『Z会現代文のトレーニング入門編』は、まだ現代文の勉強をしたことがない人が、文章読解の基礎力を身につけるのにオススメな参考書です。現代文の読み方が分かる詳しい解説がついているため、読解力に自信がない人でも挑戦しやすいです。
『Z会現代文のトレーニング入門編』を1冊やり切れば、文章読解のコツが理解できるでしょう。
今回の記事では『Z会現代文のトレーニング入門編』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『Z会現代文のトレーニング入門編』はどんな参考書?
それではまず『Z会現代文のトレーニング入門編』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 価格
- ¥1,100
- ページ数
- 224ページ
- 出題数
- 19題
- 習得にかかる時間
- 30時間
- レベル
- これから現代文の勉強を始める人
『Z会現代文のトレーニング入門編』は、現代文の学習を始めるのにふさわしい1冊です。現代文が苦手な人でも、文章読解の基礎力を身につけられます。
「現代文を基礎から勉強したい」「現代文が苦手」という人は『Z会現代文のトレーニング入門編』を使いましょう。
『Z会現代文のトレーニング入門編』のメリット・デメリット
メリット
- 7種類の分野が掲載されており、さまざまな問題に触れられる
- 別冊で読解のポイントがマークしてあるため読みやすい
- 解説が充実している
- 問題文自体の説明がある
- 解説に語彙の説明がある
デメリット
- 文章を読むこと自体が苦手な人には難しい
- 解説が長いため読むのに時間がかかる
『Z会現代文のトレーニング入門編』は、解説が手厚いため初心者でも使いやすいです。また、全19題の厳選した問題が掲載してあり、毎日1題ずつ取り組めるため、短時間で勉強できます。
しかし、解説が長いため文章を読むのが苦手な人は難しく感じるかもしれません。問題自体は難しくないため、時間がかかっても解説を理解できるまで根気強く読みましょう。
『Z会現代文のトレーニング入門編』がオススメな人
『Z会現代文のトレーニング入門編』は以下のような人にオススメです。
- 現代文の勉強に初めて取り組む人
- まだ高1,2で受験まで時間がある人
- 文章の読み方が分からない人
- 感覚で現代文を解いている人
- 文章読解に自信がない人
- 現代文の基礎力を身につけたい人
『Z会現代文のトレーニング入門編』は、現代文が苦手な人にオススメの参考書です。まだ現代文の学習を始めていない人が取り組む1冊目の参考書としても使えます。
しかし『Z会現代文のトレーニング入門編』は、解説が手厚い反面、読むのに時間がかかります。そのため、文章を読むこと自体が苦手な人には難しいかもしれません。文章が苦手な人は、まず『出口のシステム現代文 ベーシック編』に取り組むのがオススメです。
『出口のシステム現代文ベーシック編』については以下の記事でも解説しています!
『Z会現代文のトレーニング入門編』の使い方
ここからは具体的な『Z会現代文のトレーニング入門編』の使い方をチェックしていきましょう!どんなによい参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『Z会現代文のトレーニング入門編』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 答えを見ずに問題を解く
- Step2.
- 解答を読んで自分の考え方と見比べる
- Step3.
- 解説の手法に基づいて、もう一度問題を解く
Step1.答えを見ずに問題を解く
まずは自分の考え方で問題を解きましょう。答え合わせの際に、なぜその答えになったのか自分の考え方を確認できるようにノートへメモを残すのも大事です。
集中力をアップさせるためにも「ただなんとなく答える」のではなく、思考を言語化しながら解答しましょう。
Step2.解答を読んで自分の考え方と見比べる
解答の前に問題文自体の解説もあるため、どちらも理解できるまで読み込みましょう。また、解答の考え方が自分の考え方と合っているのか、ノートを確認しながらチェックしてください。
ただし、解説が長いからといって読み飛ばしてはいけません。必ず正解していた問題も含めて、時間がかかってもいいので、隅々まで読みましょう。
『Z会現代文のトレーニング入門編』は、別冊の重要箇所チェック問題文があります。解説を読む際は、別冊も一緒に読むのがオススメです。
Step3.解説の手法に基づいて、もう一度問題を解く
一度解いて満足するのではなく、くり返し復習することが重要です。
ただし、2周目以降は答えを覚えて書くのではなく、解き方が身についているかチェックするのが目的です。解答に記載してある考え方が身につくまで、くり返し解きましょう。
より細かい現代文の勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『Z会現代文のトレーニング入門編』を使う際のペース配分
『Z会現代文のトレーニング入門編』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで学習していきましょう。
まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、週に1~2題ずつ丁寧に解くのがオススメです。解き方が身につくまで復習し、完璧になるまでくり返しましょう。
部活動で忙しくて時間が取れないという人は、週末などまとめて時間が取れる日に1題ずつ挑戦しましょう。解き方を忘れないように、平日は問題文を読み直して解き方を復習するのが大事です。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、毎日1題ずつ解きましょう。毎日取り組むことで復習を行っても1カ月以内に終えられます。
『Z会現代文のトレーニング入門編』を使う際の注意点
『Z会現代文のトレーニング入門編』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 自分の考え方をノートに書き残す
- 分からない語彙は解説や辞書で確認して覚える
- 解説を熟読する
- 解き方が身につくまで復習する
文章読解は解き方が重要です。「なんとなく解いている」という状態では点数はアップしません。自分の考え方をノートに書き残し、答え合わせの際は「解答と何が違うのか」を比較するのがオススメです。
また、分からない語彙などがある場合は、解答や辞書で調べて暗記するのも重要です。
解き方を完璧に理解するまで解説を熟読し、身につくまでくり返し解いて文章読解の基礎を身につけましょう。
まとめ
最後にもう一度『Z会現代文のトレーニング入門編』がオススメな人を確認しましょう。
- 現代文の勉強に初めて取り組む人
- まだ高1,2で受験まで時間がある人
- 文章の読み方が分からない人
- 感覚で現代文を解いている人
- 文章読解に自信がない人
- 現代文の基礎力を身につけたい人
現代文に初めて取り組む人や、現代文に苦手意識がある人は『Z会現代文のトレーニング入門編』で文章読解の基礎力を身につけましょう。
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