「生物選択が周りに少なくてオススメの参考書がよくわからない」「生物って暗記が重要っていうけど、参考書って必要なの?」そんなお悩みを持っている人はいませんか?
受験で生物を選択する人は比較的少なく、生物受験についてよくわからない、という人も多くいると思います。そんな人のためにこの記事では生物を勉強するにあたりおすすめの参考書とその活用方法を紹介しています。自分にあった参考書を見つけて、周りと差をつけましょう!








おすすめ生物参考書・問題集ベスト3




セミナー生物
理系の人にはおなじみの「セミナー」シリーズ生物版です。学校でも広く採用されているだけあって、繰り返し解くことで実力がアップする良問が多数収録されています。レベル別の練習問題から、分野がごちゃ混ぜになった巻末問題まで、扱う分野・レベルともにとても幅広いです。本冊と同じかそれ以上に分厚い別冊解答・解説が付いていることも、重要な特徴の一つと言えるでしょう。数学の青チャートを解くのと同じようなノリで生物の問題集を解き、典型問題の解法を身に着けたい人には特におススメの参考書です。もちろん隅々まで解けば、典型問題の解法を暗記するだけでなく、本番でどんな問題が出ても動じないような応用力が身についていることでしょう。
セミナー生物のメリット
- 典型問題の解法をマスターできる!
- 定期テスト対策にも使える!
- 解答・解説がとても詳しい!
『セミナー生物』のデメリット
- 持ち運びにくい
- みんなやっている問題集なので簡単には差を付けられない
セミナー生物はこんな人におすすめ!
- 典型問題の解法を身に着けたい人
- ひとつの参考書を徹底的に極めることが好きな人
セミナー生物の基本情報
- 価格
- 学校教材のため非掲載
- ページ数
- 416ページ
- 出版社
- 第一学習社
- レベル
- 入試基礎~難関私大・国公立大レベル
- おすすめ度
- ★★★★★

生物基礎問題精講
入試での実戦力・応用力を身に着けるために必要な、重要な問題を多数収録した参考書です。10章31項目から構成され、自分の学習進度に合わせて柔軟なペースで解き進められるよう工夫されています。解説も詳しいので、自学自習で実戦力を養いたい人にはうってつけの参考書といえるでしょう。この問題集をマスターし終えたころには、センター試験・中堅私大・中堅国公立大学レベルの問題が解けるレベルの実力が身に付き、より発展的な問題集へとスムーズに移行できる準備が整っているはずです。なお、『基礎問題精講』の問題が難しすぎるという人は、他の問題集を解く前に、まず『スタディサプリ』などで基礎的な事項を理解・定着させてください。
『基礎問題精講』のメリット
- 解説が詳しい
- 問題を解く際に注目すべきポイントを「point」としてまとめている
基礎問題精講のデメリット
- レイアウトが単調
基礎問題精講はこんな人におすすめ!
- 生物の基本的な事項はすでに理解したので、これから得点力をアップさせていきたい人
- 計算問題が苦手な人
基礎問題精講の基本情報
- 価格
- ¥1188
- ページ数
- 288ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- センターレベル
- おすすめ度
- ★★★★★

詳しくはこちらも参考にしてください。
生物 重要問題集
進学校でもよく採用されている、標準的な問題集です。『セミナー』に類似した参考書といえ、難易度の異なる「A問題」「B問題」の他、分野横断的な問題を扱う「巻末総合問題」などが収録されています。基礎的な問題から難関大本番レベルの問題まで網羅されており、一冊の問題集を完璧に極めたいタイプの人には最適な参考書です。この問題集を解き終えたときには、理解・暗記していた基礎的な事項の知識が、入試にそのまま出るような典型問題の知識や、どんな問題が出ても柔軟に対応できるような応用力へと昇華されていることでしょう。
『生物 重要問題集』のメリット
- 生物全体の内容を網羅的に扱っている
- 典型問題の解き方を徹底して身に着けることができる
- 広く普及した参考書で、安心して使える
『生物 重要問題集』のデメリット
- 解説が単調
- 「生物基礎」の内容も含まれ、簡単すぎると感じられる部分もある
『生物 重要問題集』はこんな人におすすめ!
- 基礎的な問題から応用問題まで、一冊で全てのレベルの問題をこなしてしまいたい人
- 知識の一部として、典型問題の解き方を身に着けたい人
『生物 重要問題集』の基本情報
- 価格
- ¥
- ページ数
- 257ページ
- 出版社
- 数研出版
- レベル
- 入試基礎~難関私大・国公立大レベル
- おすすめ度
- ★★★★★

