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英検2級【ライティング】で高得点をとる書く手順・コツは?勉強法とおすすめ参考書を徹底解説!

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

「ライティングで高得点とるコツを知りたい!」

「ライティングで高得点をとる勉強法を知りたい!」

この記事では、そんなあなたのためにライティング問題で高得点をとるための書き方の手順とコツを解説し、その勉強法まで解説しますので、悩むことなく勉強をスタートさせることができます!

まずはここに書かれている通りに対策を始めてみましょう!

英検2級のライティングのコツについては以下の動画でも解説しています!

英検2級のライティングで高得点を取るための書き方と見直しのポイントを紹介!

ライティングで使える表現やフレーズを覚えても、あまり高得点が望めない英作文になってしまっていることもあります。

以下で詳しく高得点を取るコツを詳しく紹介していきます。

【英検2級ライティング】で高得点を取るための英作文の手順

ライティングで高得点を取るための書き方の手順は以下の通りです。

  • 日本語で構成を書く
  • 英作文を「覚えたフレーズ」を使いながら書く
  • 見直しする

先に必ず日本語で構成を書こう!

いきなり英作文を始める人がいますが、ライティングにおいては、構成を書かなければ良い英文を書くのは非常に難しいものです。

書いているうちに書きたいことが分からなくなってしまったり、違う立場で書いた方が書きやすかったなと後悔してしまったりすることもしばしば。

ですので、まず日本語で構成を書きましょう!

構成はテンプレート通りに書けばばっちりです。ライティングのテンプレートについては、以下を参考にしてください!

  1. 最初にトピックに対する自分の意見をはっきりと主張する
  2. 自分の1つ目の理由を述べる
  3. 1つ目の理由の具体例・結果(補足情報)を述べる
  4. 自分の2つ目の理由を述べる
  5. 2つ目の理由の具体例(補足情報)を述べる
  6. 自分の意見を再主張して結論づける

この段階で最も重要なのは、あなた自身の解答が「問いの答えになっているかどうか」です。

「賛成か反対か」を聞かれているのであれば、「賛成」か「反対」の立場を明確に示して、その理由を書いていく必要があります。

あなたの解答が、問いに対しての解答になっていない場合には、ゼロ点になることもあるので、気をつけましょう。

スペルミス・文法ミスに気を付けて「覚えたフレーズ」を使いながら英作文を書く

日本語で構成を書いたら、あとはその構成通りに書けば良い文章が書けます。

スペルミス、文法ミスに注意して進めるのが必須です。1度書き切ってしまうと自分のミスには中々気づけないものです。

ですので、最初からミスしないように書きましょう。

また、書く際には「使える表現やフレーズ」を思い起こしながら書くといいでしょう。

英検2級のライティングで使える表現やフレーズに関しては、こちらの記事にまとめています。

書いたら必ず見直しをしよう!

ライティングを書いたら、必ず見直しをしましょう!

自信満々で提出した英作文も先生に添削してもらうと細かいミスが多くてほとんど点数にならない、という受験生も多く見かけます。

見直しをすることで自分自身のミスに気づいて、それ以降同じミスをしないように少しずつ減らしていくことが可能です。

次に見直しのポイントを説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

【英検2級ライティング】見直しのポイント5選!5つ注意して満点に近づけよう!

「見直しが大切なのは分かるけど、どうやればいいかわからない。」このような悩みもあるはずです。

その悩みを解決すべく、今から見直しのポイントを説明していきます。

見直しのポイントは以下の通りです。

  • 論理的か、出題文に沿っているか
  • 条件を満たしているか
  • 時制、3単現
  • 単数複数、冠詞
  • スペル (そもそも単語を覚えるときが大事)

それぞれについて、詳しく説明していきます。

文章の構成がおかしくないか、出題に答えているかをチェックしよう!

自分が書いた文章をよく見直してみると、構成がしっかりしていないこともあるでしょう。

特に書き始める前に構成を検討しなかった場合は、その傾向が強いものです。日本語に訳しなおしてみて、文章がおかしくないか確認してみるようにしましょう。

また出題文に沿っていない解答になっていることもよくあります。

例えば、「カジュアルな服装の着用を許容する会社が増えるかどうか」に対する意見を求める問題の解答として、「ジーンズの利点」を書いていたり、

理由として2つ挙げたものの差が分からなかったり、解答者の意見を説明するような理由になっていなかったり、といったことが起こります。

詳しくは英検のHPにもいくつか例がありますので、参考にしてみてください。

ライティングテストの採点に関する観点および注意点(1級・準1級・2級)|英検ホームページ

解答形式の条件を満たしているか確認しよう!

