現代文は「日本語の読み取りなので、勉強しないでもある程度点数が取れる」と言われる教科。一方で、「どうやって勉強をすればいいのかわからない」「点数の上下が最も激しい」「点数をあげにくく、最もコスパが悪い」とも言われる教科です。
そんな現代文の点数を上げるために必要なのが、基本的な文章の読み方である読解力!
「田村のやさしく語る現代文」は使うタイミングや使い方が正しければ、現代文の読解力をアップさせるのに最適な参考書です!
しかし、ただなんとなく読んでいても効果は上がりません!ぜひこの記事を読んで、正しい使い方や勉強法を身につけましょう。
現代文全体の詳しい勉強方法に関してはこちらの記事をチェック!
「田村のやさしく語る現代文」はこんな人におすすめ!
「田村のやさしく語る現代文」の基本情報
- 習得にかかる時間
- 24時間(1周あたり8時間×3周)
- レベル
- 定期テストからセンター試験、GMARCHレベルの基礎固めに最適
- おすすめ度
- ★★★★★(現代文の入門書にぴったり!)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 現代文の受験勉強を始めたばかり
- 現代文の勉強を始めたいが、何から手をつけていいのかわからない
- 現代文に苦手意識がある
- 活字を読むこと自体が億劫
- 薄めで、シンプルな問題集の方がやる気がでる
- 問題演習を始める前に現代文を読む時のポイントや解き方のテクニック身につけたい、あるいは復習したい
- いつも現代文をなんとなく感覚的に解いている
- 現代文の点数が高かったり低かったりする
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 現代文の読み方、解き方がある程度身についている人
「入試現代文へのアクセス基本編」がおすすめ! - 近年の問題傾向に合った問題演習をしたい人
「システム現代文センター対策編」、「きめる!センター現代文」がおすすめ! - 問題演習を通して解き方を身につけたい人
「現代文のトレーニング入門編」がおすすめ!
他のおすすめ参考書も見たい、メリットやデメリットをきちんと比べたい、という人は、こちらの記事もチェック!
「田村のやさしく語る現代文」の使い方・勉強法!
センター現代文で高得点が取れる勉強法を知りたい人はこちらの記事もチェック!
現代文の勉強法の全体像を掴みたい人はこちらの記事もチェック!
基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- まずは前半の第1部を一気に読む。
- Step2.
- 第2部は1日1講ずつ解き進める。あまり時間は気にせず、これ以上考えられないほど熟考して答えを出しましょう。この時、選択肢に○×をつけたり、判断基準となった箇所に線を引くなど、思考の痕跡を残しましょう!
- Step3.
- 解説はまだ見ずに答え合わせをして、正解率を確認する。
- Step4.
- 解説を読む前に、間違った問題を再度考え直し、間違った理由を自分なりに考えてみる。
- Step5.
- 間違った問題や合ってたけど迷った問題の設問解説を納得するまで読む。それでも納得できなければ第1部の解説の対応箇所を確認する。
2周目
- Step1.
- 1週目と同様に、まずは前半の第1部を一気に読む。書いてある内容を自分のものにすることを意識して、じっくり頭に入れる。
- 第二部の1周目に間違えた問題を、1日1講ずつ解き進める。選択肢に○×をつけたり、判断基準となった箇所に線を引くなど、思考の痕跡を残しましょう!
- Step3.
- 解説はまだ見ずに答え合わせをして、正解率を確認する。
- Step4.
- 解説を読む前に、間違った問題を再度考え直し、間違った理由を自分なりに考えてみる。
- Step5.
- 間違った問題や合ってたけど迷った問題の設問解説を納得するまで読む。それでも納得できなければ第1部の解説の対応箇所を確認する。
- Step6.
- 全問正解になるまで繰り返す。
- 思考の痕跡を残す!
- 完璧になるまで考えつくして答えを出す!
思考の痕跡を残す!
思考の痕跡とは、『選択肢に○×をつける』『本文や問題文の判断基準となった箇所に線を引く』などのことです。
これは答え合わせをした時に、『判断基準が正しかったか』『どこで間違えてしまったのか』を確認しやすくなるとともに、後で復習する時にも役立ちます。
完璧になるまで繰り返す!
現代文の勉強は、他の教科に比べ量より質です。やみくもに繰り返し問題を解くのではなく、前半の解説部分でインプットしたテクニックを使って考え尽くし、満点を目指しましょう。
解説部分「第1部」も何度も読みましょう。
こんな使い方は要注意!使い方のコツ
1、「田村のやさしく語る現代文」使用上の注意
戦略02であげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- 思考の痕跡を残す!
- 完璧になるまで考えつくして答えを出す!
これ以外にも、「田村のやさしく語る現代文」だからこそ気をつけてほしいことがあります。
「田村のやさしく語る現代文」だけで満足しない
先述の通り、「田村のやさしく語る現代文」は現代文を解く時の基本的な考え方を教えてくれる参考書です。なので、ここで学んだ現代文の読み方のコツを生かして、多くの問題に触れながら慣れていくことも必要です。
「田村のやさしく語る現代文」が完璧になったら、あるいは並行して、必ず他の問題集や過去問に取り組みましょう。
オススメの参考書は、「入試現代文へのアクセス」です!
まとめ
- 本文や問題文に思考の痕跡を残す!
- 完璧になるまで考えつくして答えを出す!
- 「田村のやさしく語る現代文」だけをやって満足しない!終わったら問題集や過去問に取り組もう
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 現代文の受験勉強を始めたばかり
- 現代文の勉強を始めたいが、何から手をつけていいのかわからない
- 現代文に苦手意識がある
- 活字を読むこと自体が億劫
- 薄めで、シンプルな問題集の方がやる気がでる
- 問題演習を始める前に現代文を読む時のポイントや解き方のテクニック身につけたい、あるいは復習したい
- いつも現代文をなんとなく感覚的に解いている
- 現代文の点数が高かったり低かったりする
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば現代文の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
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