詳しくはこちらも参考にしてください。
自分にあったものがわかる!生物参考書・問題集レベル別おすすめ






上記でオススメした3冊で勉強しても絶対に得点が上がることは間違いありません。
しかしその参考書が難しすぎたり簡単すぎてあまり自分に合っていないと感じた場合、自分の現状に合わせた参考書を選びなおした方が、効率がUPする可能性があります。一番は自分のやる気が出る参考書を選ぶことです!!


- これから生物を始める1・2年生!
高校1・2年生向け - 生物が苦手!受験の基礎を固めたい!(偏差値40〜50くらい)
受験基礎レベル - これから入試に向けて勉強する!(偏差値40〜50くらい)
受験応用レベル - センター試験の対策をしたい!センター試験で8割とりたい!(偏差値50〜60くらい)
センター試験対策 - MARCH・関関同立など私大を受験する!(偏差値60〜70くらい)
MARCHレベル - 早慶上智・難関私大を受験する!(偏差値70〜75くらい)
早慶・難関私大レベル - 東大・京大など難関国立大を受験する!(偏差値70〜75くらい)
難関国立大レベル

高校1・2年生向けおすすめ生物参考書・問題集3選
これでわかる生物
カラフルな図解を使い、教科書の内容をさらに見やすいビジュアルで解説している一冊!教科書では文章でしか書かれていなかった部分も図解によって示しているので、より理解しやすくなっています。項目ごとにまとめられているので、自分が勉強したい箇所から学んでいくことができますね。要所要所で練習問題がありますが、基本は解説に割かれているのでインプットをしたい方にオススメです!『重要実験コーナー』では各分野に関連した実験の考察がまとめられているので、実験考察系問題対策として抑えておくのが良いでしょう。
これでわかる生物の基本情報
- 価格
- ¥1,620
- ページ数
- 287ページ
- 出版社
- 文英堂
- レベル
- 高校一・二年生向け
- おすすめ度
- ★★★☆☆

よくわかる生物
教科書の内容がわからない人に向け、さらに詳しいまとめ方をしている一冊!中間試験や期末試験用の予想問題や、入試対策用のセンター試験対策ページもあるので幅広く勉強することができます。本文は重要語句の説明を簡潔にまとめたものを中心に書かれているのでわからない部分を一つ一つ確認して進めていきましょう。また、教科書に掲載されている図解とほぼ同じものを基に解説しているので、自分がわからないものと対応させるのが非常に簡単です!もちろんあくまで教科書の内容理解が中心なので、問題演習は別のモノでしっかりこなしましょう。
よくわかる生物の基本情報
- 価格
- ¥1,296
- ページ数
- 207ページ
- 出版社
- 学研教育出版
- レベル
- 高校一・二年生向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

とってもやさしい生物
生物における重要ポイントを図も使いながら解説してくれる一冊!構成は『左→重要ポイント解説』『右→確認問題』となっています。左ページは重要語句に赤文字を使っているので、赤シートを使った暗記用の参考書としても使えますね。単元ごとに応用問題も掲載されているので、知識をしばらく積み上げた後に定着度を測りましょう。さらに章末には入試問題を掲載!基礎をしっかり積み上げた後に総仕上げでその時点での自分の実力を試すことができます。つまづきやすい部分をYoutubeで公開もしているので、書いて覚えて見て覚えて、基礎を自分のモノにしましょう!
とってもやさしい生物の基本情報
- 価格
- ¥1,188
- ページ数
- 192ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- 高校一・二年生向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

受験基礎レベルおすすめ生物参考書・問題集3選
大学入試の得点源生物(旧:生物合格を決めるシリーズ)
この本は生物の全分野に関して、入試に直結するポイントを解説してある参考書です。また、生物で受験生が苦手としやすい「遺伝」の分野に関しては同じシリーズで講義形式の参考書もありますので、一人ひとりの得意不得意に合わせて勉強しやすい参考書です。レベルとしては生物を初めて学ぶ人でも使いやすいように解説が充実しているので、入試直結といっても受験勉強の早い段階から使うことが可能です。この一冊で生物の基本的な考え方を理解し、問題演習を行うための知識を身につけましょう!
大学入試の得点源生物(旧:生物合格を決めるシリーズ)の基本情報
- 価格
- ¥972
- ページ数
- 192ページ
- 出版社
- 文英堂
- レベル
- 受験基礎
- おすすめ度
- ★★★★☆

