こんにちは!STRUXマガジン編集部ライターの松渕です!
だいぶ気温も下がってきて、3年生はいよいよ受験本番。
体調管理は十分に気をつけてくださいね。
そんな中、2年生は進路選択で悩みを抱えていたり、来年からの受験生活に不安を感じている人も多いのではないでしょうか?
進学に力を入れている高校だと受験勉強仲間がたくさんいます。
ですがそうでない高校では、一般受験ではなく推薦入試やAO入試で大学を受験する人、専門学校に進学、就職する人など様々。
このような受験生は基本的にひとりで受験勉強をしていかなければいけない ので、受験勉強に対するモチベーションが下がってしまうことがあります。
「受験期に自分がどのような環境で勉強するのか 」というのは大きくモチベーションに影響を与えるのです。
はじめは大学生活に対する期待や、将来就職するためといったモチベーションを持って受験勉強に取り組むことができますが仲間がいないことでモチベーションが下がり、勉強に集中できなくなってしまって成績が上がらなくなることも。
そうならないためにどうしたらいいか、あらかじめ心構えしておくことが必要です。
この記事では「周りが受験勉強をしない人ばかりな受験生」が「受験勉強するモチベーションを下げない方法」をご紹介します!
モチベーションを失った受験生がしてしまいがちな行動
初めは何か将来やりたいことがあったり、行きたい大学に行きたい!というモチベーションがあっても、そのモチベーションだけではどうしても勉強に対する意欲を失ってしまうことは誰にでもあることです。
しかし受験勉強をしない友達が多いと、「周りの友達は遊んでいるのに」「友達の誘いを断るのが辛い」といったことでモチベーションが下げられてしまうことが。
まずはモチベーションを失ってしまった受験生が起こしがちな行動を紹介します。
このような行動を起こさないよう、参考にしていただけると幸いです!
その1 できるだけ勉強せずに進める進路に変更する
「私だけ勉強しているのが辛い」ということがきっかけで、できるだけ勉強しなくても受験を終わらせられる進路に変更してしまうなんてことがあります。
途中で志望校のレベルを下げると「もう勉強しなくてもいいや」という気持ちになり、一気に勉強する時間を短くしてしまいます 。
最悪の場合、今まで積み上げてきた知識が失われたりどんどん志望校のレベルを下げなくてはならない 事態に。
志望校のレベルははどうしてもという場合以外は下げないようにしましょう!
その2 予備校や塾の授業以外で勉強をしなくなる
同じ受験生がどれだけ勉強しているかが身近に感じられないため、塾や予備校に行くだけで勉強したと勘違いしてしまいます。
授業はあくまでインプット。問題集や参考書でその知識をアウトプットして知識を使えるようにして初めて成績に直結 します。
なので授業を受けた後、家や自習室などで自習時間を確保することが大切!
「周りの友達が勉強していないから大丈夫」ではなく「自分が合格するのに必要な勉強だ」という意識で過ごしましょう!
その3 友人や家族に当たってしまう
勉強に対するモチベーションを失うと「勉強しなきゃいけない」というストレスがたまりやすくなります。
また、勉強していないことが「合格できないのではないか」という不安を大きくしてしまいます。
そのことが原因で友人や家族に当たってしまうことがあるかもしれません。
受験が原因で対人関係を崩してしまうとあとあとになって後悔します。
友達や家族の存在ははどんな形であれ、受験期にとても支え
となります。なので適度に休みを取るなどストレスを処理して、周りの人とうまく付き合いながら受験勉強に励んでください!
モチベーションを失うと起こしてしまうことは様々。
どれもそんなことにはなりたくないようなことですよね。
まずモチベーションを失ってしまう原因はどのようなことがあるのか一緒に考えてみましょう!
なぜ仲間がいないとモチベーションが下がってしまうのか?
そもそも受験勉強はひとりで行うのが基本 。
ほとんどが一般受験する進学校の生徒も同じ。
それでも普段生活する環境に一般受験をする人がいるか、いないかでモチベーションの維持しやすさが変わってくると思います。
その原因は何か考えてみましょう!
原因その1 遊んでいる友達が羨ましくなってしまう
勉強の合間にインスタを覗くと、そこには友達が楽しそうにしているストーリーが。
「自分は勉強で苦しんでいるのに!」と友達の遊んでいる姿が羨ましくなってしまいます。
また、学校で友達からの遊びの誘いを受けた時に「勉強するから」という理由で断るのはなかなか辛いですよね。
そのようなことがあると勉強のことがどんどんと嫌いになり、「友達と遊びたい!」という気持ちが強くなってしまい結果的に受験勉強に対するモチベーションを失ってしまうことになります。
原因その2 どのくらい勉強すればいいかわからない
自分が十分に勉強することができているかを判断する上で身近な勉強仲間の存在は重要になります。
お互いに足りないところを気づきあって高め合うことができるのです。
しかしこのような仲間が身近にいないと「自分はなんとなく頑張ってる気がするから勉強時間を減らしても大丈夫かな」と思ってしまうことがあります。
また、「自分なりにがんばってるのになかなか成績が伸びない」と感じてしまうことも。
「周りはもっと頑張っている」ということを感じられればモチベーションを維持することができますが、身近に仲間がいないとどうしてもネガティブになってしまいます。
受験仲間がいないとこのようなことが原因でモチベーションを失ってしまいます。
では最後に、このようなことを起こさないためにはどうしたら良いか、原因をもとに考えてみましょう!
