センター試験から共通テストへと移行することで、リスニングの配点が50点から100点満点に変更になる他、リーディングとリスニングの配点比率をセンターの時と変更する大学が出てきました。
この記事では共通テストリスニングの配点と、有名大学における共通テスト英語の「リーディング:リスニング」配点比率について解説します。
共通テスト英語におけるリスニングの配点
センター試験ではリーディング200点、リスニング50点という配点で、リスニングの点数が英語全体の25%を占めていました。しかし共通テストからはリーディング100点、リスニング100点という配点に変更になり、リスニングの点数が英語全体の50%を占めることになります。
英語の試験における、リスニングの重要性が高まったといえますね!
共通テストリスニングの設問ごとの配点
共通テストリスニングの各設問の配点は以下の通りです。
(*CEFRは外国語の学習者がどのレベルまで習得しているかを判定する際の国際的なガイドラインです。A1は英検3級から準2級、A2は英検準2級から2級、B1は英検2級から準1級程度のレベルを表します)
前半部分では1問3点の問題もいくつかありますが、基本的には1問4点の問題が多いです。センターと比べると1問あたりの点数が約2倍になっているので、どの設問もしっかりと対策しましょう。
各設問ごとの対策について詳しく知りたい方はこちら
各大学のリーディング:リスニング配点比率まとめ
先ほど共通テストは、リーディングとリスニングの配点比率は1:1とお伝えしましたが、大学によっては独自に共通テストのリーディングとリスニングの配点比率を定めているところがあります。
例えば千葉大は、共通テスト英語をリーディング160点満点、リスニング40点満点の「リーディング:リスニング=4:1」の配点比率で計算します。(共通テストでリーディング80点、リスニング80点だった人は、リーディング128点、リスニング32点に換算されるといこと)
センター試験の際はほとんどの大学が「リーディング:リスニング=4:1」の配点比率を採用していましたが、共通テストからは「1:1」「3:1」「3:2」などセンターと比べてリスニングの配点比率を高めている大学も多数出てきます。旧帝大に関しては、北海道大学・九州大学「1:1」、東北大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学「3:1」と、いずれもリスニングの配点比率が高まっています。東京大学に関しては、これまでリスニングを英語の得点に含めていませんでしたが、共通テストからは 「7:3」の配点比率でリスニングを得点に算入することになりました。
有名大学の配点比率を以下でまとめておきます。
国立大学のリーディング・リスニング配点比率
有名国立大学のリーディング・リスニング配点比率は以下の通りです。
*配点比率は今後変更になる可能性がありますので、出願時には必ず各大学の一般選抜募集要項をご確認ください。
私立大学のリーディング・リスニング配点比率
有名私立大学のリーディング・リスニング配点比率は以下の通りです。
* R:リーディング、L:リスニング
*配点比率は今後変更になる可能性がありますので、出願時には必ず各大学の募集要項をご確認ください。
まとめ
以上、有名大学のリーディング・リスニング配点比率でした。共通テストになってリスニングを今までよりも重視する大学が増えます。あなたの志望する大学は、どのような配点比率を採用しているのかを必ず大学のホームページで確認するようにしましょう。
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