生物をはじめからていねいに
この本は講義形式で生物を網羅的に解説してくれる参考書です。2冊に分かれており、口語体で書かれているため合わせるとかなりのページ数になりますが、その分、図も大きくていねいに書かれていますのでとても理解しやすい構成になっています。赤シートで隠すことができたり、確認テストがついていたりするなど、自分の理解度を確かめながら進めることもできるのでどの分野も均等に勉強することができます。この参考書を終えれば生物に関して、センターレベルの知識が身に着けられます。
生物をはじめからていねいにの基本情報
- 価格
- ¥1,296
- ページ数
- 278ページ
- 出版社
- ナガセ
- レベル
- 受験基礎
- おすすめ度
- ★★★★★

シグマ基本問題集生物
生物を50項目に分けて学習を進める問題集で、「テストに出る重要ポイント」「基本問題」「応用問題」にそれぞれが分かれています。すべてのレベルを勉強しなくても、自分に必要な部分のみ学習することができるので、効率的に学習を進めることも可能です。学校の授業に合わせて問題集を進めることで授業内容の定着を図ることができ、定期テストでも高い点数を取ることが可能です。また、入試演習としても応用問題までこなすことができればセンター試験で平均点以上を狙うことができますので、確かな実力が身につく一冊といえるでしょう。
シグマ基本問題集生物の基本情報
- 価格
- ¥972
- ページ数
- 175ページ
- 出版社
- 文英堂
- レベル
- 受験基礎
- おすすめ度
- ★★★★☆

受験応用レベルおすすめ生物参考書・問題集3選
セミナー生物
生物の勉強をするうえで、とても有名な問題集です。学校で配られることが多いので持っている人も多いでしょう。この参考書は生物の授業を理解したうえで、アウトプットするための参考書です。ただし、問題のレベルがいくつにも分かれているため、「授業内容がっ理解できているか不安」という人でも問題を解きながら生物への理解を深めることが可能です。生物を受験使用する人は普段の勉強からこの問題集を使用することがオススメです。この一冊をこなせばセンター試験で8割を超えることも可能ですし、国公立大学、私立大学対策の第一歩としても十分なレベルを身に着けることができます。
セミナー生物の基本情報
- 価格
- ¥983
- ページ数
- 440ページ
- 出版社
- 第一出版社
- レベル
- 受験応用
- おすすめ度
- ★★★★★

生物早わかり一問一答
生物で一問一答の参考書はあまり多くないですが、オススメするならばこの本です。図を使ったコンパクトな解説が中心で、空いた時間に効率よく勉強することができます。また、問題のレベルも3段階に分かれているので、自分のレベルにあった問題演習を緩解も重ねることができます。この一問一答をこなすことができれば、センター試験で必要な知識を十分身に着けることが可能です。授業や教科書の内容をきちんと理解した後に使うと効果的なので、順序を考えて勉強しましょう!
生物早わかり一問一答の基本情報
- 価格
- ¥1,296
- ページ数
- 332ページ
- 出版社
- KADOKAWA社
- レベル
- 受験応用
- おすすめ度
- ★★★★☆

大森徹の最強講義117講
講義形式の参考書で、総ページ数が800ページにのぼるなど、非常に分量が多いです。内容は実際の講義のように口語体で進み読みやすい構成になっていますが、非常に詳しい内容まで解説してあるので難易度はとても高いです。この参考書の内容を身に着けることができれば理解に関して受験で心配することはなくなり、あとは問題演習のみとなるでしょう。ただし、実際にはそこまで生物に時間をかけられない人がほとんどですから、入試に頻出の分やだけ勉強するという使い方でも十分です。難関国公立大学、難関私立大学を志望している人におすすめの一冊です。
大森徹の最強講義117講の基本情報
- 価格
- ¥2,700
- ページ数
- 800ページ
- 出版社
- 文英堂
- レベル
- 受験応用
- おすすめ度
- ★★★★☆

