第7回【模試・定期テストの復習法】
5月は定期テストや模試が集まっている時期なので、今回はテストや模試の復習法を解説します!
模試・定期テストを復習しないのはNG
「模試や定期テストを復習するより、参考書を進めたい」
と思っている方はいませんか?
テストは参考書や問題集を使った学習よりも、1段階集中力が高い状態で受けているはず。
そこで間違えたものを勉強すれば、普通に問題集で間違えたものと比べて定着率は圧倒的に高くなります。
そんなコスパの良い勉強を簡単に逃しているようでは、なかなか成長しません。
「復習をしない」のだけは絶対にNGと覚えておきましょう。
また参考書での勉強も、本当に実力が伸びるのは1周目よりも2周目・3周目。
2周目・3周目で、「できない問題」が「できる問題」に変わるからですね。
模試は受験した段階で、既に1周目が終わった問題集のようなものなので、復習が2周目になります。
確実に成績アップに繋がる2周目を捨てるのはもったいないですよね。
受かりたいなら、遠回りに見えても確実にテストや模試の復習は着実に済ませてから参考書の学習に戻るようにしましょう。
問題形式別に復習法をまとめてみたので、参考にしてください。
読解系問題
英語・国語などの読解系問題の復習で、解説を見ながら文章を頭から読み返すのは当たり前。
さらに重要なのは、自分で不明語などを調べ、それを全て覚えることです。
調べたものを全てノートにまとめる必要はありません。
付箋や電子辞書の履歴機能などを上手く使って、ノートまとめに使っている時間はできるだけカットするのが効率的です。
時間のかかる作業であることは間違いないですが、やるべきことをやり続けていれば、徐々に復習にかかる時間は短くなります。
文法問題や暗記系問題
英語・国語の文法問題や、理社の暗記をすれば解けるような問題は、不正解選択肢のどこが間違っているかを意識しないと、次に同じ問題が出てきたときに正解できません。
間違った問題は周辺知識も暗記できていない可能性が高いので、教科書や資料集で周辺知識まで含めて確認し、覚えていきましょう。
これもノートにまとめる必要はありません。
計算系問題
数学や理科の計算が必要な問題は、解説を全て読み込み、理解した後に「解説を閉じて」解き直すのが1番です。
分かったつもりを防いだり、計算力をつけたり、という効果があります。
記述問題は記述まで再現できるか確認することが必須。
より発展的には類題も探して解いておけば、完璧な復習になりますね。
考察系問題
社会や生物では、「教科書には載っていない資料や実験に関する問題」が出題され、「思考力」が問われることがあります。
こういった考察系の問題は、まず解説を全て読み込み理解しましょう。
理解できなかった場合は先生に質問もアリ。
このタイプの問題も教科書や資料集で周辺知識で覚えていなかったことがないかチェックは必須です。
最後に自分の力だけで記述できるようになっているか必ず書き直しをしてくださいね。
まとめ
今回は「模試・定期テストの復習法」について解説しました!
次回は「部活と勉強の両立」について解説します!お楽しみに!