第25回【学校の授業&定期テストと受験勉強の両立】
夏休みが明けてしばらく経って、生活と勉強のリズムも安定してきた頃かと思います。
今回は「学校の授業&定期テストと受験勉強の両立」というテーマです。
学校の授業のせいで進んでいる感じがしない
学校が始まると受験勉強に使える時間が減って、「勉強が進んでいる感じがしない」と感じることがよくあります。
夏休みと比べると参考書の進みが悪くなるのは当たり前です。
それは夏休みにしっかり勉強をした証拠ですし、合格に必要な「焦り」を感じている証拠なので、ポジティブに考えられるのがベスト。
とはいえ「不安だから参考書や問題集をできるだけ速く先に進めたい」という人もいますよね。
そんなあなたのために2つアドバイスします。
100%で取り組むのが正義ではない(授業編)
1日は全員に等しく24時間なので「成長したい部分に時間をどれだけ長く使えるか」という効率的な「時間配分」は合否に直結する要素の1つ。
まずは学校の授業関連で無駄なことがないか考え直しましょう。
たとえば
- 過度な予習復習
- 授業「中」の休憩時間
など。
この時期には、問題演習がメインになっている授業も多いはず。
授業中に扱う問題を予習段階で全て自分の力で解くのが正義とは限りません。
例えば数学。受験で使わないレベルの問題は、予習に取り組まずに最初から解説を聞くだけでもOKです。
また授業中に休憩している人も多いはず。
例えば
- 生徒が黒板に解答を書く時間
- 自分の解ける問題・文章の解説の時間
- 予習済みの単元の、新単元解説の時間
など。
授業中の細かい休憩時間をできるだけ減らして、少しずつでも受験勉強ができると、かなり効率的に勉強が進みます。
極端な話、ノートも後で友達に見せてもらって写真を撮るだけでもOK。
その分、授業に集中したり、資料集を開いて細かい暗記事項を確認したり、別の問題集を進めたりすることもできます。
時間を一瞬も無駄にしない気持ちで授業時間の使い方を見直しましょう。
100%で取り組むのが正義ではない(定期テスト編)
次は定期テストについて。
特に受験で使わない科目の点数を全力で狙いに行くのが正義とは限りません。
受験で使わない科目は、赤点を取らないだけの最低限の勉強だけでもOK。
また受験で使う科目も、すでに受験勉強で「十分に」問題演習しているなら、実力試しとしてNO勉でテストに挑んでもOKです。
ただし「浮いた時間を学力を伸ばすための勉強に使う」ようにはしてくださいね!
勉強をせずにテストに挑む場合、バツ直しだけは真面目にすることをおすすめします。
逆に、勉強をすると決めた科目は、どの科目も全力で取り組むのがおすすめです。
「ヤマを張る」勉強は受験には役に立たないので、「やるものはキッチリやる」「やらないものは適度に手を抜く」と、メリハリをつけましょう。
こちらの動画も参考にしてみてください。
まとめ
今回は「学校の授業&定期テストと受験勉強の両立」について説明しました!
次回は「忘れてもOK!完璧を目指すな!」というテーマで解説します!お楽しみに!