第4回【模試について】
5月は例年、模試の多いシーズン。
受験生になると模試がガラッと変わるので、今回は模試について詳しく説明します!
どの模試を受ける?
よく聞かれるのが、どの模試を受けるべきか、ということ。
模試は大きく分けて次の3つあります。
- 共通テスト模試
- 記述模試
- 冠模試(難関大の大学別模試)
この中でも共通テスト模試は現状の学力判断に使うのに最適なので、積極的に河合・駿台などの共通テスト模試を受けるといいですね。
これと進研模試などを合わせると、それだけで月1回程度のペースになるはずです。
進研模試以外は、学校で案内されない場合もありますが、個人で申し込めるので、各社のHPで確認してください。
また、記述が必要な大学を目指す場合は記述模試、難関大志望者は専用の模試(冠模試)もあるので、そちらも積極的に受けましょう。
河合・駿台の模試をメインに表にまとめておいたので参考にしてください。
模試の難易度
模試によって難易度も違うので、簡単に説明しておきます。
まず、共通テスト模試、記述模試、冠模試はこの順に段々と難しくなります。
(易)共テ模試<記述模試<冠模試(難)
また、実施している予備校によっても難易度が変わって、それが次の通り。
(易)進研<河合<駿台(難)
難しい模試の方が、受験者のレベルが高くなるので、同じ実力でもいい成績が取りにくくなります。
科目数が増える!
受験生になると今までのように「英数国」の3科目受験ではなく「理科・社会」も模試に入ってきます。
文系で数学を使わない人は、苦手な数学を受ける必要がなくなりますが、
その分、社会を受験する必要が出てくるので、学校の授業進度によっては不利になる人もいます。
くり返し伝えている「遅くても夏休み前までに未習範囲ゼロ」の重要性も、模試を受けるうちに強く実感できるはずです。
浪人生も受けるから偏差値は下がる!判定はあてにしない!
受験生用の模試は、もちろん浪人生も受けます。
夏休み明けくらいまでは、浪人生の方が現役生より圧倒的に有利なので、模試の偏差値は高1高2で受けていた頃と比べると下がってしまうのが普通です。
夏休みに勉強すれば、徐々に追いついて、模試の点数・判定は上がってくるので、模試の成績がガクッと下がっても気にしないように。
また模試の判定も最初はあてになりません。
現役生は最後までE判定でも、そこから伸びて合格する場合もあるので、くじけず勉強を続けましょう!
毎回復習を!
模試の成績が下がる分には問題ないですが、復習をしないのは大問題。
試験時間の2倍の時間がかかる想定で、模試の復習の時間を取るようにしましょう。
模試の復習を週間・年間計画に入れておくといいですね。
復習法は、後日配信するので参考にしてください。
まとめ
今回は「模試」について解説しました!
次回は「GWの反省」について解説します!お楽しみに!