『スタディサプリ』は、教科書の内容が理解できない人にオススメの教材です。有名講師が映像で解説してくれるため、化学が苦手な人でもイチから学ぶことができます。
『スタディサプリ』をマスターすれば、問題演習のための基礎が完成するでしょう!
今回の記事では『スタディサプリ』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『スタディサプリ』はどんな教材?
それではまず『スタディサプリ』がどんな教材なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥2,178(ベーシックコース月額)
- 講座数
- 無機編:スタンダード12講、有機編:トップ・ハイレベル27講、理論編:トップ・ハイレベル48講
- 習得にかかる時間
- 約3ヶ月
- レベル
- 教科書の内容が理解できない人、化学の基礎を押さえたい人
『スタディサプリ』は、定額で有名講師の映像授業が見放題になるサービスです。教科書レベルの化学の基本を理解するのに活用しましょう。学校の授業で「先生の言ってることがよくわからなくて不安」という人も、化学の基礎をじっくり学ぶことができます。
「化学が苦手」「まだ受験生ではないのでじっくり基礎を始めたい」という人は『スタディサプリ』を使いましょう。
『スタディサプリ』のメリット・デメリット
メリット
- 映像授業でイチから学べる
- 有名講師が解説してくれるのでわかりやすい
- 定額料金で何度でも見られる
デメリット
- 集中しないと眺めるだけになってしまう
『スタディサプリ』は、映像授業で化学の全範囲を学ぶことができます。有名講師の授業が受けられるので、化学を未習の人でも取りかかりやすいです。月額料金以外には追加料金なしで何度でも授業を見られるので、塾や予備校で勉強するより費用を抑えられます。
ただし、集中して映像授業を受けないと、眺めるだけになり時間をムダにしてしまうので注意が必要です。
『スタディサプリ』がオススメな人
『スタディサプリ』は以下のような人にオススメです。
- 教科書の内容が理解できない人
- 定期テストでいつも50点を取れない人
- 過去に習った範囲を忘れている人
- 何から化学の勉強を始めたらいいかわからない人
- まだ習っていない範囲の予習をしたい人
『スタディサプリ』は、学校の授業についていけない人にオススメの教材です。まだ受験勉強が始まっていない高校1・2年生が化学を勉強する足掛かりとしても使えます。
講座は学年・レベル別に豊富に準備されています。高1・高2の場合は「ベーシックレベル」、高3の場合は以下3つのレベル別に各分野の講座があります。
- トップレベル:有機編、理論編
- ハイレベル:有機編、理論編
- スタンダードレベル:無機編、有機編、理論編
受験生が習った範囲の復習で使うなら「スタンダードレベル」、高1・2年生が未習範囲の予習として使うなら「ベーシックレベル」を受講しましょう。自分の理解度に合わせて『スタディサプリ』を活用するのが最適です。
『スタディサプリ』の使い方
ここからは具体的な『スタディサプリ』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い教材でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『スタディサプリ』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- テキストを印刷する
- Step2.
- 集中して映像授業を視聴する
- Step3.
- 授業で解説された問題を自力で解く
- Step4.
- 確認問題を解く
Step1.テキストを印刷する
映像授業を見る前に、必ず手元にテキストを準備しましょう。準備する理由は、ノートに書き写す手間を少しでも省くためです。テキストに直接書き込むことができれば、効率よく学習を進められます。
スタディサプリではPDF版のテキストを無料でダウンロードして印刷することができます。ページ数が多くなると印刷代が高くなるので、有料のテキスト冊子を購入することも検討するとよいでしょう。テキスト冊子の場合は、配送に時間がかかるため注意が必要です。
Step2.集中して映像授業を視聴する
テキストの準備ができたら、集中して授業を受けましょう。化学は覚えることが多いので、1回の視聴ですべて覚えきるつもりで視聴できるとベストです。そうすれば、後で「覚え直す」作業をせずに済みます。
Step3.授業で解説された問題を自力で解く
視聴後に、授業で解説された問題を自力で解けるか確認しましょう。分かったつもり・覚えたつもりにならないよう注意です。
Step4.確認問題を解く
最後に、付属の確認問題を解きましょう。授業を理解できていれば、簡単に解けるはずです。解けなかった問題は、テキストを見直してその日のうちに復習しましょう!
時間に余裕のある人は、資料集の該当箇所にも目を通しておきましょう。たとえ1回で覚えられなくても、問題演習をしているうちに覚えることができます。ここでは覚えきる意識で、目を通しておくことが重要です。
『スタディサプリ』を使う際のペース配分
『スタディサプリ』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで進めていきましょう。
基本的には、毎日1時間を使って「授業を視聴する→確認問題を解く」という流れを繰り返しましょう。苦手分野のみ対策したい人は、その分野だけ勉強することも可能です。有機なら約22日、無機なら約17日、理論なら約24日で1周できます。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、1ヶ月で終わらせることを目安として、紹介した方法の倍のペースで進めていきましょう。その際にも、わからないところをそのままにしないよう注意してください。
『スタディサプリ』を使う際の注意点
『スタディサプリ』を使う際は以下の3点に注意しましょう。
- 高3の夏休み前までに終わるペース配分で進める
- 不安になっても前の単元に戻らない
- 『スタディサプリ』だけでは成績があがらないことを把握する
高3の夏休み前までに、全範囲を終えるペースで勉強を進めましょう。高校の授業が遅いときは、積極的に予習で『スタディサプリ』を活用してください。
また『スタディサプリ』の学習は、先へ先へと進めることが大切です。不安になって前の単元に戻っていると、いつまで経っても次の範囲へ進めず、進まないことが新たな不安の種になってしまいます。「前の単元には戻らないぞ!」と覚悟を決め、最初から1回で覚える意識を持っていた方が、集中して視聴できますよ。
最後に『スタディサプリ』は、あくまで化学の基本を固めるための教材です。『スタディサプリ』をマスターした後、問題演習をすることで成績アップに繋がります。それまでは我慢の期間ですが、しんぼう強く取り組みましょう!
まとめ
最後にもう一度『スタディサプリ』がオススメな人を確認しましょう。
- 教科書の内容が理解できない人
- 定期テストでいつも50点取れない人
- 過去に習った範囲を忘れている人
- 化学の勉強を何から始めたらいいかわからない人
- まだ習っていない範囲の予習がしたい人
化学に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人は、基礎固めの第一歩として活用してください。