『理系大学受験 化学の新演習』は、最難関の国公立レベルの化学を解けるようになりたい人にオススメの参考書です。実際の入試問題や難易度の高い問題が383題収録されており、化学の各分野でレベルアップを図れます。
『理系大学受験 化学の新演習』に取り組めば、最難関大学での入試問題に対応できるようになるでしょう。
今回の記事では『理系大学受験 化学の新演習』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『理系大学受験 化学の新演習』はどんな参考書?
それではまず『理系大学受験 化学の新演習』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,870
- ページ数
- 224ページ
- 習得にかかる時間
- 4か月
- レベル
- 最難関国公立や早慶を目指す人向け
『理系大学受験 化学の新演習』は、最近の大学入試問題の中から、頻出問題や実力強化に役立つ重要問題など383題を収録した問題集です。各問題には★印の数で難易度が表示されており、徐々にレベルを上げながら演習することができます。
「難関国公立や早慶の入試で化学を得点源にしたい」「難しい模試も解けるようになりたい」という人は『理系大学受験 化学の新演習』を使いましょう。
『理系大学受験 化学の新演習』のメリット・デメリット
メリット
- 化学の各分野で難関大で合格点を取れるレベルまで仕上げられる
- 実際に大学入試で出された問題にチャレンジできる
- 解説が非常に詳しい
デメリット
- 難しい問題しかないので『重要問題集』レベルが解ける人にしか適さない
- 仕上げるまでにかなり時間がかかる
『理系大学受験 化学の新演習』では、実際の大学入試で出題された問題に挑戦できます。実際の入試問題や頻出問題を解くことで、難関大で合格点を取れるレベルまで引き上げられるでしょう。
ただし、難しい問題しか収録されていないため、全く解けないと感じる方は一つ前のレベルの『重要問題集』を仕上げてから取り組むとよいでしょう。
『理系大学受験 化学の新演習』がオススメな人
『理系大学受験 化学の新演習』は以下のような人にオススメです。
- 東大や京大などの問題で高得点を狙いたい人
- 国公立医学部や早慶の化学で他の受験生に差を付けたい人
『理系大学受験 化学の新演習』は、東大や京大などの問題で高得点を狙いたい人にオススメの参考書です。国公立医学部や早慶の入試で他の受験生に差を付けられるようになります。
難しすぎて全く解けないという人は、1つ前のレベルの『化学重要問題集』も活用しましょう。
『化学重要問題集』については、以下の記事で解説しています!
https://daigakujukensenryaku.com/ph-text-juuyou-mondaishuu/
『理系大学受験 化学の新演習』の使い方
ここからは具体的な『理系大学受験 化学の新演習』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『理系大学受験 化学の新演習』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 時間を計りながら問題を解く
- Step2.
- 解説を丁寧に読む
- Step3.
- 間違えた問題は解説を閉じて解き直す
- Step4.
- 資料集の該当範囲に目を通す
- Step5.
- 間違えた問題に印をつける
- Step6.
- 2周目以降は間違えた問題だけ取り組む
Step1.時間を計りながら問題を解く
まずは、時間を計りながら問題を解きます。ダラダラと解くのではなく、制限時間を設けて進める癖をつけましょう。制限時間を設けることで、モチベーションの維持にもつながります。
Step2.解説を丁寧に読む
問題を解き終わったら、間違えた問題はもちろん、正解した問題の解説も丁寧に読みます。しっかり「正解の根拠」まで合っているかチェックすることで、入試で類似問題が出題された際に対応できます。
Step3.間違えた問題は解説を閉じて解き直す
解説を閉じて、間違えた問題を解き直します。難関大レベルになると記述問題も増えるので、解説を読み込み、入試本番で模範解答通りの答案を作れるようにしましょう。
Step4.資料集の該当範囲に目を通す
資料集の該当範囲にも目を通しておくのがよいでしょう。ただし、時間をかけすぎず、5〜10分程度で覚えきれていない部分を重点的に確認すればOKです。
Step5.間違えた問題に印をつける
1周目で間違えた問題や解けなかった問題には印を付けておきます。2周目では解けるように備えましょう。
Step6.2周目以降は間違えた問題だけ取り組む
2周目以降は、間違えた問題のみ解きます。解けない問題が無くなるまで繰り返し取り組みましょう。
より細かい化学の問題演習の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『理系大学受験 化学の新演習』を使う際のペース配分
『理系大学受験 化学の新演習』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。1日5問進めれば2か月半で1周、2周目3周目を考慮しても4か月程度で完成します。
過去問演習の時期と被る時期に取り組む可能性が高いはずですが、11月以降は過去問演習を優先するのが重要です。
途中までになっていても、諦めてまずは過去問演習に取り組んでください。
『理系大学受験 化学の新演習』を使う際の注意点
『理系大学受験 化学の新演習』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 難しいと感じたら前の問題集や教科書に戻ろう
- 解けなかった問題は理解してから次の問題に進もう
- 必ず自力で間違い直しをしよう
- 過去問の時期が来たら過去問演習を優先しよう
『理系大学受験 化学の新演習』は、何周も取り組んで解けない問題を克服する必要があるので、あまり時間をかけてもいけません。そのため、あまりに難しくて全く解けない場合には、前の問題集に戻ったり教科書を読み込んだりしましょう。
解けなかった問題の解説はとくにしっかりと読み込み、理解してから次の問題に進むようにしてください。
また、間違い直しをする際は、自分でしっかり計算したり記述したりすることが大切です。解説を読んで納得するだけでは身につきません。とくに計算は、自力で訓練しないと本番で失敗してしまいます。
また、学校の授業が遅いと『重要問題集』や『新演習』は、過去問演習の時期と被りがちです。できれば10月中(遅くとも11月中旬)には問題集を終わらせて、過去問演習や共通テスト対策を優先しましょう。中途半端な所で切り上げてしまってもOKです。
まとめ
最後にもう一度『理系大学受験 化学の新演習』がオススメな人を確認しましょう。
- 東大や京大などの問題で高得点を狙いたい人
- 国公立医学部や早慶の化学で他の受験生に差を付けたい人
東大や京大などの問題で高得点を狙いたい人や、国公立医学部や早慶の化学で他の受験生に差を付けたい人は、難関大レベルの入試対策に役立てましょう!