第48回【後期試験に向けて勉強を再スタート】
ここまで受験勉強お疲れ様でした!
多くの方はすでに前期試験は終わっているはずですが、まだ面接などがある方は、体調を整えて残り日程に備えましょう。
今回は前期試験後の学習について、アドバイスをします。
合格が確定するまで勉強を続けよう
入試が終わっても合格発表まで時間があるので、合格が確定するまでは勉強を続けましょう。
合格が決まってからでも十分のんびりできますし、大学に入れば自由な時間は増えます。
後期試験や浪人の可能性が1%でもある場合は、すぐに脱力せず勉強を続けてください。
合格が確定しても…
私立専願だった受験生の皆さんは、すでに進学先が決まっているかもしれませんが、それでも「英語」だけは勉強することをおすすめします。
大学に入っても英語は必修授業になっていて、単位を取れないと留年になる大学も多いはず。
入学までたった1か月少しの間でも、全く英語に触れない時間を作ると、共通テストレベルすら読めないレベルにまで英語力が落ちてしまいます。
また、入試対策で作文やリスニングを勉強しなかった場合でも、大学に入ってから必要になるので、少しでも勉強しておくと良いでしょう。
入学前あるいは、入学直後にTOEFLやTOEICなどで改めて語学力をチェックする大学もあるので、それに備えておくのもいいですね。
英語以外にも、大学で勉強する内容を先取りするのもおすすめです。
文系なら英語以外の外国語、理系なら数学などは必修科目になっていることが多いので、大学のシラバスを調べてみて、興味のあるものに取り組んでみてください。
後期試験の可能性がある場合
後期試験を受験する可能性が少しでもある場合は、これまでの勉強時間をキープするのは必須です。
たかだか残り数週間なので、ここまで勉強できたならもう少しだけ頑張ることはできるはず。
過去問対策を100%やり切るようにしてください。
ライバルたちは後期試験の対策をほとんどしていないので、たとえ後期の枠が少なくても、努力次第で合格の確率をグッと上げることは可能です。
1~2週間程度の短期間で、できれば5年分くらいは過去問演習にチャレンジしておきたい所です。
ただし収録年度数が少ない大学も多いので、その場合は2~3年分を最低でも2周して、見つかった弱点を別の参考書で補強しましょう。
後期試験で初めて面接や小論文が必要になる場合もサボらず対策してください。
学校や塾の先生に協力を仰いで、添削やアドバイスをもらうのがおすすめです。
小論文や面接も1~2週間くらい集中して取り組めば、かなり変わります。
ちょっと書き方・言い方を直すだけでも得点は上がるので、1点にこだわって最後まで追いこみましょう。
浪人の場合は?
残念ながら浪人が確定した人は、初心を思い出して、計画を練り直すところから早速始めてみましょう。
今年受験をしたことによって、受かるためにどんな能力が必要なのかハッキリわかったはずなので、来年度はより精度を上げて計画的に勉強することが可能です。
今から計画を立てて、早速勉強を始めてみて下さい。
まとめ
今回は「前期試験後のアドバイス」をしました!
次回は「後期試験&浪人のコツ」がテーマです!お楽しみに!