センター試験対策おすすめ生物参考書・問題集3選
生物基礎問題精講
この問題集はセンター試験や国公立・私立大学の入試を研究し、頻出分野の標準的な解き方を詳しく教えてくれます。レベルは必修問題と演習問題に分かれておりセンター試験のみで生物が必要な人は必修問題を丁寧にこなしましょう。ここを完璧にすれば8割を取ることも可能です。また、演習問題は実際の入試問題から出題されており、国公立2次試験や私立大学個別入試で生物を使う人の実力養成として最適です。難しい問題集に入る前にこの問題集を完璧にしましょう。受験勉強を始めたら、早い段階から使用しましょう!
生物基礎問題精講の基本情報
- 価格
- ¥1,188
- ページ数
- 288ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- センター向け
- おすすめ度
- ★★★★★

2019マーク式総合問題集生物
河合塾で開催されている「全統マーク模試」の過去問を5回分と実際のセンター試験の過去問が2回分収録された問題集です。本番の試験と同様の構成になっていますから、直前期の演習としてオススメです。問題のレベルは実際の試験と同じくらいとされており、本番を想定した演習としてこれ以上ない教材です。また、解説も詳しく書かれているので直前期に苦手分野の穴埋めをする際にも有効に活用できます。この教材をこなすことで、実際の試験での考え方や時間の使い方を身に着けることができます!
2019マーク式総合問題集生物の基本情報
- 価格
- ¥1,080
- ページ数
- 320ページ
- 出版社
- 河合出版
- レベル
- センター向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

MARCHレベルおすすめ生物参考書・問題集3選
生物重要問題集
この問題集は国公立2次試験や私立大学個別試験を意識して、実際の入試問題をベースに難しい問題が並んでいます。とくに生物に特徴的な記述問題も多く採用されているので、記述対策が不安な人にもオススメできる参考書です。この問題集をこなせばほとんどの大学で通用する実力が身に付きます。問題数が多めで網羅的に勉強することができますが、その分勉強するには時間がかかります。生物に力を入れて取り組みたい人は受験生になったら早い時期から使うと余裕をもって終わらせることができるでしょう。
生物重要問題集の基本情報
- 価格
- ¥929
- ページ数
- 257ページ
- 出版社
- 数研出版
- レベル
- マーチ向け
- おすすめ度
- ★★★★★

生物知識の焦点
この本は生物の知識をわかりやすくまとめ、細かな知識まで理解し、インプットすることのできる参考書です。この参考書を勉強することで難関私大で必要とされるような難しい知識にも対応できるようになります。ですから、MARCH以上の私立大学を受験する人には特におすすめです。本の中では絵や図がわかりやすく使われていたり、単元ごとにコンパクトにまとめられているなど、使いやすくするための工夫がたくさんあります。また、ページの先頭には単元の要点がついているので、重要な事柄が簡単に理解できます。
生物知識の焦点の基本情報
- 価格
- ¥2,160
- ページ数
- 544ページ
- 出版社
- Z会
- レベル
- マーチ向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

生物合格77講
この本は、本当に受験に必要な知識をわかりやすく解説している参考書です。ほかの参考書にはあまり例がない、全ページフルカラーになっており、絵や図での理解が重要な生物という科目にはぴったりの構成です。生物の知識を正しく理解することに重きを置いている参考書なので、知識をたくさん詰め込むというよりは、少ない知識の中でもどのように考えれば良いかを教えてくれます。ですので、この参考書を勉強することで生物の重要な考え方が身に付きますし、この考え方は実際の入試で難しい問題を解く際にも役に立ちます。
生物合格77講の基本情報
- 価格
- ¥2,700
- ページ数
- 800ページ
- 出版社
- ナガセ
- レベル
- マーチ向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

早慶・難関私大レベルおすすめ生物参考書・問題集3選
生物標準問題精講
この問題集は、センター試験で8割以上の点数を安定して取ることができるようになった人が、難関国公立、難関私立大学の入試を突破する実力を身につけるための問題集です。タイトルに『標準』とありますが、決して簡単な問題集ではないので、必ず『セミナー生物』や『生物基礎問題精講』で実力をつけてから臨みましょう。実際の入試問題を研究して作られているので、実践的な演習を重ねることができます。また、論述問題にも対応しており、解説も充実していますので論述に苦手意識がある人にもオススメできます。
生物標準問題精講の基本情報
- 価格
- ¥1,404
- ページ数
- 208ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- 早慶・難関私大向け
- おすすめ度
- ★★★★★

