生物基礎を共通テストで使う!という人は多いですが、どうしても対策を後回しにしてしまいがち。しかも文系の共通テストでしか使わないので、生物基礎の勉強法について解説されている記事や動画が少ないのも事実です。この記事で、生物基礎の参考書・問題集のおすすめを紹介するので、ぜひ参考にしてください!
おすすめ生物基礎参考書・問題集ベスト3
1位:共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本
とても分かりやすいと人気のある同シリーズ、生物基礎版も優秀です。共通テスト頻出の最重要事項を、教科書よりもわかりやすく解説してくれます。文系の受験生でも短時間で確実に理解・定着が図れるような工夫が豊富で、「共通テスト前に駆け込みで生物基礎対策をしたい!」という受験生のニーズにこたえる参考書です。何度過去問や模試を解いても点数が上がらない人、何度教科書を読んでもすんなり理解できない人は、ぜひ一度この参考書を読んでみることをお勧めします。この本を読み終えた時には、生物基礎の基本的な事項のすべてについて大まかな理解が得られ、問題演習を通じて点数を確実にアップさせていくための準備が整っているでしょう。
『共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本』のメリット
- 語り口がやさしく読みやすい
- 情報が体系的に整理されていて見やすい
『共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本』のデメリット
- 問題数は多くない
『共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本』はこんな人におすすめ!
- 今から生物基礎対策に着手しようとしている人
- 教科書や問題集の解説を読んでも理解できないので、まずは読み物で勉強してみたい人
『共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本』の基本情報
- 価格
- ¥1320
- ページ数
- 200ページ
- 出版社
- KADOKAWA
- レベル
- 学校基礎レベル~共通テストレベル
- おすすめ度
- ★★★★★
2位:大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集
共通テスト対策に特化した生物基礎の問題集です。共通テスト本番まで時間がない受験生のために、短時間で効率的に点数をアップさせるメソッドが凝縮されています。基礎事項を定着させるための良質な問題がきちんと収録されているので、「テクニックなんかには頼らない!」という主義を持った人も安心して使えます。この問題集を解き終わったころには、迷わず短時間で共通テストの正解が導き出せるようになっているでしょう。
『大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集』のメリット
- 問題数が豊富
- 必要な知識を問題で全て網羅
『大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集』のデメリット
- 基本事項の網羅的な解説は少ない
『大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集』はこんな人におすすめ!
- 基礎事項はだいたい理解したので、問題演習を通じて実力を向上させたい
- 基礎力を伸ばしつつも、本番で役立つテクニックを知り、要領よく点数をアップさせたい
『大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集』の基本情報
- 価格
- ¥1210
- ページ数
- 96ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- 入試基礎~センターレベル
- おすすめ度
- ★★★★★
3位:共通テスト実戦模試(7)生物基礎
共通テストの予想問題を収録した問題集です。計5回分のオリジナル予想問題・解答・解説が収録されています。共通テスト本番さながらの難易度・量の問題がセットになって収録されているので、時間を測って問題を解く本番前の予行演習に最適です。基礎事項の理解と定着が一通り完了し、本番を想定して時間のプレッシャーの中で問題を解く練習を積みたい人には、特におススメの問題集です。この問題集を解き終わったときには、試験本番のペース配分や問題を解く順序をつかみ、勉強の成果をフルに発揮する準備が整っていることでしょう。
『共通テスト実戦模試(7)生物基礎』のメリット
- 共通テスト本番を想定した問題演習ができる
- 解説が詳しい
『共通テスト実戦模試(7)生物基礎』のデメリット
- 分野別の練習には使いにくい
『共通テスト実戦模試(7)生物基礎』はこんな人におすすめ!
- 基礎事項の理解から問題演習による定着まで、一通り学習し終えた人
- 共通テストの過去問を解ききってしまった人
『共通テスト実戦模試(7)生物基礎』の基本情報
- 価格
- ¥1045
- ページ数
- 224ページ
- 出版社
- Z会
- レベル
- 共通テストレベル
- おすすめ度
- ★★★★★
自分にあったものがわかる!生物基礎参考書・問題集レベル別おすすめ
- これから生物基礎を始める1・2年生!
