明確でわかりやすいです。講習等による追加料金などもありません。全てのプランにデフォルトで学習サポートに必要な制度が揃っています。
- 入塾料
- 55,000円
- スタンダートプラン
- 月額71,500円
- ライトプラン
- 月額49,500円
- 1,2年生向けプラン
- 月額49,500円
学習塾STRUXでは、主に3つの特徴があげられます。
1つ目が「オンラインであらゆるサポートを受けられる」ということです。学習塾STRUXは基本的に指導を含めて面談もオンラインで行なっています。そのためどこに住んでいても受講ができます。
また講師はナビサイトの大量募集ではなく、学習塾STRUXの教え方をしっかり研修した少数精鋭ばかり。そのため講師の質にもほぼ差がありません。さらに質問も24時間チャットで受け付けて!自宅学習中に生まれた疑問を忘れないうちに講師に聞けるので効果的に勉強できますね。
2つ目は、「いつ・何を・どのくらい取り組めばいいのかが明確になる勉強計画を立てられる」ということです。計画には2種類あり、長期的に何をすればいいのかがわかる『年間計画』と、毎日具体的にやるべきことが明確になる『週間計画』があります。これらを毎週ブラッシュアップさせていくので、常に合格に最適な勉強が提案してもらえるのです!
3つ目が「専属講師が受験生の生活に合わせて最後までサポートしてくれる」ということです。学習塾STRUXは完全個別指導で先述のような個人の過ごし方に合わせた勉強計画を立てるので、各生徒の生活リズムに合わせたものが提案できます!
「部活が忙しい子」「バイトをしている子」「勉強習慣がない子」など、様々な生徒の生活リズムを分析して、その生徒にあったサポートをしてくれるのですね。
結局いくらくらいかかるの?
このように大手の塾を始め色々と比較してみると、かなり特徴は違いますね。ただしその特徴が良いほど、費用も高くなりがちです。今回の例だとしても、どの大手塾でも90万円近くはありました。人によってはこれよりも授業を取る人は多いはずです。そうなると、100万円以上かかってしまうことも覚悟しなければいけません。塾に通うということは、かなりの出費になるのですね……。
そのため本当に必要な授業かどうかを考慮して計算しないと、かけたお金がムダになることもありえます。しっかりご両親と相談して、自分の希望に沿った塾を選ぶようにしましょう!
選ぶときの注意点としては、今回紹介したのは映像授業や集団授業ではなく、個別指導で受講したい場合ははこれよりさらに高くなる可能性もあります。やはり生徒一人一人にコミットできる分、高くなる傾向にあるそうです。場合によっては、100万〜120万円位かかることもあります。質を取るのか、料金を取るのか、なかなか難しい判断が迫られますね。
その点で考えると、ご紹介した学習塾STRUXは個別指導にも関わらずかなり安価であることがわかります。完全個別指導で24時間のチャット質問対応などがあるにも関わらず、他の集団授業系の塾とそこまで変わりません。さらに追加課金等の講座も無く、非常にわかりやすい料金体系であることが魅力的です。
大学受験の塾・予備校でかかる費用は、いつどんな講座を受けるかで決まる!
上記のように塾ごとに違いはありますが、どこも費用がかかることがわかります。では大学受験で予備校や塾を活用する場合の費用はどのように決まるのでしょうか?
それは「いつ・どんな講座を受けるのか?」によって変わってきます!では具体的にどのように変わるのでしょうか?ここでは河合塾の講座を例に、時期や授業によってどのように変化していくのかについて見ていきましょう。
「いつ受けるか?」でどのくらい費用が変わるのか?
下記の数字はあくまでもその当時に受けた場合の金額です。現在の金額は必ず最寄りの校舎にお問い合わせください。
講座名①:個別指導講座
- 講開始月:9月
- 費用(一括の場合):208,320円費用(分割の場合):34,720円×6回
- 受講開始月:10月
- 費用(一括の場合):173,600円
費用(分割の場合):34,720円×5回
講座名②:トップレベル(科目名)
- 受講開始月:9月
- 費用(一括の場合):95,400円
費用(分割の場合):15,900円×6回 - 受講開始月:10月
- 費用(一括の場合):79,500円
費用(分割の場合):15,900円×5回
こうして見ると遅く始めるほど費用は少なくなります。しかし、1ヶ月通わないということは1ヶ月分の授業を損していること。すでにある程度勉強できている人なら問題ありませんが、そうでない人からしたら1ヶ月間を無駄にするのはとてももったいないことです。そのため「自分がどのように勉強するのか」「自分は今どれくらい勉強できるのか?」など決めて、しっかりと計画を立てた上で選ぶことがとても大切です。
「どのコースを受けるか?」でどのくらい費用が変わるのか?
