あなたは現代文の正しい勉強法を知っていますか?
現代文は昔から、
- ハッキリとした勉強法が存在しない
- 結局はセンスが大事
- 小さい頃からの読書量で左右される
などと言われてきた科目です。
でも実は、これらの話は全て迷信。現代文には誰でも身につけられる「決まった読み方・読解法」が存在するのです。
今回ご紹介する『現代文の勉強法をはじめからていねいに』は、その素晴らしい方法を漫画で教えくれる参考書。
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』の使い方を知って、現代文の正しい勉強法を身につけてみませんか?
基本情報と構成
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』は、出口先生が生徒たちに現代文の講義している風景が漫画として描かれています。
全てのページが漫画になっていますが、成績が上がる正しい勉強法が余すところなく収録されているので、漫画とは思えないほど受験勉強に必要な知識が身につきます。
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』の内容
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』の内容は以下のようになっています。
- 第一講:なぜ現代文を勉強するのか
- 第二講:現代文の”三つの掟”
- コラム:語彙力を養うには
- 第三講:評論問題の勉強法
- 第四講:小説問題の勉強法
- コラム:なぜ名作を読むのか
- 第五講:記述問題・マーク問題の解き方
- 第六講:具体的な勉強法/li>
- 第七講:現代文は人生の土台だ
第一講では「そもそもなぜ現代文を勉強するのか」が説明されています。
現代文を勉強するのは、単に入試のためだけではありません。
現代文を学ぶべき「本当の理由」が分かれば、それを知る前よりも、意欲的に勉強に取り組めるはずです。
第二講以降で、現代文の勉強法が具体的に解説されています。丁寧に読めば現代文の成績の上げ方を身につけることが可能です。
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』の基本情報
- 章の数
- 第一講~第七講
- 習得にかかる時間
- 3時間~4時間ほど
- レベル
- 何年生でも利用可能!受験勉強の土台作りができる!
- オススメ度
- ★★★★★(現代文の勉強を本格的に始める前に必ず読むべし!)
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』はこんな人におすすめ!
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 大学受験で現代文を使う
- 正直、現代文はセンスで解くものだと思っている
- 現代文の勉強方法が分からない
- 読解法の参考書を使ったがイマイチ分からなかった
- 現代文の成績が伸びない
- 現代文の点数が安定しない
- 現代文が苦手
- なぜ現代文を勉強するのか分からない
- 論理力や記述力を身につけたい
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 『出口のシステム現代文』シリーズで現代文の勉強をしたことがある&理解できている
- 現代文の勉強法を解説した参考書を既に使っている
- センター試験で7割以上取れる
- 問題をガッツリ解きながら現代文の解法を理解したい
- 漫画形式の参考書が嫌い
【現代文参考書・問題集】まずはこれをやれ!ベスト3&各レベル3選
現代文勉強法を解説!点数アップのためのオススメ勉強方法を紹介
「出口のシステム現代文」シリーズ使い方
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』の使い方!
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』使用時のステップ
1周目
- Step1.
- 付箋を2色用意する
- Step2.
- 冒頭から順に読み進める
- Step3.
- 大事だと思う個所に付箋を貼りながら読む(詳細は後述)
- Step4.
- 最後まで読み切る
まず普通に読んでいきましょう。普段漫画を読む時と同じように、力まずに読んで大丈夫です。
ここでのポイントは、付箋で印を付けながら読むこと。大切な所に印を付けることで、いつでもすぐに読み返して知識の確認ができます。
オススメの使い方は、重要度ごとに2色の付箋を使い分ける方法です!
例えば赤色と青色の付箋を用意した場合、
赤・・・受験で直接役に立つ箇所に貼っておく。「問題の解き方」が解説されている部分など。
青・・・受験で直接的に役立たないが大切だと思ったところに貼っておく。「現代文の勉強法」など。
という使い方をしましょう。
2周目
- Step1.
- 付箋を貼った箇所を中心に、冒頭から読み進める
- Step2.
- 読みながら付箋を追加したり減らしたりしてOK
- Step3.
- 読み終わったら漫画の中で何が大切だったかを思い出す(詳細は後述)
- Step4.
- 本棚や勉強机の出しやすい場所に収納しておく
2周目は、1周目で付箋を貼った箇所の見直しを行いましょう。必要に応じて付箋を追加したり減らしたりしてOKです。
確認したいときにすぐに復習できるように、重要な個所に付箋を貼っておきましょう。
読む作業が完了したら、読んだ内容を思い出す作業をしましょう。何が書かれていたかを頭の中で思い浮かべて、ノートや裏紙に書き出してみてください。
時間がある人は、簡単にノートにまとめても良いですね。
こんな使い方は要注意!
1、『現代文の勉強法をはじめからていねいに』使用上の注意
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』を使う時は次の2つに気を付けてください。
1、勉強法や解き方を知っただけで満足しないようにする
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』は、あくまでも勉強法や解き方を「知る」ための参考書。その方法の知識が身につきますが、それだけで実際に問題がスラスラ解けるようになるわけではありません。
大切なのは、方法を知った後に実際に問題を解いてみること。本書を使い終わったら必ず別の参考書を使って、実践的な力を育ててください。
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』で解き方の基本や勉強法をマスターした人が次に取り組むのに適している問題集を、3冊紹介しておきます。
せっかく出口先生から解き方を学んだので『出口のシステム現代文』を使うことをオススメします。著者が同じである問題集をは、他の著者が書いたものより理解しやすいからです。
しかし、「出口先生以外の視点から解説してほしい!」と思う人は、『現代文のトレーニング必修編』や『入試現代文へのアクセス基本編』を使ってみましょう。
出口のシステム現代文 バイブル編
現代文のトレーニング必修編
入試現代文へのアクセス基本編
2、本棚の奥底にしまわず、現代文で分からないことがあった時に辞書的に使う
『現代文の勉強法をはじめからていねいに』にはこれからもずっと役に立つ現代文の問題の解き方が収録されています。で
すので、見た目は漫画のように見えても、実際は辞書のような役割を担ってくれる優れもの。
「読み終わったからもう使わない!」という扱いをすると大変もったいないです。2周読み終わっても捨てたり売ったりしまい込んだりせず、すぐに手が届く場所に保管しておきましょう。
そして、現代文の勉強中に何か分からないことがあった時は、一度本書で確認してみてください。そんな時こそ、自分で貼った付箋が生きてくると思います。
まとめ
- 『現代文の勉強法をはじめからていねいに』は現代文の正しい勉強法と解き方が身につく漫画!
- カリスマ講師、出口先生の講義が分かりやすく収録されている!
- 現代文の成績に伸び悩んでいる人は一度読んでみるべし!
- これからの受験対策に役立つ箇所に付箋を貼っておこう!
- 読み終わったら必ず他の現代文参考書を使おう!
- 大学受験で現代文を使う
- 正直、現代文はセンスで解くものだと思っている
- 現代文の勉強方法が分からない
- 読解法の参考書を使ったがイマイチ分からなかった
- 現代文の成績が伸びない
- 現代文の点数が安定しない
- 現代文が苦手
- なぜ現代文を勉強するのか分からない
- 論理力や記述力を身につけたい
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば現代文の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
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STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
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