高校1・2年生向け - 生物基礎が苦手!受験の基礎を固めたい!(偏差値40〜50くらい)
受験基礎レベル - これから入試に向けて勉強する!(偏差値40〜50くらい)
受験応用レベル - センター試験の対策をしたい!センター試験で8割とりたい!(偏差値50〜60くらい)
センター試験対策
高校1・2年生向けおすすめ生物基礎参考書・問題集3選
高校生物基礎をひとつひとつわかりやすく。
他の教科でもおなじみの『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズは、ゼロから受験勉強を始める人にとってはぴったりの参考書です。左ページに重要事項の解説、右ページに練習問題を掲載し、見開き1ページで理解から定着まで完結できる構成になっています。これ一冊をマスターしきれば、共通テストレベルの問題に真剣に取り組むのに十分な学力がついているでしょう。ちなみにこの参考書は、共通テスト対策としてだけでなく、学校の生物の授業を理解する手助けとしても優秀です。
『高校生物基礎をひとつひとつわかりやすく。』の基本情報
- 価格
- ¥1320
- ページ数
- 128ページ
- 出版社
- 学研プラス
- レベル
- 高校1・2年生向け
- おすすめ度
- ★★★★☆
とってもやさしい生物基礎
基礎事項の解説のすぐ後に練習問題を解くという構図になっており、理解→定着のプロセスがスムーズに実行できるように工夫されています。解説も平易で読みやすく、「学校の生物の授業についていけなかった」「中学レベルまで含めて知識ゼロの状態から勉強を始める」という人にもおすすめです。この参考書を読み終えた時には、生物に対する苦手意識が払拭され、より入試本番に近いレベルの問題も解けるようになっているでしょう。
とってもやさしい生物基礎の基本情報
- 価格
- ¥1,188
- ページ数
- 192ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- 高校1・2年生向け
- おすすめ度
- ★★★★☆
マイベストよくわかる生物基礎
定番の「よくわかる」シリーズの生物基礎バージョンです。生物基礎の教科書に掲載されている内容を、豊富なイラストでわかりやすく解説してくれます。学校の定期テスト対策から共通テスト対策まで、基礎的なレベルの範囲内であれば、幅広い目的で活用できます。高校1・2年生で、学校で習った知識を思い出しつつ共通テスト対策を始めたい人には特におススメの参考書です。内容は平易なので、分厚いからといって尻込みする必要はありません。
マイベストよくわかる生物基礎の基本情報
- 価格
- ¥1,540
- ページ数
- 210ページ
- 出版社
- 学研プラス
- レベル
- 高校1・2年生レベル
- おすすめ度
- ★★★★☆
受験基礎レベルおすすめ生物基礎参考書・問題集3選
きめる! 共通テスト生物基礎
教科書に記載されている生物基礎の内容をわかりやすく解説した参考書です。生物基礎をはじめて学ぶ人でもわかりやすいよう、授業をするように要点をかみ砕いて説明してくれます。豊富な図解とイラストが含められているので、生物基礎の勉強をする際に大事な視覚的イメージが、頭の中に浮かびやすいようになっています。別冊要点集もついているので、空いた時間に重要事項の暗記を進めることもできます。これから共通テスト生物基礎対策を始めようとしている人に加え、学校の定期テスト対策をしたいという人にもおすすめです。
きめる! 共通テスト生物基礎の基本情報
- 価格
- ¥1,650
- ページ数
- 320ページ
- 出版社
- 学研プラス
- レベル
- 受験基礎レベル
- おすすめ度
- ★★★★☆
共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本
親しみやすいイラスト、口語調の文章、会話を交えた解説など、誰が読んでもわかりやすいと感じられるような工夫が豊富に施された参考書です。語呂合わせなどを駆使して暗記することよりも、「なぜ」あることが起きるのかを理解することに重点が置かれています。教科書の内容を教科書よりもわかりやすく説明してくれるため、これから生物基礎の勉強を始めようとしている人、学校の生物の授業の復習をしたい人には特におススメの参考書です。もちろん、共通テストの過去問や、類似の形式の問題集も掲載されており、本番で通用する実戦力・応用力が身に付くようになっています。
共通テスト生物基礎の点数が面白いほど取れる本の基本情報
- 価格
- ¥1,320
- ページ数
- 200ページ
- 出版社
- KADOKAWA
- レベル
- 受験基礎レベル
- おすすめ度
- ★★★★☆
生物基礎をはじめからていねいに
