第35回【演習の授業に注意!やるならやる!やらないならやらない!】
どんなに遅くとも学校の授業が全範囲終わった頃だと思います。
どの授業も演習がメインになっている時期だと思うので、演習の授業について注意すべきことを共有します。
やるかやらないか判断する
演習の授業は「ちゃんと受けるもの」と「手を抜くもの」とをハッキリ区別しましょう。
12月も近いので、共通テスト演習の授業も始まっているかもしれませんが、共通テストを使わない人にとっては必要のない授業になっていることも多いはず。
例えば、私立文系志望が理科の共通テストの勉強をしても、受験結果には全くいい影響はありませんよね。
できるだけ受験結果がよくなるよう優先順位を決めて取捨選択をしましょう。
生徒が解答&板書する演習の授業
生徒が黒板に解答を書くパターンの演習授業については、以下のような注意点があります。
- 教材のレベルは合っているか、合格に必要なレベルか
- 生徒が書いている間に休憩をしていないか
- 予習は最低限にしているか
- 必要な解説だけ聞くようにしているか
自分のレベルや志望校のレベルに合わないもの、特にレベルの高すぎるものを勉強しても成績は伸びないので、レベルの判断は絶対に必要です。
また生徒が書いている時間は休憩ではなく、勉強の時間にあてましょう。
細かい時間も積もっていけばかなりの勉強時間になります。
そして授業の予習時間は最低限にしましょう。
特に解答が配られていないテキストの問題に時間を使いすぎても得られるものはありません。
解説についても、見た瞬間に分かる問題の解説を聞く必要はないですし、難しすぎるものも聞く必要はないですよね。
必要な所だけ適切に聞く能力を養いましょう。
不必要な解説の時間は、自分の勉強にあててください。
共通テスト形式の演習
共通テスト形式の演習の授業は、上述の通り、まずは必要不要の判断が必須。
その上で、やると決めたら徹底的に勉強してください。
「時間を計って解いて、丸付けして点数を出す」までは授業中に進むはずですが、「そこで終わり」というのが最も時間の無駄です。
丸付けまででやめるくらいなら、最初から解かずに参考書や過去問を進めた方が学力が伸びるのは当たり前のこと。
やると決めたことに関しては、「復習」まで含めて徹底的にしてください。
学校の演習で十分か?
「共通テストの演習は学校でやっているので、それで大丈夫」と思っている人は注意しましょう。
学校の演習だけでは確実に足りません。
学校の演習は多くても週2回分程度。
12月をまるまる使ってもせいぜい8回しか練習できません。
共通テストで8割以上のような高得点を目指している人は、最低でも「学校の演習」+「自習」で15回程度は演習をするようにしましょう。
これくらい解いて、全て復習しきれば嫌でも高得点を取れるようになります。
過去問演習の量については、過去配信も参考にしてくださいね。
まとめ
今回は「学校の演習授業の注意点」について解説しました!
次回は「共通テスト&滑り止め校過去問演習の注意点」について解説します!お楽しみに!