第43回【国公立の出願と試験の反省】
共通テストも終わったので、国公立の出願について迷っている人向けの内容をメインにお伝えします!
私立専願の人も後半の「試験の反省」については参考にしてください!
国公立の出願に迷ったときには?
「共通テストが上手くいかなかったから、A大にするかB大にするか、どうしよう…」
と悩んでいる方もいらっしゃるはず。
まずは1月末までに大急ぎで、迷っている2校分×2~3セットほど過去問を解いてみて、点数を出してみましょう。
その結果を見て「いけそうだな」と思ったら第1志望校に、「ちょっと厳しそうだな」と思ったら志望校を下げて出願すればOKです。
2月頭が出願の〆切となっていることが多いので、1週間以内に過去問を一気に解いて判断材料を増やしてから考えましょう。
「出願〆切を確実に調べて把握しておく」ことだけはお忘れなく。
※「必着」か「消印有効」かも要注意です。
材料不足で決めると?
判断基準となる材料不足で決めてしまうと「A大学に出願したけど、B大学にすれば良かったかな?」と悩みながら勉強する可能性があります。
悩みながら勉強している人と、迷いなく勉強を続けている人では勉強効率が全然違います。
すぐに判断材料を集めて、できるだけ早く判断を下し、そこからは集中して勉強をしたいですね。
切り替えが重要
これからは私大~国公立まで、受験ラッシュの時期になります。
共通テストも含めていくつか受験すると、上手くいかなかった科目や大学は確実に出てくるもの。
ですが、その度に落ち込んだり悩んだりする暇はありません。
解けなかった問題の復習をしたり、残っている入試の作戦を考え直したりと、ポジティブに失敗の経験を活かしていきましょう。
入試問題の解答は基本的には配られないですが、解けなかった問題の周辺知識を調べ直したり、問題集で類題を解き直すことならできるはず。
入試問題も活かして着実に知識を増やしていくのが大切です。
また実際に入試を終えてみると、「時間配分」「解く順番」「見直しのタイミング」など、試験問題以外の点に関しても、いくらか改善できる点が見つかるはず。
作戦を立て直しつつ、過去問演習と丁寧な復習を続けていきましょう。
試験前日・当日の過ごし方の反省
試験前日・当日の過ごし方についても入試を受ける度に反省しましょう。
- 前日の持ち物チェックは?
- 前日の就寝時間は?
- 起床時間は?
- 朝食は?
- 移動は?
- 昼食は?
- 昼休みの過ごし方は?
- 休み時間の過ごし方は?
などなど思い出せるだけ思い出してください。
何か反省すべきことはありませんか?逆に良かったところはどこですか?
毎回反省して改善して、良かったところは継続して、常に最善のコンディションで入試を終えたいですね。
まだまだ伸びる
入試では前日に復習した問題がたまたま出題されることもあり得ます。
実際に最後の10日間で10点~20点成績を伸ばす受験生は毎年いるので、最後まで「自分はまだまだ伸びる」と信じて勉強に打ち込みましょう。
まとめ
今回は「国公立の出願や共通テスト後の反省」について解説しました!
次回は「国立組私立組それぞれへのアドバイス」をお送りします!お楽しみに!