第23回【学校ありの生活リズム&過去問スタートの時期を意識しよう】
学校の授業は始まりましたか?
学校の授業がない状態での受験勉強が続いたはずなので、授業が始まった今、改めて毎日の過ごし方を整理し直すのがおすすめです。
そのためのヒントを解説していきます!
生活リズムの乱れはないか
「夏休みは朝から勉強すべき」と伝えましたが、それでも夏休みは夜型だった方が一定数いるはず。
そんな方は9月に入ると、
眠い目をこすりつつ学校へ行く
→学校の授業中に寝たり、帰ってきて仮眠したりする
→眠くないから夜中遅くまで勉強する&眠れない
→次の日も眠い
の悪循環に陥りがちです。
長めに仮眠を取ると、寝るのが遅くなってリズムが戻らないことも多いので、仮眠を取るなら、学校の昼休みなどの明るい時間に15分程度にしましょう。
リズムを取り戻すために、まずは1~2週間、起きる時間と寝る時間を固定して過ごしてください!
遅くとも11月からは滑り止め過去問のペースで
合格から逆算すると、遅くとも11月頭からは滑り止めの過去問を始めたいところ。
これは大学受験の常識です。
早い人は9、10月から始めることもあります。
そのため11月以降は新しい参考書の1周目を進める暇はありませんし、2周目もまだまだ負担の大きい参考書は多いでしょう。
できれば各参考書の2周目ラストまでは、10月末までに進めておきたいところです。
今のペースで「10月末までに各参考書の2周目が終わる所まで進みそうか」を目安に、改めて進捗&ペースをチェックしてください。
スキマ時間を無駄にしていないか
このペースを意識して計算をすると、スキマ時間すら1秒たりとも無駄にできない人も多いはず。
学校の休み時間、登下校の時間、その他ちょっとした休憩時間なども勉強できると、1日の勉強量が大きく伸びます。
単語や一問一答、リスニング系などのスキマ時間でも取り組みやすいものは、スキマ時間を上手く使って勉強しましょう。
また学校の授業も「全授業」が必要なわけではないはず。
たとえば「受験では英作文は出題されないけど授業はある」とか「古典が受験で必要ないけど授業はある」とか。
学校の先生とも相談して、受験で使う科目に集中できるなら集中してしまえばOKです。
ただし、内職をするときにはちゃんと相談してからにしてくださいね。
こういったスキマ時間も含めて、1週間の時間割を見直してみてください。
もちろん朝起きたところから夜寝るところまでの勉強の計画を、これまで通りに丁寧に立てるようにしましょう。
1日のスケジュールの作り方はこちらを参考に。
まとめ
今回は「生活リズム」「過去問を見据えたペース管理」について説明しました!
生活リズムを整え、スキマ時間を上手く活用して効率的に勉強を進めていきましょう。
過去問演習から逆算すると遅くとも10月末には、各参考書の2周目まで終わらせておくのがおすすめです。
次回は「模試の成績で一喜一憂しないこと」をテーマに解説します!お楽しみに!