第33回【忘れてもOK!完璧を目指すな!】
このLINEでは10月末までにはキリの良い所まで進めて欲しいと何度か話しているので、
その目標に向けて頑張っているなら、各参考書の2周目や2冊目に取り組んでいるはず。
※過去配信を参照
>>https://daigakujukensenryaku.com/line20210903/
1周目に勉強していたのに「忘れた」ものがあることをネガティブに捉えていませんか?
今回は2周目、2冊目以降の勉強のアドバイスです!
忘れるのは当たり前!ネガティブになるな!
問題集の2周目を進めていると、1周目に自力で解けなくて、解説を読んで、しっかり復習したのに、
それでも2周目に忘れていてショックを受けた経験はありませんか?
記憶力が低い
とネガティブになる人がいますが、「忘れる」というのは誰でも起こりうること。
東大や国公立医学部に現役で受かる受験生だって、問題集の2周目は全然覚えていない物ですし、
単語帳のような暗記物は3周しても4周しても覚えていないものが大量に残っているものです。
自分を低く見積もる必要は全くありません。
また1周目は「知らなかった」問題も、2周目には「忘れた」問題になっていることも多いはず。
「知らない」から「忘れた」に成長していますよね。
その成長に気付きながら進むことが出来れば、メンタル的に健康な状態で受験勉強を進めることが出来ます。
参考書&問題集で完璧は目指すな!
過去問に入るまでに全科目全参考書を「完璧に解ける状態」「完璧に覚えた状態」にする必要はありません。
思い出してほしいのは志望校の合格最低点。
大学受験の合格最低点は低い大学で50%程度、高い大学でも80%を超えることはほとんどありません。
ですので、基本的なことを完璧に習得しておく必要があったとしても、応用問題や発展的な知識の全てを完璧に理解して暗記しておく必要はありません。
2周目で70~80%、3周目で80~95%程度理解できているようなら、次の参考書に進むか、過去問に進むかで十分ということを覚えておいてください。
過去問をしながら知識の穴を埋める
過去問演習の目的は「問題形式に慣れること」「時間配分に慣れること」「知識の穴を埋めること」です。
特に「知識の穴を埋める」のは全ての受験生が、受験本番ギリギリまで進める作業です。
まだまだ受験までは時間がありますし、参考書では覚えにくいと思って完璧にできなかった部分も、過去問演習をしながらの方が覚えやすいことがあります。
過去問演習の方が制限時間的にもプレッシャーがありますし、点数が具体的に出る意味でもプレッシャーがあるからですね。
逆に参考書では過去問では出題のないような細かい内容まで書かれてあることもありますので、
完璧を目指しすぎず、そして忘れていることもネガティブに捉えることなく淡々とやるべきことを進めていきましょう。
まとめ
今回は「参考書の2周目以降を進めるときのアドバイス」をしました!
次回は受験勉強に必要な「スピード感」について解説します!お楽しみに!