第42回【本番に向けて調整2】
共通テストお疲れ様でした。
ここからは個別試験に向けて必要な「調整」について解説していきます。
何時に起きるのか、寝るのか
最終調整として1番大事なのは、起床と就寝の時刻です。
試験本番に合わせて決まった時刻に起きて決まった時刻に寝ていますか?
まず起きる時間について。
ここ1か月くらいを振り返ってみて、どの時間帯頃から集中できる状態になっていましたか?
起きてすぐ集中できる人もいれば、2時間くらいは時間がかかってしまう人もいるはず。
集中できる状態になるまで時間かかる人は、最低でも本番の試験時間の2時間前に起きるようにしてください。
そこから逆算して寝る時間を考えましょう。
1番パフォーマンスが発揮できるベストな睡眠時間は人によって違いますが、多くの場合7~8時間は睡眠時間を確保することがおすすめ。
もっと眠らないと頭が働かないという人は、この時期は必要な分の睡眠時間をキッチリとっておくことも重要です。
試験時間の昼寝禁止
勉強疲れを適度に抜くため、短時間の昼寝を時間割に入れている方もいらっしゃると思いますが、試験時間と被る時間の昼寝はやめましょう。
お昼休憩がある試験日程も多いはずなので、昼寝をするならその時間に合わせて短時間で、絶対に延長しないようにしてください。
油断していると、本番も同じ時間に眠くなってしまいます。
手洗いうがいマスクの徹底
受験生なので日常的に行っていると思いますが、この時期は手洗いうがい、マスクをいつも以上に徹底しましょう。
風邪でダメージを受けるのは、試験当時だけではありません。
本番1週間前の風邪でも十分ダメージになります。
風邪のせいで起きたり寝たりのリズムが崩れ、そのせいで勉強時間が短くなってしまうことはもちろん、予定の勉強量をこなせなかったせいで不安が残ってしまうこともありえますよね。
体調不良にならないよう最大限に注意・予防をしましょう。
とはいえ、気を付けていても体調を崩すことはあります。
そのときはすぐに休むこと。
違和感を感じたタイミングで休みを取るくらいで丁度いいので、そのつもりで過ごしてください。
勉強環境に注意
調整のタイミングでは勉強環境にも注意してください。
具体的には、
- 飲食しつつ勉強
- 音楽を聞きつつ勉強
などしている人も多いと思いますが、これらはやめましょう。
本番は飲食しながら入試問題を解けませんし、音楽を聞きながらも不可能です。
「テスト中の環境音」などもYouTubeなどに上がっていたりするので、音楽よりはそういった音源を利用して試験と同じ状態で勉強することに慣れていく方がいいですね。
もちろん、筆記用具や時計なども本番に合わせたものを利用して、本番と普段の勉強との差を少しでも小さくしておきましょう。
まとめ
今回は「本番に向けての調整」について解説しました!
次回は「国公立出願と試験の反省」について解説します!お楽しみに!