大学入試の変更点共通テストの傾向や主要大学の入試制度をチェック

対策の基本

大学入試改革により、2021年度入試(2021年度入学の大学生を募集する入試)から大きく入試形態や制度が変更になります。このページでは、そうした入試の変更点をまとめてお伝えしています。

入試制度の変化は大きく分けると「センター試験を廃止し、共通テストを実施」「入試の名称変更(一般選抜など)」「各大学の入試傾向・制度の変化」が挙げられます。特に各大学の入試の変更点は大学のホームページでも探しづらいことが多く、その大学を志望する人でも正しく理解できていない人も多いため、この機会にきちんと理解しておくようにしましょう。

共通テストについて科目別変更点

大きな変更点

共通テスト画像

大きな変更として上げられているのが、「大学入学共通テスト」の実施です。これまでは「大学入試センター試験」として実施されていたものが、傾向や制度を変更する際に名称も変わったものです。2019年11月ごろから「記述式の導入延期」「外部試験の利用延期」などが決まり、センター試験のときと大幅に変わるのは英語のみとなりました。とはいえ、各科目ごとに傾向などにおいて細かい変更点があるため、共通テストの受験が必須になる人はしっかり自分の受験科目について確認しておきましょう。

私立大学でも、共通テストを活用して入試を行うところが増えています。国立・私立に関わらずきちんと確認することも重要です。

大学別 入試変更点

早慶上理の入試変更点

入試改革に積極的な「早稲田大学」「上智大学」は特に大きな変更があるため、自分の志望校については変更点がどのくらいあるのか、今からどう対策すべきか確認するようにしましょう。

国公立大学の入試変更点

国公立大学は私立大学に比べると入試の変更点は少ないですが、東京都立大学など一部の大学では大幅な変更が予定されています。志望校の入試変更点についてはしっかりチェックしておきましょう。

GMARCHの入試変更点

GMARCHと呼ばれる大学群では、「立教大学」「青山学院大学」の入試が積極的な変更となっています。科目が変更になったり共通テストが必要になったりという学部が多いため、必ず学部まで確認するようにしましょう。

関関同立の入試変更点

関関同立と呼ばれる関西圏の大学ではそこまで大きな入試システムの変更はありません。とはいえ一部傾向や定員、科目の変更が行われているところもあるため、慎重に確かめておくようにしましょう。