詳しくはこちらも参考にしてください。
全レベル問題集生物4
「全レベル問題集」は、自分のレベルに合わせた演習ができる問題集で、各科目出版されています。生物でも例に漏れず、「基礎レベル」「センターレベル」「標準私大(MARCH・関関同立)・国立大レベル」「難関大レベル」に分かれており、この「4」はその最難関。難関大で問われる「考察問題」や「計算問題」も豊富に収録しており、みたことのない問題にも対応できる思考力も身につけることが可能です。問題集自体は薄めですので、他の問題集や志望校の過去問と併用しながら解いていきましょう。
全レベル問題集生物4の基本情報
- 価格
- ¥1,026
- ページ数
- 96ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- 早慶・難関私大向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

大森徹の生物記述論述問題の解法
のちに紹介する「遺伝問題〜」「計算〜」と同じシリーズ。生物の一般入試で頻出の記述問題・論述問題に関して、テーマごとに演習することができます。また、冒頭に「字数はどこまで書くか?」「誤字は減点されるの?」「論述の型はある?」といった「論述の基本」が学べるページがあったり、各ページの解説も詳しく、非常に丁寧に書かれていたりと、「これから論述の勉強を始める!」という人にもうってつけの問題集になっています。
大森徹の生物記述論述問題の解法の基本情報
- 価格
- ¥1,404
- ページ数
- 184ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- 早慶・難関私大向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

難関国立大レベルおすすめ生物参考書・問題集3選
大森徹の最強問題集159問
この問題集は『大森徹の最強講義117講』とリンクした本で、国公立大学や難関私立大学を目指す人におすすめの一冊です。解答・解説が224ページにも及ぶなど、とても充実しているので、普通の参考書の解説では納得できないことが多い人や、生物をより詳しく理解したい人にはオススメの一冊です。また、難関大学で出題され、合否の分かれ目となる論述問題も多く含まれています。知識の確認から論述対策まで、一気に勉強できるのはこの問題集最大のメリット言えるでしょう。ただし、『大森徹の最強講義117講』と同様に、すべてを完璧にしなくてもよいので、自分に合った使い方を選びましょう。
大森徹の最強問題集159問の基本情報
- 価格
- ¥1,458
- ページ数
- 240ページ
- 出版社
- 文英堂
- レベル
- 難関国立大向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

生物思考力問題精講
名前の通り、「生物の思考力を鍛える」問題が多数掲載された「問題精講」シリーズの集大成。難関大学では、「こんな問題みたことない!」というものが必ずと言っていいほど出題されます。そういった難しい問題を解けるようになるためには、「その問題で何が問われているか」=「問題のテーマ」を正確に把握し、知っている知識で解答に持ち込む「思考力」を鍛えることが非常に重要となります。この問題集ではその「テーマ」を解説できちんと明らかにしながら、丁寧に解き方を説明していきます。「初めて見る問題は確かに苦手……」という人は、ぜひ解いてみるといいでしょう。
生物思考力問題精講の基本情報
- 価格
- ¥1,404
- ページ数
- 208ページ
- 出版社
- 旺文社
- レベル
- 難関国立大向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

実戦生物考察問題集
2018年に出版された、比較的新しい問題集。サブタイトルにある通り「思考力・判断力・表現力を養う」のにうってつけの問題集です。値段もページ数も手頃でありながら、解説も細かく書かれているので直前の確認や対策にうってつけです。入試まであまり時間がないけれど、実験考察系の問題に不安がある……という人は是非手にとってみるといいでしょう!
実戦生物考察問題集の基本情報
- 価格
- ¥972
- 出版社
- 数研出版
- レベル
- 難関国立大向け
- おすすめ度
- ★★★★☆

