『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は、現代文の読解ルールを身につけたい人にオススメの参考書です。例題と実践演習の2部構成で丁寧な解説が載っているので、現代文に苦手意識がある人も使えます。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』を1冊やり切れば、現代文の解き方を理解して定期テストで高得点を取れるようになるでしょう。
今回の記事では『ゼロから覚醒はじめよう現代文』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』はどんな参考書?
それではまず『ゼロから覚醒はじめよう現代文』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,100
- 収録問題数
- 6回分
- ページ数
- 176ページ
- 習得にかかる時間
- 2週間
- レベル
- これから現代文の勉強を始める人、現代文が苦手な人
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は、大学受験の現代文の一歩目にふさわしい1冊です。現代文で守るべきルールや正しく読み解くための方法が掲載されています。
「現代文が苦手」「まだ受験生ではないのでじっくり基礎を始めたい」という人は『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』を使いましょう。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』のメリット・デメリット
メリット
- 例題で内容を理解してから演習ができる
- 文法の解説が丁寧
- イラストで視覚的に理解できる
デメリット
- 問題量が少ない
- レベルの高い問題は少なめ
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は、現代文が苦手な人でも理解しやすいように、イラストも交えた解説が載っているのが特徴です。
読解問題を解く際に必要な文法を例題で理解してから実践問題を解くため、すぐにアウトプットができます。
ただし、基礎的な問題が多く全体の問題量は少ないため、問題演習を中心に取り組みたい人やレベルの高い問題を解きたい人にはオススメしません。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』がオススメな人
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は以下のような人にオススメです。
- 大学受験に向けてはじめて現代文を学習する人
- まだ高1、2で受験まで時間がある人
- 苦手な現代文を克服したい人
- 現代文の得点が安定せずに困っている人
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は基礎から現代文をしっかり固めたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1、2年生が現代文を勉強する足掛かりとしても使えます。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』では、現代文の基礎である「読解問題の解き方」を理解できます。
インプットが終わったら『システム現代文』を使って、問題演習によって知識を定着させましょう。自分の進捗や志望校に合わせ参考書も徐々にレベルアップするとよいでしょう。
『システム現代文』については、以下の記事でも解説しています!
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』の使い方
ここからは具体的な『ゼロから覚醒はじめよう現代文』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 解き方のコツを意識しながら「どこに根拠があるか」印をつけて問題を解く
- Step2.
- 丸付けをして解説をすべて読む
- Step3.
- 間違いの選択肢が「なぜ間違いなのか」を確認する
- Step4.
- 本文中のわからなかった単語を調べて覚える
毎日の勉強時間の目安は約1時間半です。
Step1.解き方のコツを意識しながら「どこに根拠があるか」印をつけて問題を解く
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は、例題と実践問題の2部構成となっているため、まずは例題を解いて解き方を理解しましょう。
解き方を理解できたら、次に実践問題を解きます。実践問題を解く際は、例題で学習した解き方のコツを意識してください。
問題を解く際は、根拠となる部分に印をつけておきましょう。印をつけておくことで、解説を確認するときに「どこで間違えたのか」がわかりやすくなります。
Step2.丸付けをして解説をすべて読む
一通り問題が解けたら丸付けをして解説をすべて読みましょう。理解できていなかった部分は解説や例題を確認してください。
また、正解していた場合でも、解説を読み飛ばさずにすべて読むことが大切です。
現代文では「たまたま正解していた」問題をそのままにしておくと次につながりません。そのため、必ず「自分が解いた根拠と合っているか」まで確認しましょう。
Step3.間違いの選択肢が「なぜ間違いなのか」を確認する
解説を読み終わったら、選択問題の場合は間違いの選択肢が「なぜ間違いなのか」を確認しましょう。
この作業をくりかえすことで、選択問題を解くときに根拠を持って正解を選ぶ力が身につきます。
間違えた問題だけではなく、正解した問題でも確認してください。
Step4.本文中のわからなかった単語を調べて覚える
最後に、本文中でわからなかった単語を調べて覚えましょう。
知らなかった熟語の意味をノートに簡単にまとめておくと、スキマ時間で見直しできるためオススメです。
ただし、この作業は10分程度で行い、時間をかけすぎないように注意してください。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は、最低でも2周はくり返し問題を解きましょう。2周目は1周目で間違えた問題を正解できるように意識して取り組んでください。
より細かい現代文の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』を使う際のペース配分
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
部活動で忙しくて時間が取れないという人は「2日に1回」学習することで、1ヶ月での完成を目標にします。もっと忙しければ「週末のみ」の学習で、2ヶ月で完成させてもよいでしょう。
受験まで時間がない高校3年生の場合は「1日2時間」学習することで、約10日で完成させます。
ただし『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は大学受験の入門書のため、高3の夏休み前までには取り組むことが望ましいです。「高3の秋だけど基礎が固まっていない」など、現代文が苦手で解き方を復習したい人のみ取り組みましょう。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』を使う際の注意点
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 継続して勉強しよう
- 解説を読み飛ばさないようにしよう
- くり返し問題を解いて知識を定着させよう
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は現代文の読解問題で得点を安定させるための「読むルール」が学べる参考書です。
前回勉強したときから期間が空いてしまうと、学んだことを忘れてしまう可能性があります。復習をするにも時間がかかってしまうため、期間を空けずに継続して学習しましょう。
問題を解いた後は、必ず解説を読んでください。特に、間違えた問題は「どこで間違えたのか」を理解することで、2周目以降で正解できるようになります。
また、問題は最低でも2周は取り組むようにしましょう。問題をくり返し解くことで知識が定着します。
まとめ
最後にもう一度『ゼロから覚醒はじめよう現代文』がオススメな人を確認しましょう。
- 大学受験に向けてはじめて現代文を学習する人
- まだ高1,2で受験まで時間がある人
- 苦手な現代文を克服したい人
- 現代文の得点がせずに困っている人
現代文に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』を使って読み方のルールを理解しましょう!
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