生物基礎の全範囲を、教科書よりもわかりやすく、かみ砕いて説明してくれます。公式の丸暗記を脱し、生物を「イメージ」で理解することを目指して、図やイラストが豊富に盛り込まれています。読んで理解することに主眼を置いて書かれた参考書なので、掲載されている問題数は少ないです。しかし問題がシンプルで質が良く、一問一問に解説がしっかり施されているので、「入試本番ではどんな問題が出るのか」についてのイメージを膨らませながら勉強を進めることができます。読み終わったころには、共通テストに向けて、過去問演習で最後の追い込みに入れる準備が整っているでしょう。
『生物基礎をはじめからていねいに』の基本情報
- 価格
- ¥1,320
- ページ数
- 320ページ
- 出版社
- ナガセ
- レベル
- 受験基礎
- おすすめ度
- ★★★★☆
受験応用レベルおすすめ生物基礎参考書・問題集3選
東進生物基礎一問一答
世界史や日本史でおなじみの一問一答シリーズですが、実は生物基礎バージョンもあるんです。構成は世界史や日本史のそれとほとんど一緒で、文章の穴を埋めていく式の問題が、重要度に応じて様々に出題されます。1周目は最も★の数が多い問題だけ覚え、それ以外は2周目以降に覚える、というように優先順位づけをはっきりしましょう。参考書を読んで間もないうちに、該当範囲の重要用語を一問一答で暗記するようにすると、理解も促進され、より効果的な学習ができます。
『東進生物基礎一問一答』の基本情報
- 価格
- ¥990
- ページ数
- 256ページ
- 出版社
- ナガセ
- レベル
- 受験応用
- おすすめ度
- ★★★★☆
短期攻略 大学入学共通テスト 生物基礎
その名の通り、短期間完結で共通テスト生物基礎の勉強が完結するように書かれた参考書です。1日3題のペースで進めると、1ヶ月で共通テスト「生物基礎」の全範囲を学習できるように設計されています。問題自体も比較的短時間で解けるものばかりであるため、理系科目に割く時間がなかなか取れないという文系受験生におすすめです。模試などを受けて自分の苦手分野・得意分野がはっきりしている場合には、ある特定の分野に限って活用するという方針で解き進めるのもいいでしょう。
短期攻略 大学入学共通テスト 生物基礎の基本情報
- 価格
- ¥880
- ページ数
- 192ページ
- 出版社
- 駿台文庫
- レベル
- 受験応用
- おすすめ度
- ★★★★☆
ハイスコア! 共通テスト攻略 生物基礎
共通テスト形式の問題に特化した生物基礎の参考書兼問題集です。重要事項を赤で隠して暗記を進めるなどしつつ、例題で共通テスト本番と同じ形式の問題練習をすることができます。事項の解説はイラスト尾や表などを用いつつ、要点を踏まえて完結に行われているので、短時間で理解がしやすいです。ただし、口語調のかみ砕いた説明は掲載されていないので、教科書に代わる読み物的な参考書を求めている人は避けた方がよいでしょう。基礎的な事項の理解がある程度進んで、それらを定着させようと考えている人におすすめです。
ハイスコア! 共通テスト攻略 生物基礎の基本情報
- 価格
- ¥1,210
- ページ数
- 208ページ
- 出版社
- Z会
- レベル
- 受験応用
- おすすめ度
- ★★★★☆
共通テスト対策おすすめ生物基礎参考書・問題集3選
大学入試の得点源 生物基礎[要点]
高校生物基礎の内容が、入試頻出の87のポイントに集約されています。項目が細かく分かれているため、自分がまだ学習していない部分、または自分が苦手な部分に的を絞って勉強きるようになっています。本のボリューム自体もあまり大きくはないため、短期間で効率的得点力を向上させたい人には特におススメの参考書です。要点がはっきり目立つように
様々な工夫がされており、視覚的にもわかりやすい構成になっています。生物基礎の内容を一通り理解し、問題演習を開始したいと思っている人におすすめです。
生物基礎〈要点〉必出ポイント87の攻略で合格を決めるの基本情報
- 価格
- ¥693
- ページ数
- 96ページ
- 出版社
- 文英堂
- レベル
- 共通テストレベル
- おすすめ度
- ★★★★☆
大学入学共通テスト実戦問題集 生物基礎
駿台の共通テスト模試の過去問を収録した問題集です。共通テストと同じレベル・量の問題が、本番さながらのパックになって掲載されています。基礎事項の理解と定着を一通り終えた人は、ひとまずこの問題集を解いて自分の実力を測ってみましょう。苦手な単元や分野が見つかった場合には「短期攻略 大学入学共通テスト 生物基礎」などで集中的に対策し、その後再び「実戦問題集」を解いて、本番での時間感覚や迷ったときの対処法などを習得していくとよいでしょう。
大学入学共通テスト実戦問題集 生物基礎の基本情報
- 価格
- ¥880
- ページ数
- 168ページ
- 出版社
- 駿台文庫
- レベル
- センターレベル
- おすすめ度
- ★★★★☆
生物基礎参考書・問題集の使い方・活用法をチェック!
