- 英検2級のライティングはほとんど練習したことないから、書き方が全く分からない……
- ライティングってどんな問題が出るの?トピックって何?よく出るテーマは?
- どんな風に書くのがいいのか全然わからなくて困ってる……
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、そんなあなたのためにライティング問題の出題傾向を解説し、その出題傾向に沿った書き方・答え方まで解説します!
この記事を読んで練習をすれば、どれだけ苦手でも英作文ができるようになります!ぜひ参考にしてください!
まずライティングの出題傾向を知ろう!英検2級合格のための最重要ポイント!
英検2級のライティングはここ何年も出題形式は同じです。
ですから、出題傾向を知っているだけで、知らない人とはかなり大きな差がついてしまいます。
まずは英検2級【ライティング】パートの傾向を詳しく見て、どんな問題が出るかしっかり把握する所から始めましょう!
英検2級【ライティング】の問題を見てみよう!80語から100語で意見+理由?
英検2級ライティングのパートでは英作文を1つ書く問題が出題されます。
語数は 80語~100語程度という指定があり、自分の意見・主張とそれに対する理由を2つ書くという構成になっています。
大学受験でも上位校が出題するような形式にはなっていますが、出題形式は長らくこの形なので、同じ形式の問題を繰り返し練習をすれば苦労せずに書くことができるようになります!
- 80~100語の英作文
- トピックにそって自分の意見とその理由を2つ説明
次に具体的にどのような出題がされるのか確認してみましょう!
英検2級ライティングの出題形式とトピック・頻出テーマを知ろう!
英検2級のライティングのトピックは、“Do you think ~ ?”や“Do you agree with ~ ?”の形式で受験者の意見を問われることがほとんどです。
出題のされ方は?
以下の問題文を見てみましょう!
英検2級2020年度第1回より
日本語訳:「世界中の人々が(今は)昔よりも長く生きます。未来にはもっと長く生きるようになると思いますか?」
上の問題文は“Do you think ~?”の形であなたの意見を聞いています。あなたはどう思うか自分の意見を“yes”か“no”の英語で表現しなければなりません。
ちなみに英検2級2020年度第2回のライティングの問題では“Do you agree with ~?”と問われていました。この形だとあなたが問題文で問われていることに賛成か反対かを答えることになります。
頻出テーマは?未来のことが頻出?
「ライティング」のテーマは、日本および世界中の「未来のこと」に関するテーマが多いです。
例えば、“Do you think ~ in the future?”、“Some people say ~ in the future. Do you agree with this opinion?”のように未来のことについて問われます。
実際の問題を見てみましょう。
英検2級2019年度第3回より
日本語訳:「自分の地域で作られた食べ物を購入することを好む人がいます。未来にはより多くの人が地域で作られた食べ物を買うようになると思いますか?」
上の問題も「未来のこと」についてのトピックとなっています。
ここまでで問題の形式や頻繁に問われる内容については説明しましたので、次に【書き方】【答え方】について解説していきます!
【英検2級ライティング】構成テンプレートと使える表現を覚えよう!
「ライティングの問題形式は分かったけど、書き方がわからない」
ということもあるはず。そんなあなたのために解答を作成するための方法をお教えします。
英検2級の英作文ができるようになるために必要なことは以下の2つです。
- 構成のテンプレートを覚える
- 使える表現・フレーズを覚える
詳しく説明していきます。
【英検2級ライティング】答え方の構成テンプレートを覚えよう!
英検2級のライティングは構成のテンプレートさえ覚えれば、かなり書きやすくなります。
具体的に以下の通りです。
- 最初にトピックに対する自分の意見をはっきりと主張する
- 自分の1つ目の理由を述べる
- 1つ目の理由の具体例・結果(補足情報)を述べる
- 自分の2つ目の理由を述べる
- 2つ目の理由の具体例(補足情報)を述べる
- 自分の意見を再主張して結論づける
2019年の第1回英検2級で出題された英作文の問題の解答例を元に、テンプレートを確認していきます!
出典:2020年度旺文社英検2級過去6回全問題集 2019年 1回 解答例
冒頭では“I agree ”を使って自分の意見をはっきり述べています。
次に“To begin with”を使って1つ目の理由を述べています。続く“As a result ”から始まる1文で1つ目の理由の結果を述べます。
“Second”を使って2つ目の理由を述べます。
最後に“In conclusion ”を使って結論を述べています。
このようにテンプレート通りに書けば構成はばっちりです。テンプレートを使い、英検2級のライティングは素早く確実に解答を作成するようにしましょう!
【英検2級ライティング】使える表現・フレーズを覚えよう!
「構成のテンプレートを覚えたけど、いざ書いてみようとなると全然書けない」
という方も少なくはないと思います。
それは「使える表現・フレーズ」を覚えていないからです。
ここでは、上で紹介した構成のテンプレート通りに書く際に使える表現、フレーズを紹介します!
序論で使える表現・フレーズ
序論で使える表現としては以下の2つを覚えておきましょう!
- I think that / do not think that SV.(私は SがVする と思います。/思いません。)
- I agree that / disagree that SV. (私は SがV するのに賛成です。/反対です。)
1つ目の理由を述べるときに使える表現・フレーズ
1つ目の理由を述べるときに使える表現としては以下の2つを覚えておきましょう!
- First of all, ~. (1つ目は、~。)
- One reason is that ~.(1つ目の理由としては、~。)
具体例を述べるときに使える表現・フレーズ
続いて具体例を述べるときに使える表現としては、以下の2つを覚えておきましょう!
- For example, ~. (例えば、~。)
- For instance, ~. (例えば、~。)
結果を述べるフレーズ
続いて結果を述べるときに使える表現としては、以下の2つを覚えておきましょう!
- As a result, ~. (その結果、~。)
- Therefore, ~. (その結果、~。)
2つ目の理由を述べるときに使える表現・フレーズ
2つ目の理由を述べるときに使える表現としては、以下の3つを覚えておきましょう!
- Second, ~. (2つ目は、~。)
- In addition, ~.(さらに、~。)
- Moreover, ~. (そのうえ、~。)
結論を述べるときに使える表現・フレーズ
最後に結論を述べて締めくくるときに使える表現としては、以下の2つを覚えておきましょう!
- For these reason, ~.(これらの理由より、~。)
- In conclusion, ~. (結論として、~。)
「テンプレート」「使える表現・フレーズ」を覚えたら、あなたはもう「ライティングが全然書けない」ということはありません!
後は正確にスラスラと書けるようになるまで練習あるのみです!
まとめ
この記事では英検2級のライティングについてすべて解説しました。
英検2級【ライティング】の出題傾向は以下の通りです。
- 80語から100語で意見+理由を述べる問題が出る!
- 未来に関するテーマがよく出る!
英検2級【ライティング】が出来るようになる方法は以下の2つです。
- 書き方の構成を覚えよう!
- 具体例や理由などを述べる表現を覚えよう!
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