仲間がいなくてもモチベーションを維持する方法
上で挙げた原因をどう対処したら良いかを考えることで、モチベーションを維持する方法に繋がります。
具体的に何をすべきかまで解説します!
その1SNSの使い方を工夫しよう!
この方法は「原因その1・2」どちらも対処することができます!
もちろんただスマホの使用を禁止するというのが受験生として理想ですが、受験生になっていきなりスマホを使わないようにするのは難しいです。
なので最小限、SNSの使い方を工夫するところからはじめてみましょう!おすすめの工夫を紹介します!
SNSをみていいのは寝る前だけ
これは「原因その1」への対処法となります!
SNSを勉強する前や昼間にみてしまうと遊んでいる友達が羨ましくなってしまい、「今日はもう勉強せずに遊ぼうかな」という気持ちになってしまうリスクがあります。
そこで、SNSを見る時間にルールを設定しましょう!
例えば、勉強した後の寝る前の時間。勉強した後なら大丈夫、寝ればまたリフレッシュされて次の日も頑張れると思います。
ただ禁止するのもいいですが、無理に趣味を禁止してしまうのはストレスになるので工夫して自分にあったルールを作ってみてください!
受験用のアカウントを作る
これは「原因その1・2」どちらも対処できます!
普段使っているアカウントとは別に「受験勉強用のアカウント」を作ってみてください。
そこでは友達ではなく日々の勉強を発信している同じ受験生のアカウントをフォローしてみてください!
InstagramやTwitterには同じ受験生と繋がるためにSNSを利用している受験生を多く見かけます。
試しに「勉強垢」とユーザー検索してみてください!たくさんのアカウントや投稿が表示されると思います。
このようなアカウントから遊んでいる投稿を見ることはないので羨ましがることはありませんし、「同じ受験生がこんなに頑張っているんだから自分も頑張らなきゃ」といった気持ちにさせてくれます。
その2あらかじめ合格までの勉強計画を作ろう!
これは「原因その2」を対処する上で最も大切なことです!受験勉強を始める前に必ず行いましょう。
勉強計画を作ることで、「合格するためにはどのくらい勉強することが必要か」を理解することができます。
これで、周りが勉強しているかどうかは関係なく、自分が十分に勉強できているかを判断することができるのです。
勉強計画の立て方
- Step1
- 志望校の最低合格点と現在の点数の差を把握する
- Step2
- 最低合格点を達成するためにはどの科目のどの分野を重点的に勉強するのか決める
- Step3
- 各教科で使う参考書を決める
- Step4
- スケジュールに落とし込む
まずはStep1で志望校の合格最低点と現在の点数の差を把握しましょう。
この時、科目によって得意不得意があると思うので科目ごとに必要な点数を考えておくのがポイントです!
次にStep2では、どの科目のどの分野を重点的に勉強するのかを決めましょう!
受験勉強は、ただの勉強とは違い「志望校との差を埋めるための勉強」をすることが受験勉強です。
もうできる範囲を重点的にやってもあまり意味がないのです。
英語が苦手なら英語、数学は得意でも微分・積分が苦手なら微分・積分を重点的に勉強する計画にしましょう!
step2で「何を勉強するべきか?」が分かったら、それぞれで使うべき参考書を決めましょう。
参考書選びのポイントは、自分にあった参考書を選ぶことです。
試験本番で点数が取れるように設計されている参考書の中から、自分が好きになれる参考書を選ぶのです。
最後にSrep4で、使うと決めた参考書をどの順番でどのくらいのペースでやるか、受験本番までのスケジュールに落とし込みましょう!
ここでポイントなのはいつまでに1冊の参考書を終わらせるか期限を決めることです。
期限を決めずにやるとだらだらとやってしまい、志望校との差を埋めきれなくなってしまいます。
これに加えて勉強計画を立てる上で注意して欲しいことがあります!
休む日も設定しておく
何度も言っているように「周りに受験仲間がいない」場合は友達の遊びを断らなきゃいけなかったり、遊んでいる友達が羨ましくてモチベーションを失ってしまいやすいです。
そんな時は、計画を立てた上で「何をしてもいい日」を設定しましょう!
必要な勉強時間を確保できるのであれば週1でも週2でも構いません。
休養日を設定することで友達と遊ぶ時間を確保できるので、「自分だけ遊べていない」といった劣等感を軽減できます。
また受験勉強をしない友達とも距離を置くことなく今までのように過ごせると思います。
自分の勉強計画に合わせて、休養する日もあらかじめ決めるようにしてください!
「具体的にどの参考書を使えば良いか」「完成したらどんな計画になるか」が知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?周りが受験勉強をしない人ばかりであっても、工夫することでモチベーションを維持することができます!
受験勉強はどんな人でも孤独な戦いです。
孤独であっても最後まで頑張り続けられるよう、受験勉強を始める前に「勉強計画を立てる」など準備をしておきましょう!
大学生は高校生よりも自由に、好きなことをして過ごすことができる貴重な時期です。辛いことを乗り越えて、第1志望に合格することができればきっと楽しい大学生活を送ることができますよ!
最後にまとめです!
周りが受験勉強をしない人ばかりなら
- SNSの使い方を工夫しよう!
- あらかじめ合格までの勉強計画を作ろう!
是非、実践してみてくださいね!