英検2級ライティングには条件があります。詳しく以下の例を見ていきましょう!

出典:英検2級 2020年度 第1回

この問題の場合、次のような解答だと減点もしくは採点されない可能性があります。

  • 解答が65語しかない
  • 意見はあるが理由が1つしかない
  • 解答欄外に20語はみ出て書いてある

条件を満たすのは基本ですから、必ず条件は練習の段階から意識しておくようにしましょう。

時制と3単現に気を付けよう!

ライティングのミスで1番多いのが、「時制」と「3単現のs」のミスです。

普段からかなり意識しないと 最初の頃は毎回のようにミスすることもあり得ます。

現在形で書くべきなのか、未来系で書くべきなのか、過去形で書くべきなのか、常に意識するようにしましょう。

特に現在形での表現は日本人はミスしがちですので、自信のない場合は、文法の学習をするのが良いでしょう。

同じく完了形と過去形に関しては、使い分けが苦手な方が非常に多いです。

文法のテキストで「時制」の範囲はざっと読み返しておくといいですね。

3単現に関しては、日本語にはない概念です。とにかく主語の単数複数に意識するようにしてください。

名詞の単数複数、冠詞に気を付けよう!

名詞の単数複数、冠詞のミスです。

こちらも3単現と同様に日本語にない概念です。

例えば “advice” を“adivices”と書いたり、”an apple”を “a apple”と書いてしまったりします。

同様に“a”を使うべき場面なのか、“the”を使うべき場面なのか、説明できますか?

自信のない場合は文法のテキストで「名詞」と「冠詞」の章をざっと読み返してみましょう。

スペルに気を付けよう!

スペルミスも定番のミスです。

例えば、図書館を英語にすると「ライブラリー」ですが、自信をもって“l”と“r”を区別して書けますか?

「必要な」という意味の単語「ネセサリー」は“c”と“s”で迷ったりしませんか?

ちなみに答えは“library”と“necessary”です。

スペルミスは基本的に減点の対象になっているので、小さいミスと思わずに少しずつ改善していきましょう。

見直しももちろん大事ですが、単語を覚える段階でスペルまで意識して暗記していくのが最も重要です。

英検2級のライティングの勉強法を5ステップで紹介!

ここまでで注意点に関してはしっかり学習できたはずです。

最後に勉強法について詳しく説明しておきましょう!ライティングの勉強法は以下の通りとなります。

  • 「出題形式」「解答の構成テンプレート」「使える表現」を覚える
  • 過去問を試験時間通りに解く(添削してもらう)
  • 模範解答を読み込む&暗記する
  • 凡ミスや論理の飛躍があった場合、ミスを覚えておく

以下詳しく説明していきます。

「出題形式」と「解答の構成テンプレート」と「使える表現」を覚える!

まずは問題がどのような形で出題されるのかはしっかり把握すべきです。

出題の形式はここ数年全く変わっていませんから、あなたが受験するときもほぼ間違いなく同じ形式の質問がされます。しっかりそれを頭に入れましょう。

そして出題形式を覚えたら次は「解答の構成テンプレート」と「使える表現」を覚えていきましょう。

大した数はないので、20分もしっかり眺めれば誰でも覚えられるはずです。

この3つは詳しくはこちらにまとめています!

過去問を試験時間通りに解く!

英検2級のライティングの問題は慣れていれば、短時間で正確に書くことのできる簡単な問題な一方で、慣れていない場合は、何を書けばいいのか思いつかないこともあるような問題です。

同じ形式で必ず出題されることがわかっているので、英検の過去問を使ってとにかく演習回数を増やすのが点数に直結する対策と言えます。

その際「ライティング」にかける時間は、25分が目安です。25分で必ず最後まで書き切れるように最初は少し急ぎ目で練習を初めて、段々と余裕を持って解答できるようになるといいですね。

誰かに添削してもらおう!

