今回の相談者:英語系、国際系の大学を目指すT.Mさん
- 名前
- T.Mさん
- 高校・学年
- 高校2年
- 相談時期
- 高2生の春
- 部活
- なし
- 志望校
- 英語系、国際系の大学
- 現状の学力
- なし
- 受験相談の方法
- オンライン
- 受験科目
- 国語・英語・数
- 面談で相談したいこと
- 全科目基礎の基礎からしっかり勉強をやり直したいのでどんなことをやればいいのか相談したい。^
T.Mさんはネットでオンラインで基礎の基礎からマンツーマンで対策してくれる塾を探しているうちに「学習塾STRUX」に辿り着き、無料体験を申し込んでくれました。
橋本です。T.Mくんだね。今日はよろしくお願いします。
T.Mくんは、無料体験を申し込んでくれたけど、勉強に関して悩んでいること・相談したいことは何かな。
基礎の基礎から大学受験の対策をしたいんですけど、学校の授業は受験に対応してないので、何をやればいいかわからないので相談できたらと思ってこの体験に申し込みました。
現状の悩み:学校の授業が受験に対応してないので受験に向けてどう勉強すればいいかわからない。
なるほど。わかりました。今日は志望校に向けた勉強計画を作っていくけど志望校はどこかな?
えぇっと…。実はまだちゃんと決まっていなくて、ただ国際系とか英語系の大学にに漠然と行きたいと思ってます。
わかりました。志望校もとりあえずでもいいのでこの無料体験の中できめられると良いですね。とりあえず志望校決定のためにも現状の成績を詳しく決めていきましょう。
大学受験に向けた「英語」勉強法
それでは早速はじめていこうと思います。今回は「今後1年間で何を勉強するべきか?」をはっきりするために、年間計画と今後何を勉強すればいいのかがわかるレーダーチャート分析を行います!これで今のT.Mさんの実力を把握して、どこまで基礎から勉強していけばいいのかを見極めましょう!最初はレーダーチャート分析を行います。
レーダーチャート
レーダーチャートとは、自分の現在の学力と、目指す大学で必要な学力を表したグラフのことです
※青が今の自分の学力で、オレンジが目指すべき学力です。
主要大学300学部のデータを用いて作った、レーダーチャートを見ることで自分の現在の学力と、目指すべき学力の差が明確になります。その結果自分がやるべき勉強が明確になります!
レーダーチャートを作る課程
じゃあまずはじめに、今使っている参考書を聞いていこうと思います。
実は、まだ受験に向けて使っている参考書は無いです。現状中学レベルから復習しているような感じだと思ってもらえるとありがたいです。
わかりました。ありがとうございます。ではレベル的なところはOKです。あとはどこを目指していくかですね。
大学受験にむけてやるべきことを決めてもらうような形はできないんでしょうか?
できなくはないんですけど、どの大学を目指すのかで「何を勉強するのか」「毎日どれくらい勉強するのか」が大きく変わってきてしまうんですね。なので受験勉強を始めるタイミングで最終的なゴールを決めておくことでやるべきことが明確になるんです。
そうなんですね。でも現時点でどこまで点数を伸ばせるかもちょっとイメージがつかないです…。とにかく基礎の範囲を固めて大学受験できるレベルになりたいというのが今の目標にしてるんです。
なるほど。そうしたらSTRUXで定めている「共通テストレベル(7~8割採れるレベル)」があるのでそこを目指して相談を進めて行きましょうか。今が3年生であれば無理にでも志望校を決めてもらうんですが、受験まであと2年あるので、今年1年で基礎力をつけて来年一年で志望校対策をしていくというようなイメージが良いかもしれませんね。
確かに大学受験って漠然としていましたし、共通テストで7~8割採るためにする勉強となると具体的なイメージが湧きそうです。
そうですね。具体的な方がイメージ湧くと思うのでこちらでレーダーチャートを作りますね。
レーダーチャートの結果
T.Mさんのレーダーチャート分析はこちらです!オレンジが共通テスト英語で求められる学力で、青がT.Mさんの現状の学力です。英語は中学レベルの参考書から組み込んでいます。
全体的に大幅なレベルUPが必要ですが、リストアップした参考書の順番通りに勉強を進めることで着実に力をつけることができるでしょう。
まぁわかってはいたんですけど、ここまで差があるとかなり大変そうですね。でも学校でもここまで細かくやるべきことは明確にしてもらえないですし、もちろん自分一人でもできないのでありがたいです。
この時期にレーダーチャートに差が出てしまうのは仕方ないことです。これから着実に勉強を進めていきましょう。
参考書リスト
共通テスト英語の年間計画で、対策法を知ろう!
