
- 案件
『生物標準問題精講』の使い方と勉強法を教えてください
あ、先生。今、第一志望校の生物の過去問を解いてたんですけど、全然できなくて……。センター試験や模試の問題はできるのに過去問になるとさっぱりわかんない!やっぱりうちには生物のセンスがないのかな……。
安心してさきさき。生物は別にセンスがなくても問題は解けるわ。それに、初見の問題でつまずくのはみんな一緒よ。さきさきに足りないのはセンスではなく、問題演習の量ね。
じゃあさらに上のランクの問題集を使うべきね。さきさきにおすすめなのは『生物標準問題精講』よ!
戦略01 『生物標準問題精講』はどんな人におすすめ?
『生物標準問題精講』の基本情報

- 料金
- ¥1,408
- ページ数
- 208ページ
- 習得にかかる時間
- 45時間
- レベル
- 早慶以上の難関私立大、旧帝などの難関国公立大レベル
- おすすめ度
- ★★★★☆(基礎問題が終わった後、学習するならこれ!)
参考書の名前は「標準問題」だけど、本当に難関大学のレベルまで対応しているの?
たしかに、参考書の名前は『生物標準問題精講』だけど、基礎問題だけじゃなくて、かなり難しい問題も載っているのよ。だから、この一冊をこなせば難関大学にも通用する力を得ることができるわ!
そうね、じゃあこれからあげるチェックリストにあてはまる人かしら。でも、絶対ということはないから、実際に参考書を見てから判断してもいいわよ。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- センター試験(マーク模試)で9割以上の点数を安定して取れる人
- 難関国公立大学、私立なら早慶以上の難関大学を目指している人
- 過去問を本格的に解く前に、たくさん演習しておきたい人
- 『生物重要問題精講』の問題を8割以上と解けるようになった人
えー!じゃあどんな人にとってはおすすめじゃないの?
これもこれからあげるチェックリストにあてはまる人かしら。
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 中堅私立大、中堅国公立大が第一志望のあなた!
- センター試験(マーク模試)でまだ安定して8割以上の点数が取れないあなた!
- はじめての生物の問題集としてこの参考書を買おうと考えているあなた!
- 生物の単語をまだ覚えきれていないあなた!
そういえば、うちが前にやってた『生物基礎問題精講』と何か関係あるの?
いい質問ね。「生物(生物基礎・生物)問題精講」シリーズは入門・基礎・標準の3つのレベルに分かれていて、今回紹介している『生物標準問題精講』はそのなかでも上級者向けの参考書よ。
「生物(生物基礎・生物)問題精講」シリーズのレベルについて
入門:初心者、生物に強い苦手意識がある人向け必ずしも、この参考書からはじめる必要はないです。
基礎:中級者向け センター試験8割、中堅私大、中堅国公立レベルまで対応特に苦手意識がなければこの参考書からはじめるのがおすすめです。
標準:上級者向け MARCH以上の難関私立大レベルから難関国公立大二次レベルまで対応
まずは基礎問題をしっかりやりたいという人は『生物基礎問題精講』からはじめましょう。『生物基礎問題精講』について詳しく知りたい人はこちらの記事もチェック!
戦略02 『生物標準問題精講』の使い方と勉強法!
じゃあここからは『生物標準問題精講』の使い方について説明していくわね。
さっそく1周目とそれ以降でやるべきことを教えるわ。
1周目
- Step1.
- 60分以内で、3問を連続で解いてみる。
- Step2.
- 解説をみながら、答え合わせをする。
- Step3.
- できなかった問題を復習する。
- Step4.
- できなかった問題をもう一度解き、できるようになっているか確認する。
2周目以降
- Step1.
- 前回の周でできなかった問題だけを60分以内で、3問連続で解く。
- Step2.
- 解説をみながら、答え合わせをする。
- Step3.
- できなかった問題を復習する。
- Step4.
- できなかった問題をもう一度解き、できるようになっているか確認する。
- Step5.
- Step1~Step5を繰り返す。
まったくわからなくても60分やらなきゃいけないの?
その場合はすぐ解答を見るほうが効率的よ。でも解けなかったということは、問題を解くための基礎知識が抜けている可能性が高いから、教科書や単語集などで確認しておく必要があるわ。
戦略03 『生物標準問題精講』の使い方の注意点とコツ!
『生物標準問題精講』の使い方の注意点
1.制限時間を定めること
1つは本番と同じように時間を意識して問題を解けることです。受験本番で余裕をもって問題を終わらせるには、日頃から制限時間を定めて、集中力を上げる必要があります。3問連続で解くことも、本番時に連続で解くための集中力をつけるためです。
2つ目はわからない問題に時間をかけすぎなくて済むことです。特に1周目はわからない問題に時間をかけすぎるのは時間の無駄です。まずは理解することを優先的に行いましょう。2周目、3周目で問題の解き方を覚えていきましょう。
2.必ず解説を読むこと
間違えた問題だけではなく、合っていた問題の解説を読むことで、答えに至るまでの過程についての理解が深まります。生物は単語の暗記だけで解ける問題もありますが、解き方や回答までにかかる時間の短縮が重要になってくる問題もあります。その際、どれだけ効率的に、すばやく問題を解くかが高得点を取るためのカギになります。ですので、解説を読んで自分の解き方が正しかったのか必ず確認しましょう。
『生物標準問題精講』の使い方のコツ
1.完成目標は2か月、一日当たり2時間を目安に勉強しましょう!
『生物基礎問題精講』は全部で10章、105題で構成されています。一日に3題やれば、1か月程度で一周目を終わらせることができます。2周目以降は、ペースをあげていきましょう。ですので、まずは一日に3題ずつ問題を解いていきましょう。
1回の勉強時間を4時間にして、毎日6問解くことをおすすめするわ。この場合は、3問を1時間で解いた後復習まで済ませてから、次の3問を解いていくよう注意してね。
一回にやる量が増えすぎると、一つ一つの問題の印象が薄くなるので、6問以上連続でやるのではなく、分割して解いていきましょう。
まとめ
- 『生物標準問題精講』は難関大学志望者向けの問題集!
- 1問20分、3問連続60分で解く!
- 必ず解説を読む!
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監修者|橋本拓磨
東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。
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