生物基礎参考書の活用法
塾や予備校に通っている人も当てはまりますが、特に独学で受験に挑む人には参考書は必須なものとなってきます。というのも、参考書は教科書のように、知識をインプットするための重要な要素だからです。
たしかに問題集を解くことも非常に重要なことです。問題集はあくまでも知識をインプット出来たかどうかを確認するためのものです。それなのにインプットをする前に問題集を解いても意味がないということは分かりますよね?参考書は問題集に挑む前に知識をインプットするものなのです。
参考書は、2つの使い方があります。
1つ目は、知識のインプット。先ほども説明したように、生物基礎を勉強し始めた人はだれでも、単語などほぼ0の状態からスタートすると思います。そこでまずは参考書を「知識をインプットするため」に使うといいでしょう。ここの段階で完璧にインプットする必要はありません。ある程度インプットし終えたら、問題集の演習に入って大丈夫です。
2つ目は、復習時に使いましょう。先ほど説明したインプットを終え、問題集で演習をこなしていく中で、分からない問題がでてくると思います。そこでもう一度参考書を開き、わからないところを辞書のように確認していきましょう。そうすることで、知識を増やしていけますし、定着度合いもかなり上がっていきます。ですから、復習する時はぜひ参考書を利用してみて下さい!
生物基礎問題集の活用法
問題集を解く上で、まずはじめに意識してほしいことが、自分のレベルに合った参考書を選ぶことです。仮に、生物基礎を勉強し始めた人がいきなり難易度の高い問題を解いたらどうなるでしょうか?
まるお君が言った通りですね。自分のレベルと異なった問題集を解いても時間とお金が無駄になってしまいます。たしかに自分の志望校レベルの問題集を解くことは重要です。しかしながら、それは自分の実力をつけてからの話です。自分の現状の実力を分析して、徐々に徐々にレベルを引き上げていくことが重要なのです。
次に気をつけてほしいポイントは、解くタイミングです。問題集とは自分の実力を上げていくために解いたり、自分のインプットした知識が定着しているかを確認するために使うのです。
ですから、何も知識をインプットしないまま解いても実力はついていかないでしょう。まずは参考書で知識をインプットして、知識を蓄えられてから問題集を使っていきましょう。そうすることで、より知識の定着度合いも上がってくるでしょう。
まとめ
生物基礎おすすめ参考書・問題集ベスト3
「点数が面白いほどとれる本」
「大学入学共通テスト 生物基礎 実戦対策問題集」
「共通テスト実戦模試生物基礎」
で生物基礎の勉強はバッチリ!
生物基礎問題集・参考書の活用法
- 参考書はインプット時と復習時に!
- いちばんはじめの「知識の定着」と、復習するときの「辞書代わり」に使おう!
- 問題集は解く時期を間違えるな!
- 必ず知識のインプットを終えたあと!
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば生物の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
■ 参考書マップとは? ■
STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
- 「どの順番で」参考書に取り組めばいいかひと目でわかる!
- 「なぜこの参考書がおすすめなのか?」「かわりに使える参考書」もすべて紹介
STRUX参考書マップ公式LINEに登録することで、いつでも無料で見ることができます!
LINEに登録して参考書マップを見る