演習の際には、出来れば添削をしてくださる方がいると、ミスを減らすことができます。特に、「三単現」「時制」「冠詞」「単数形複数形」などは初心者がよくミスをするので注意が必要です。

練習の段階では凡ミスもかなり多いですし、質問からずれた作文をしてしまう場合もあります。質問意図からずれた解答をしてしまった場合にはゼロ点になることもあり得ます。

ですので、学校の先生や塾の先生に添削してもらえる場合には積極的にお願いしてみましょう!

模範解答を読み込んで覚えよう!

模範解答に関しては、しっかり読み込むようにしてください。読み飛ばしながら練習を進めていると点数はなかなか上がりません。

特に、解答にはあなたの書いた答えと違う発想のものが書かれているはずですから、それをしっかり覚えていけると本番でも何を書くべきか思いつきやすくなります。

参考書によっては、何パターンかの解答例がある場合もありますが、そのときには必ず別解も確認するようにしましょう。

英文自体を書くことに慣れることと同じくらい「自分の主張を瞬時に書き出せること」「正確な英語で論理的に答えられること」が重要ですから、この2つを意識して練習していきましょう。

慣れていないと「何を書こうかな」と迷ってしまいますが、迷っている時間はそれほどありませんから、瞬時に自分の主張を表現できるようになっておくのが好ましいです。

また凡ミスを減らし、質問に対する答えになっている文章を、論理的に書けると高得点が出ます。

また、模範解答は暗記しておくようにしましょう。全く同じ問題が出題されることはありませんが、模範解答の中に使いやすい表現があるはずですから、それを覚えておいて損はありません。

凡ミスや論理の飛躍があった場合、ミスを覚えてこう!

凡ミスや論理的でない文章を書いてしまうことは、本番でも起こりうることです。

特に時間に追われて焦っているときには、正しくない英文を書きがちです。

復習の段階で、凡ミスや論理の飛躍を見つけたら、「私はこういったミスをしやすいんだ」ということを覚えておきましょう。

同じミスをしないことが、ミスを減らす最善の方法です。

英検2級のライティングの練習におすすめの参考書3選

最後におすすめの参考書をご紹介します!

過去問については言うまでもなく大事なので、それ以外の参考書をここでは紹介します。

英検2級作文のオススメ参考書その1:「英検2級ライティング大特訓」

「英検2級ライティング大特訓」は、複数ジャンルの英作文を作成する練習ができる問題集です。

英検に頻出の8ジャンルから問題が収録されているため、本番を想定してあらゆる英作文にチャレンジすることができます。

英作文の基本となる構成を身につけることができ、添削例も掲載されているため本番で必要な語彙やポイントを効果的に抑えることができます。

最後には実践問題も8問収録。解答が様々な立場から作成されているのでモデルとして非常に参考にしやすいです。

英検2級英作文のオススメ参考書その2:「最短合格!英検(R)2級 英作文&面接完全制覇)」

「最短合格!英検(R)2級 英作文&面接完全制覇)」は、英作文と面接の出題には共通テーマがあるということに目をつけた問題集。

この参考書にはどちらの場合でも通用する英文ブロックが収録されており、それらを身につけることで英作文と面接の両方に対応できるだけの実力を身につけることができます。

両方について、どのような問題が出題されるのかという解説とそれに対する解答法が記載されています。

オリジナルの模擬問題も収録されているため、きちんと解き方を学んだ後に本番を意識した勉強に取り組むことができるのです。

英検2級英作文のオススメ参考書その3:「英検分野別ターゲット英検2級ライティング問題」

「英検分野別ターゲット英検2級ライティング問題」は、英作文の実際の採点基準に沿った勉強に取り組める問題集です。

英作文は適当に採点されているわけでなく当然基準があります。そのため「どういう基準で評価されるのか?」を把握してしまえば、効果的に高得点を狙うことができますよね。

解説には模擬解答が2通り掲載。多様な表現を知ることで、本番で英作文を書く時の自分のレパートリーを増やすことができるでしょう。


まとめ

英検2級のライティングで高得点を取るための書き方は以下の通りです。

  • 日本語で構成を書く
  • 英作文を「覚えたフレーズ」を使いながら書く
  • 見直しする

またライティングの勉強法は以下の通りです。

  • 「出題形式」「解答の構成テンプレート」「使える表現」を覚える
  • 過去問を試験時間通りに解く(添削してもらう)
  • 模範解答を読み込む&暗記する
  • 凡ミスや論理の飛躍があった場合、ミスを覚えておく

他の分野の勉強法についても詳しく知りたい場合はこちらを参考にしてみてください!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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