遺伝、計算……生物の苦手分野を克服する!分野特化問題集
遺伝問題を得意に!「大森徹の生物遺伝問題の解法」
生物の中から遺伝分野に特化した一冊!基礎から始まって最後は難易度の高い問題が収録されており、順を追って学んでいきましょう。最終問題はグンとレベルが上がるので自分に必要な箇所だけ取り組むのもオススメです。問題集ではありますが解説も非常に丁寧。遺伝分野は試験でもよく出題されるため、本書で一通り学んで様々なレベルに対応できるようにしておきましょう。遺伝分野ならではの解法テクニックも満載のため、本番に向けたコツを掴むこともできますね。さらに付属の『最終チェック問題Best30』は試験前の総ざらいに最適です!
大森徹の生物遺伝問題の解法の基本情報
- 価格
- ¥1,188
- ページ数
- 160ページ
- 出版社
- 旺文社
- 分野
- 遺伝
- おすすめ度
- ★★★★☆

計算問題を得意に!「大森徹の生物計算・グラフ問題の解法」
生物分野におけるグラフの計算問題が収録された一冊!生物の中で定番の計算問題が全部で39テーマ集められています。構成は『背景知識や公式の説明→例題→解説』となっており、問題を解くのに必要な基本事項も丁寧に解説!ただ単に問題を解くだけで終わらない内容なので、試験本番でも対応できる力が身につきます。レベルが少しづつ上がっているので基礎から確実に学んでいきましょう。別冊で『重要計算問題Best23』『重要公式一覧』『重要グラフBest25』が付いており、これは受験頻出事項ばかりなので本番でも必ず役立ちますね!
大森徹の生物計算・グラフ問題の解法の基本情報
- 価格
- ¥1,296
- ページ数
- 208ページ
- 出版社
- 旺文社
- 分野
- 生物計算・グラフ
- おすすめ度
- ★★★★☆

生物参考書・問題集の使い方・活用法をチェック!




生物参考書の活用法









参考書はいわば「教科書をもっと詳しく解説した教材」です。
入試問題が載っている問題集とは違います。


- 授業や教科書を読んだだけではどうしてもわからないところがある
- 教科書の範囲外から入試問題が出題される



参考書は教科書の補足教材としてはとても活用しやすいものです。しかし暗記するときに教科書と参考書をどちらも覚えようとすると、暗記量が膨大になってしまします。


教科書に掲載されている情報はその科目の基本情報、参考書の情報はそのより詳しい情報であることが多いです。そのためまずは教科書に載っている基本情報から暗記しましょう。
そして入試で出題されやすい箇所や、覚えた方がいいと感じた箇所を参考書でも暗記するようにしましょう。そうすれば、暗記量が膨大で焦ることも少なくなるほか、効率よく勉強を進めることができます。



生物問題集の活用法





問題集とは上記の通り、問題演習をするためのものであり、知識を定着させるためにあります。
つまり教科書や参考書で学習した知識を問題集で反復することで、入試問題で活用できている知識になっているかをテストするものだということです。








例えば平成30年のセンター生物の問題を見てみましょう。
(平成30年センター試験生物第1問 問5より)
DNAの塩基配列の問題です。AとT、CとGが塩基対であること、また転写の流れがある程度頭に入っていれば解ける問題です。
この2つの知識は教科書を読めばすぐに身につく知識ではあります。しかし転写の流れを知った上で問題文中の情報を整理できていないと、この問題は解くことができません。
「RNAのシトシン比率はどうやって使うの?」
「DNAのシトシン比率はどうやって使うの?」
など情報を活用できずに終わってしまいます。
ですが、「RNAの塩基配列はDNAの一方の配列の鋳型だから、もう一本のDNA塩基配列とシトシン比率が同じだな」とわかれば、もう簡単に問題を解くことができます。
このように教科書の知識をどのように使うのか、を問題集をこなすことで知ることができるのです。
ちなみに答えは⑤の33でした。みなさん解けましたか?
まとめ


生物おすすめ参考書・問題集ベスト3
「センター生物・生物基礎」「生物[生物・生物基礎]基礎問題精講」「生物重要問題集」で生物の勉強はバッチリ!
生物問題集・参考書の活用法
- 参考書は教科書の補助教材!
- 参考書は教科書の内容をよりわかりやすく書いたものです。教科書の内容では理解できないときに使いましょう!
- 問題集は応用力を鍛えるためのもの!
- いくら教科書を暗記しても、それをどう応用していくか知らないと入試問題を解くことはできません。暗記が終わったら問題集を活用して、応用力を鍛えましょう!