次は各コースの費用についてです。下記の値段は「2020年5月6日〜受けた場合の金額」です。最新の金額は必ず最寄りの校舎にお問い合わせください。
- 講座名:スタンダード(各科目)
- 費用:127,400円
- 講座名:個別指導講座
- 費用:246,400円
- 講座名:ONE WEX(各科目)
- 費用:148,200円
- 講座名:ONE WEX東大(各科目)
- 費用:140,700円
- 講座名:トップレベル国公立大(各科目)
- 費用:132,300円
- 講座名:ハイレベル国公立大(各科目)
- 費用:102,900円
難易度が高い講座は、実力派の名だたる講師たちが作っている代わりに値段が高くなりす。個別授業もかなり濃い授業を受けられるため、通常の講座よりもお金がかかる傾向にあります。もちろん費用が高い分、得られるものもかなりあるのは間違いありません!できる限り、費用よりも自分へのメリットを考えて決めるといいでしょう。
授業料以外にいろいろかかることも……費用を知る上で注意することは?
塾は授業料だけを払えばいいというわけではありません。塾に通う時には他にも様々なものがかかってきます。最後にそれらの金額を見ていきましょう。
塾を考える上で最初にかかるものは入塾料です。このお金はどの塾でもかかる費用で、どのような塾でも基本的には払うものと考えてください。
そして、塾にいるチューターに対しても費用が発生しています。チューターも受験生のサポートや知識の提供などをしているため、チューターにもお金が払わなければいけません。これがチューター料や担任指導料といわれるものです。
当然テキスト代もかかります。学校と違い、教科書はタダで配られるわけではありません。もちろん受ける科目数が増えればそれだけテキストを購入する必要があるので、その点でも費用がかさむということを押さえておいてください。
このように塾に通う際には、授業料だけでなくその他の出費も必要です。「思ったより高くついてしまった……」とならないように気をつけてください。
大学受験に費用をかけるならコスパよく塾・予備校を活用しよう!
上記で説明してきた通り、塾に通うとなるとかなりの金額がかかります。そうなると、可能な限りコスパよく塾を活用したいというのが本音ですよね。
ではここまで料金の話がメインでしたが、次からは「結局どうすれば費用を押さえつつ塾を有効活用できるの?」ということについてご説明していきます!
期間限定講座はどんな人が受けるべき?期間限定講座の費用対効果とは!?
まず「期間限定講座」についてです。塾によっては夏期講座や冬季講座など、季節の節目ごとで特別な講座が開催される場合もあります。
こうした期間限定講座は、基本的には自分の足りない部分がわかり、それを補いたい人が受けるべき講座。期間限定講座はだいたい長期休暇に行われるので、まとまった時間で弱点克服ができるチャンスなのですね。期間限定の講習講座を活用することで、自分の伸ばしたい科目や分野を効率よく勉強しましょう!
逆にいえば、自分がわかっている分野にお金を払っても仕方ないということ。どうしてもわからないと感じる講座にだけ通うことが、一番効果的に勉強を行うコツです。
塾・予備校に入ってから損をしないために決めておくべきこととは?
塾に通う前に決めておかないと損をすることというのは「自分がどの科目が苦手なのかを理解しておく」ということです!塾に通う目的は、自分の弱い部分を補い強化するため。そのこと押さえずに通ってしまうと、時間がひたすら無駄になってしまいます。塾に通う時はしっかりと計画を立てて、自分のためになるようにしましょう。
また、塾によっては科目の知識を補う以外のことをやってくれていることもあります。例えば、先ほどご紹介した東進は科目のインプットがメインです。しかし学習塾STRUXは受験生の自学自習をサポートするのがメインなので、かなり違いがありますよね。こうした塾ごとの異なる特徴があるので「自分が塾にどういうことを求めるのか?」「塾でどういうことをしてほしいか?」をきちんと考えた上で塾を選びましょう。
学習塾STRUXと他塾の費用比較
このように、塾の料金が高いなら高いなりに可能な限りコツを押さえて有効活用して使い倒すという意識が大切です!とはいえ、やはり塾の費用が安いならそれに越したことはありませんよね。
その費用面で見ると、先ほども少し触れましたが学習塾STRUXは個別指導にも関わらず他の授業型の塾とあまり変わらない費用です。では具体的に他の塾と比べてどのくらい安いのでしょうか?詳しく比較をしてみましょう。
一般的な塾に通う際に生じる費用は、まず最初の入学金があります。そして東進のように、授業を取れば取るほど費用がかさみ、ここに期間限定講習を加えると100万円を越えることザラです。
しかしSTRUXにかかる費用は入学金と月謝のみ!24時間のチャット質問サポートや専任講師による定期面談などもありますが、これらは全て基本装備です。
受験に必要な科目全てを見てもらえて個別授業であることも考えると、月謝4.95万~7.15万円であるSTRUXは圧倒的な安さであることがわかりますね!

もちろんいきなり入塾まで決めるのは不安ですよね。
そのような方に向けて、学習塾STRUXのコンテンツを体験できる無料体験をご用意しています。無料体験で学べるのは以下の内容です!
- ヒアリングを基に参考書リストと総勉強時間の算出
- 年間計画作成
- 週間計画作成
- 解き方や考え方のレクチャー
- 計画の活用法のレクチャー
- 参考書では補えない考え方を身につけるための『演習ゼミ』
普段提供しているコンテンツを体験していただけるため、こちらを受けるだけでも勉強に対する考え方が変わるかと思います。
この無料体験で学習計画を立てるだけでも、今後の財産になるのは間違いありません。少しでも興味を持っていただけたら、是非無料体験にお越しください!