『現代文プラチナルール』は、高校基礎レベルの現代文を身に付けたい人にオススメの参考書です。問題の解き方にフォーカスしているため、現代文に苦手意識がある人も使えます。
『現代文プラチナルール』を1冊やり切れば、共通テストの問題も解けるようになるでしょう。
今回の記事では『現代文プラチナルール』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『現代文プラチナルール』はどんな参考書?
それではまず『現代文プラチナルール』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,430
- ページ数
- 192ページ
- 習得にかかる時間
- 40時間
- レベル
- これから現代文の勉強を始める人、問題演習量を確保したい人
『現代文プラチナルール』は、現代文対策の一歩目にふさわしい1冊です。
現代文入試で頻出の問題形式(内容説明や理由説明、空所補充など)ごとで必要な、正解を導くための考え方を「プラチナルール」として紹介しています。そのため、現代文の基礎に不安がある人でも、解き方を確認しながらじっくり勉強できます。
「現代文が苦手」「基礎から学んで問題を解けるようにしたい」という人は『現代文プラチナルール』を使いましょう。
『現代文プラチナルール』のメリット・デメリット
メリット
- 問題の解き方に関するルールを学べる
- 種類別にテーマがまとまっている
- 苦手な問題に特化して勉強できる
デメリット
- 難関大対策には物足りない
『現代文プラチナルール』は、入試頻出の分野ごとに問題の解き方を解説しているため、初心者でも使いやすくなっています。種類別にテーマがまとまっているため、苦手な分野にフォーカスして勉強できます。
『現代文プラチナルール』1冊に取り組めば、現代文の問題の解き方をしっかり固められるでしょう。汎用性のある解き方が身に付くので、なるべく早く取り組むのがオススメです。
現代文プラチナルールがオススメな人
『現代文プラチナルール』は以下のような人にオススメです。
- 現代文が苦手でこれから本格的に勉強を始めたい人
- 現代文の演習量を確保したい人
- さまざまなテーマの問題に取り組みたい人
- 何から始めたらいいかわからない人
- いつもなんとなく現代文の問題を解いている人
『現代文プラチナルール』は、基礎から現代文をしっかり固めたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1,2年生が現代文を勉強する足掛かりとしても使えます。
『現代文プラチナルール』の使い方
ここからは具体的な『現代文プラチナルール』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『現代文プラチナルール』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- プラチナルール(解き方の説明)を読んでから問題を解く
- Step2.
- 丸つけをして解説をすべて読む
- Step3.
- 間違いの選択肢が「なぜ間違いなのか」を確認する
- Step4.
- 本文中のわからない単語を調べて覚える
Step1.プラチナルール(解き方の説明)を読んでから問題を解く
『現代文プラチナルール』は、プラチナルール(解き方の説明)と実践問題の2部構成となっています。まず具体的なポイントを読んで解き方を理解しましょう。
解き方を理解できたら、プラチナルールで押さえたポイントを意識しつつ実践問題を解きます。実戦問題は、実際に出題された過去問から厳選された良問ばかりです。
問題を解く際は、根拠となる部分に印をつけておきましょう。印をつけておくことで、解説を確認するときに「どこで間違えたのか」がわかりやすくなります。
Step2.丸つけをして解説をすべて読む
一通り問題が解けたら丸つけをして解説をすべて読みましょう。『現代文プラチナルール』では、各問題の考え方をステップごとに解説しているため、順を追って着実に理解できます。
また、正解していた場合でも、解説を読み飛ばさずすべて読むことが大切です。現代文では「たまたま正解していた」問題をそのままにしておくと、入試で類似問題が出題されたときに対応できません。とくに現代文の入試では、今まで読んだことがない文章を解くため、必ず「自分が解いた根拠と合っているか」まで確認して正しい考え方を身に付けましょう。
Step3.間違いの選択肢が「なぜ間違いなのか」を確認する
解説を読み終わったら、間違いの選択肢が「なぜ間違いなのか」を確認しましょう。
この作業をくりかえすことで、選択問題を解くときに根拠を持って正解を選ぶ力が身に付きます。
間違えた問題だけではなく、正解した問題でも確認してください。
Step4.本文中のわからない単語を調べて覚える
最後に、本文中でわからなかった単語を調べて覚えましょう。
知らなかった単語や熟語の意味をノートに簡単にまとめておくと、スキマ時間で見直しできるためオススメです。
ただし、この作業は10分程度で行い、時間をかけすぎないように注意してください。
より細かい現代文の覚え方については、以下の記事で詳しく解説しています!
『現代文プラチナルール』を使う際のペース配分
『現代文プラチナルール』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、「1日1ルールに取り組む」ことで、35日間での完成を目指します。その後も2周目に取り組み、解き方を身に付けましょう。
部活動で忙しくて時間が取れないという人は、「1日1題取り組む」ことで19日間での完成を目標にします。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、「1日1テーマに取り組む」ことで8日で完成させます。ただし、このやり方は短期的に詰め込む必要があるため、相当な覚悟が必要です。「高3の秋だけど基礎が固まっていない」など、受験まで残りわずかな人のみ取り組みましょう。
『現代文プラチナルール』を使う際の注意点
『現代文プラチナルール』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 「プラチナルール」を読んでから問題を解く
- 解答を再現できるまで解き直す
問題を解く際は、必ず「プラチナルール」と呼ばれる問題の解き方を読んでから取り組みましょう。
プラチナルールは、現代文の攻略に必要なポイントを押さえた重要なものばかりです。入試本番でこのプラチナルールを引き出しながら解けるように、ルールを使って解く練習を積みましょう。
また、一度問題を解いただけでは解き方は身に付きません。プラチナルールに記載された考え方を用いて解答を再現できるまで解き直しましょう。
まとめ
最後にもう一度『現代文プラチナルール』がオススメな人を確認しましょう。
- 現代文が苦手でこれから本格的に勉強を始めたい人
- 現代文の演習量を確保したい人
- さまざまなテーマの問題に取り組みたい人
- 何から始めたらいいかわからない人
- いつもなんとなく現代文の問題を解いている人
現代文に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、現代文の問題を解く足掛かりとして使いましょう!
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