では、これから、高校2年生の終わりまでの、約1年間の年間計画を立てていきます。これを基に、「共通テスト英語で7~8割を採るためには、今はこれをすればいいんだ!」というイメージをつけてもらえればいいと思います。まずはこれから、共通テストレベルを達成するために必要な参考書を提示します。
参考書リストの解説
では、具体的な勉強内容を確認していきましょう。
英単語
英単語はレベル3まであげなくてはいけませんね。現状のレベル1から『EG4500』を使って完璧に仕上げましょう、英検の対策として『準1級単語帳』に取り掛かってみてください。
「EG4500」は「ターゲット1900」でも構いません。ターゲットの場合1500以降はレーダーチャートレベル4に当たるので1500まで取り組んでください。
英文法
共通テスト英語には英文法出てきませんが、1番配点の高い長文読解を解く際に欠かせません。
レベル2までの引き上げは問題集に取り組む前に、「Forest」でインプットをしたら、「入門英文法問題精講」で問題を解き定着させていきましょう。
レベル3までの引き上げは「スタディサプリ高3スタンダードレベル英文法」を受講してから「Vintage」を解きましょう。
英文法の勉強はいきなり「vintage」などに取り組んでしまう人が多いですがこれは間違いです。文法の知識がある程度固まっていないといくら問題集をやっても身につきません。だからまずはしっかり文法構造を理解するための勉強をしてから文法書に取り組むようにしましょう。
英文解釈
英文解釈はレベル2まで引き上げましょう。それには『英文読解入門基本はここだ!』に取り組み、レベル1の力を身に付けましょう。次は、『入門英文解釈の技術70』に取り組みレベル2までの力を身につけましょう。
どちらも読み物のような参考書なので、問題を解くよりも例文の形をしっかり押さえておくことが重要です。構文はこれさえやればセンターレベルの問題はスラスラとと読むことができるようになるでしょう。
英文読解
英文読解はレベル1から4に引き上げる必要があります。まず1→2に引き上げるためには、『イチから鍛える300』『スタディサプリ高3ハイレベル読解』に取り組みましょう。
レベル2→3に引き上げるには、『イチから鍛える500』と『ポラリス1』です。ここまでの参考書を仕上げると、共通テストレベルの長文も太刀打ちできるようになるはずです。
そして、3→4に引き上げるためには、『イチから鍛える700』と『ボラリス2』になります。ここまでレベルを引き上げることができれば得点が安定してくるはずです。
長文で点を取れるかで英語の点数が決まると言っても過言ではありません。共通テストで8割を目指すにはレベル4までしっかり取り組んでおきましょう。
英作文
英作文は、「英作文トレーニング必修編」「ユメサク」「ハイトレ自由英作文編」に取り組みましょう。この3つに取り組むことで共通テストで得点できるライティング能力は得ることができるでしょう。
英作文を得点源にするには、基礎を固め演習を積むことです。早いうちから
対策して着実に実力をつけましょう。
リスニング
リスニングに必要な参考書は『キムタツセンターリスニング1』『キムタツセンターリスニング2』です。この二冊でリスニング問題で得点できる基礎を身に付けましょう。
これで必要な参考書は以上です。20冊になりましたね。
驚くのはまだ早いですよ。ここから過去問が入ったり、もっと上のレベルの大学を目指すようになった場合は追加で参考書があるからね。できるだけ早くこの20冊を完璧にしておきましょう。
その他の科目の勉強法
科目1:国語
国語は他の教科に比べると勉強は進んでいそうですが、英語同様基礎から固めて行きましょう。
国語は古文・漢文・現代文と別れそれぞれの勉強が必要ですがまず力をいれなくてはいけないのが古文です。
現代文は勉強量の割に成績が伸びにくいのであまり時間をかけ過ぎるのは注意してください。
科目2:数学
数学はすべてレベル2です。今使っている参考書も少し難易度が高いのでレベルを下げて基礎から固め直しましょう。
まずは定理の理解から初めますが、問題も同時に行ってその都度覚えるような形で勉強を進めてください。数学は範囲が広いのでこのように進めていかないとなかなか勉強が進みません。インプットとアウトプットを同時に行いましょう。
年間計画と勉強時間
きちんと全部の参考書をステップごとに取り組むためには、計画的にやることが大切だね。では、勉強を進めていくために、最後にこれを年間のスケジュールに落とし込んでみようか。
年間計画はこちら!
英語
超基礎の部分6月中まで「英単語」「英文法」「構文解釈」「長文読解」共に併行して進めましょう。単語・文法から順に進めますが、それでは時間が足りません。
夏以降から受験レベルの文法に取り組みながら秋には長文と英作文に集中して実力を伸ばしていきましょう。
高3生になってから基礎が固まっているのとそうでないのではかなりの差が着くのでこの1年はしっかり基礎固めに取り組みましょう。
国語
国語はまず勉強すべきは「古文」ですね。これはいきなり読解などに入らないのは英語と同じです。
まずは古文単語と助動詞の暗唱からはじめ、夏以降に文法や読解に入って行きましょう。
漢文は古文の助動詞暗唱などが終わった時点からはじめ、夏から秋にかけてレベルをあげる意識です。
数学
数学も同様まずは定理や公式を理解し、問題に取り組んでできているかどうかを確認する。この繰り返しです。
範囲が広いので同じルーティーンの繰り返しになりますが、計画的にこのサイクルを回して基礎力をつける一年にしましょう。
総勉強時間はこちら!
T.Mさんに、これから共通テストで8割をとるために必要な総勉強時間は、1476時間になります!想像できますか?
そうですよね。じゃあ、これを今から受験日までに残された日数で割ってみると…1日の平均勉強時間は2.6時間になります。
今ちょうど2時間くらい毎日勉強しているのでもう1時間増やすような感じですね。
そうだね。ただこれはあくまでも共通テストまでの目標だから志望大学によってはもっと時間が増えるので計画が遅れてしまうのは気をつけてくださいね。
まとめ
今回の無料相談を受けてみて、率直な感想を教えてもらえるかな?
今の自分のレベル、そして志望校合格のために必要なことを、各教科考えてもらえて、これからも勉強を続けられそうです…!
それはよかったです!!計画通り勉強できるよう、頑張ってくださいね!
T.Mさんのように、「志望校に向けた具体的なアドバイスをしてほしい!」「やるべき勉強を決めてほしい!」というあなたは、ぜひ
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