現代文の参考書使い方


『入試現代文へのアクセス完成編』は入試レベルの読解力を身につけるのにオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『入試現代文へのアクセス完成編』は、早慶上智など最難関私大を目指す人にオススメの参考書です。現代文でよく出題される単語がまとめられており、問題を解きながら単語の暗記もできます。

『入試現代文へのアクセス完成編』を1冊やり切れば、早慶レベルの入試問題でも高得点を取れるようになるでしょう。

今回の記事では『入試現代文へのアクセス完成編』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『入試現代文へのアクセス完成編』はどんな参考書?

それではまず『入試現代文へのアクセス完成編』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,026
  • 収録問題数
  • 16題
  • ページ数
  • 187ページ
  • 習得にかかる時間
  • 約1ヶ月
  • レベル
  • 発展編を解き終えた人、志望校が最難関私大の人

『入試現代文へのアクセス完成編』は、読解問題の総仕上げにふさわしい1冊です。文章の読み方や解法のポイントが詳しく載っているため、他の問題でも応用できるテクニックを身につけられるでしょう。

「現代文が得意」「志望校が早慶上智」という人は『入試現代文へのアクセス完成編』を使いましょう。

『入試現代文へのアクセス完成編』のメリット・デメリット

メリット

  • 解説が丁寧
  • 問題の種類が豊富
  • 現代文の用語の説明が充実している
  • 要約の練習ができる

デメリット

  • 国公立大の対策には向かない
  • 目標時間の記載がない

『入試現代文へのアクセス完成編』は解説が丁寧で、選択肢ごとに正解・不正解の
説明が書かれている点が特徴です。

解答例には200字程度の要約が載っているので、問題の中で重要なポイントを整理できます。難関大学で頻出の抽象的な文章を多く扱っているため、入試本番を想定した練習としても使用できるでしょう。

ただし、目標時間の記載がないため、自分で時間を決めて問題を解く必要があります。また、記述問題が中心の国公立大の対策をしたい人は別の参考書を使うことをオススメします。

『入試現代文へのアクセス完成編』がオススメな人

『入試現代文へのアクセス完成編』は以下のような人にオススメです。

  • 共通テストで9割以上を目指している人
  • 志望校が早慶上智の人
  • 現代文が得意で高得点を取りたい人
  • 定番の参考書で勉強したい人
  • 現代文重要単語をおさえながら勉強したい人
  • 記号問題・抜き出し問題・記述問題をバランスよく練習したい人

『入試現代文へのアクセス完成編』は、現代文を入試で得点源にしたい人にオススメの参考書です。難関大学で頻繁に出題される抽象的な文章問題を多く取り扱っています。

『入試現代文へのアクセス』は、基本的なレベルから順に「基本編」「発展編」「完成編」の3つがあります。

読解問題の解き方を学びたい人は、まず「基本編」を使って問題演習をするのがオススメです。「発展編」は、共通テストレベルの問題で高得点を取りたい人や志望校がGMARCH・関関同立の人にオススメです。

自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。

基本編・発展編については、以下の記事でも解説しています!

『入試現代文へのアクセス完成編』の使い方

ここからは具体的な『入試現代文へのアクセス完成編』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『入試現代文へのアクセス完成編』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
解き方のコツを意識しながら「どこに根拠があるか」印をつけて問題を解く
Step2.
丸付けをして解説をすべて読む
Step3.
間違いの選択肢がなぜ間違いなのか確認する
Step4.
本文中のわからなかった単語を調べて覚える

毎日の勉強時間は約1時間半です。

Step1.解き方のコツを意識しながら「どこに根拠があるか」印をつけて問題を解く

まずは、問題を一通り解きましょう。

その際に根拠が書かれている場所に印をつけてください。印をつけておくことで、解説を確認するときに「どこで間違えたのか」がわかりやすくなります。

また『入試現代文へのアクセス完成編』は、文中に掲載されている用語が解説されているので、問題を解くときに参考にしましょう。

Step2.丸付けをして解説をすべて読む

問題を一通り解いたら丸付けをして解説を「すべて」読みましょう。

ここでのポイントは、正解していた問題も含めて解説を読むことです。『入試現代文へのアクセス完成編』には、解答だけではなく問題文の後にも解説が載っているので、合わせて確認しましょう。

現代文では「たまたま正解していた」問題をそのままにしておくと次につながりません。そのため、必ず「自分が解いた根拠と合っているか」まで確認しましょう。

Step3.間違いの選択肢がなぜ間違いなのか確認する

選択問題の場合は、間違いの選択肢のどの部分が間違いなのかを確認しましょう。

この作業をくり返しすることで、選択問題を解くときに根拠を持って正解を選ぶ力が身につきます。

間違えた問題だけではなく、正解していた問題の選択肢も確認しましょう。

Step4.本文中のわからなかった単語を調べて覚える

最後に、読めなかった漢字や知らなかった熟語の意味を調べましょう。

知らなかった熟語の意味をノートに簡単にまとめておくと、スキマ時間に見直しができるのでオススメです。

ただし、この作業は10分程度で行い、時間をかけすぎないように注意してください。

2周目以降も同じステップで演習を行いましょう。

さらに余裕があれば、問題の要約にも挑戦することがオススメです。要約をすることで、文章の中で重要なポイントを整理できます。

ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けて読解力を向上させましょう。

より細かい現代文の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『入試現代文へのアクセス完成編』を使う際のペース配分

『入試現代文へのアクセス完成編』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、1日1時間の学習時間を確保し『入試現代文へのアクセス基本編』から取り組むことをオススメします。まずは、毎日継続して学習する習慣をつけましょう。

受験まで時間がない高校3年生の場合は「1日に3時間」取り組むことで、15日で完成させます。「高3の秋で演習量が足りていない」など、受験まで残りわずかな人のみ取り組みましょう。

『入試現代文へのアクセス完成編』を使う際の注意点

『入試現代文へのアクセス完成編』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 解説は正解した問題も確認しよう
  • 自分に合ったレベルの問題集を使用しよう
  • 要約にも挑戦しよう

問題を解いた後は解説をすべて読み、読解のポイントや解き方を確認しましょう。解説を読むことで、たまたま正解していた問題も理解を深められます。

また、問題を解いて要約まで行うことで重要なポイントを整理できて理解が深まるため、2周目以降で余裕がある人は要約に取り組んでください。

『入試現代文へのアクセス』は基本編・発展編・完成編の3部作があるため、自分のレベルに合わせて問題集を選びましょう。『入試現代文へのアクセス完成編』は、基礎編・発展編を解き終えて、読解問題の総仕上げをしたい人にオススメです。

まとめ

最後にもう一度『入試現代文へのアクセス完成編』がオススメな人を確認しましょう。

  • 共通テストで9割以上を目指している人
  • 志望校が早慶上智の人
  • 現代文が得意で高得点を取りたい人
  • 定番の参考書で勉強したい人
  • 現代文重要単語をおさえながら勉強したい人
  • 記号問題・抜き出し問題・記述問題をバランスよく練習したい人

最難関私大を目指す人や現代文を得点源にしたい人などは『入試現代文へのアクセス完成編』を使って読解問題に磨きをかけましょう!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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